「油断はしないほうが良いぞ。この世界には俺達ですら瞬殺されるような化物はいくらでもいるんだろうから」
メインデータ | |||
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名前 | ブレイン・アングラウス brain unglaus | ||
種族 | 人間種(人間) | ||
分類 | 現地出身 | ||
異名 | 武の求道者 | ||
役職 | なし | ||
住居 | なし | ||
属性 | ? | カルマ値:? | |
種族レベル | 人間種のため種族レベル無し | ||
職業レベル | ジーニアス/ファイター ソードマスター ケンセイ など | ?.Lv ?.Lv ?.Lv 残り?.Lv | |
合計 | ? | ||
登場 | 『オーバーロード5 王国の漢たち(上)』-375 | ||
サブデータ | |||
誕生日 | 中風月10日 | 身長 | ? |
年齢 | ? | 性別 | 男 |
趣味 | 刀の訓練(強くなること全般) | 家族 | ? |
登場 | web 書籍 | 声優 | 遊佐浩二 |
人気投票 | 25位 | タレント | 集中力のキャパシティ増加*1 |
概要
ブレイン・アングラウスとは、元々は農夫だったにもかかわらず、リ・エスティーゼ王国の御前試合でガゼフと戦うまでは、常勝無敗だった剣の天才。王国最強の戦士であるガゼフ・ストロノーフとほぼ互角の戦士として名高い。二度の挫折を乗り越えて成長している。通称「爪切り」
書籍とweb版で扱いが大きく異なり、web版は吸血鬼化してシャルティアの手下。
外見
ほっそりとした体躯だが、肉体が鋼鉄のように引き締まり、筋肉トレーニングではなく戦の中で鍛え上げた身体をしている。髪は適当に切っているため、ボサボサに四方に伸びている。髪は染めている*2。鋭い瞳は茶色。顎には無精髭がカビのように生えている。
服装は鎖着と、ベルトに武器の刀と、陶器のポーション瓶が入った皮のポーチを下げている。アクセサリーに、防御魔法の込められたネックレスと指輪を装備している。*3
性格
剣の高みを目指すという事についてはかなり貪欲。ガゼフに敗北したことで更に強さを求めるようになり、人間を斬る機会が多い傭兵兼盗賊の『死を撒く剣団』に入団している。
強くなるためにありとあらゆるものを投げ捨てたが、シャルティアの圧倒的強さに完膚なき敗北を喫し、自分はゴミを必死に磨いて喜んでいたと理解し絶望から抜け殻となる。
その後、セバスとクライムに出会い自分を見つめ直すきっかけを得て人間的に成長している。
ガゼフより強くなるためにした犯罪などに罪悪感や後悔はないらしいが*4、開き直っているわけではなく、自分は綺麗な人間ではないと自覚している。
自分を強化するアイテムを探すという点で、実は買い物好き*5。
ポーションは振りかけるより飲み干したほうがより効果があると思っている*6。※ポーションは飲まなくても一定以上の量を体に振りかけるだけで効果を発揮する*7。
強さ
剣の天才でガゼフと互角の実力を持つ。武技使用に使う『集中力のキャパシティが増えるタレント』を持つ*8。14巻では英雄の領域に到達しガゼフを超えた*9。コキュートスは40レベルあたりと判断した(武技による向上分含む?)*10。ガゼフの師匠のヴェスチャーの協力で六光連斬を習得したが、究極の武技(個として最強の武技)は習得できなかった*11。
ガゼフに勝利することは叶わなかったが、ガゼフですら制御できない命中率の低い武技である<四光連斬>を、<領域>の命中率補助と神閃を合わせ、超高速の同時四連撃を放ち、シャルティアの爪を欠けさせている*12。十三英雄のリグリット(蒼の薔薇所属時)と戦って痛み分けに終わっている*13。コキュートスと対峙した時は世界のルールを外れる奇跡を起こした。14巻雑感で「オーバーロードの根底にある設定に関わっており、システム的にあり得ないが、あり得る人。なんのことやら。」とある。
修得している武技のうち、<領域>、<瞬閃>、<神閃>は、彼が鍛錬の中で生み出したオリジナル武技である。
作者の活動報告「強さの順列など」によると、ガゼフよりレベルが低く、ガガーランよりレベルが高い。
装備
- 神刀
- 鎖着(チェインシャツ)
- 瞳の首飾り(ネックレス・オブ・アイ)
- 魔法注入の指輪(リング・オブ・マジックバインド)
- シャルティアからもらった青の冷気が漂う刀(web準備-2)
アイテム
- <レッサー・ストレングス/下級筋力増大>のポーション
- <レッサー・デクスタリティ/下級敏捷力増大>のポーション
- <マジック・ウェポン/武器魔法化>のオイル
- 強化魔法のポーション(3本)*17
タレント
- 集中力のキャパシティが増えるタレント*18
武技
- 瞬閃
- 神閃
- 神速2段(web:吸血鬼化)
- 能力向上
- 能力超向上(14巻*19)
- 四光連斬
- 六光連斬(14巻*20)
- 領域
- 神域(web:吸血鬼化)
- 複合武技
- 秘剣虎落笛(神閃+領域)
- 最強秘剣<爪切り>(神閃+領域+四光連斬)
- 真・爪切り(神閃+領域+六光連斬)
- 真・爪切り(奇跡ver)*21(真・爪切り+能力向上+能力超向上+レベルアップ?+他)
web版
web版ではシャルティアの眷属として吸血鬼化したことにより、身体能力が大きく向上したが、同時に戦士としての技量(レベル)がかなり落ちている。それでも吸血鬼対策をしたガゼフに九割方勝てるほど強くなっている。*14
レベル的には、人間状態でガゼフより低くてラキュース(web版)とほぼ互角*15。吸血鬼化した場合は、種族職業レベルを合計してもフールーダより低い。*16
略歴
- 元々はただの農夫。
- 類まれなる剣の才能を持ち、タレントの後押しもあって、戦場でかすり傷以上は受けたことがなかった。
- リ・エスティーゼ王国の御前試合でガゼフと死闘の末に敗北し、自分が井の中の蛙であったことを思い知る。
- それ以後、敗北を勝利に塗り替えるため、打倒ガゼフを胸に秘め、力を求めて武者修行に明け暮れた。
- 対人間と実戦にこだわり、人間を斬る機会が多く、尚且つ金払いのいい傭兵団の「死を撒く剣団」に入団する。
- 作中では、「死を撒く剣団」にやってきたシャルティアと相対する。
- その次元が違いすぎる強さを前にして、人間という種族ではどんなに努力を重ねても、絶対に到達することができない領域がある事を思い知り、絶望から逃亡する。
- 幸いにも生き延びたが、自分がゴミを磨いて喜んでいたと感じて、生きる気力さえ失った。
- およそ二ヶ月間、シャルティアの影に怯えながらの逃亡生活の末*22、流れ着いた王都でガゼフと再会し、かつて目標にした相手の家で厄介になる。
- 王都でセバスがクライムに死の恐怖を与える修行の様子を見て、自分が耐えれなかった恐怖にクライムが耐えたその理由が、他人のために戦うことだと知り、以後クライムと行動を共にするようになる。
- ゲヘナでは、クライムとともに危険地帯を移動中にシャルティアと再会、シャルティアの小指の爪を切り飛ばすことに成功。
- 自分のしてきたことは無駄ではなかったと喜んでいる。その後、ラナー王女配下の兵士に採用され、クライムと同僚になった*23。
- カッツェ平野の大虐殺で、ガゼフとアインズ・ウール・ゴウン魔導王の一騎打ちをクライムと見届け、ガゼフの死後、自分以外の戦士長に相応しい人物を見つけて鍛えるために、王国を探し回っているらしい*24。
- 貧民街で拾った剣の才能がありそうな子供たち10人を集めてブレインの家(王都にあるガゼフの家)で剣の稽古をしている。
- ガゼフの師匠だったヴェスチャーや、ヴェスチャーの六高弟と関わりを持った。
- 魔導国が王国に侵攻を開始してからは、子供たちを六高弟の一人*25に預け、評議国の近くにある都市に向かう隊商に加わらせた。
- 魔導国軍が王都の蹂躙を開始したため、魔導王に挑むべく出撃するが、途中で出会ったコキュートスに挑み死亡した。
- ブレインが持っていた武器(神刀?)はコキュートスが回収した。
相関
- ガゼフ・ストロノーフ
- 好敵手であり、己の人生そのもの。
- クライム
- 肉体的には弱いが、自分より強く優しい男。年下の同僚。
- シャルティア・ブラッドフォールン
- フルネームで名乗ってきたのでフルネームで覚えている。
- セバス・チャン
- 超人その①
- モモン
- 超人その②
- アインズ・ウール・ゴウン魔導王
- シャルティアと同等の強さを持つであろう化け物。
- コキュートス
- 強さだけではなく、その心までもが一級の相手。どこかで名前を聞いたことがあるような。
- 黒い仔山羊が「殺してはいけない4人」は誰か
- 大虐殺で死ななかったため候補に挙げられる。
- 殺してはいけないブレイン
- 同上。
小ネタ
- 書籍版はホモになるはずだった。*26
- クライムとブレインの給金はラナーの歳費から支払われている。王家に雇われているわけではない*27。
web版
web版では真祖にて登場。
傭兵団に現れたシャルティアの眷属となってナザリック入りする。リザードマンを指導したり、アウラに石にされたり、アルシェの公開自慰ショーの見物人をやったりしている。
主にシャルティアの自室の門番。
- *1 : 14-489
- *2 : 5-005
- *3 : ブレインの外見:3-077
- *4 : 9-198
- *5 : 5巻 巻末キャラ紹介
- *6 : 3-082
- *7 : 3-082
- *8 : 14-489
- *9 : 14-487
- *10 : 14491
- *11 : 14-486
- *12 : 6-322〜324
- *13 : 3-078
- *14 : Arcadia:[1124]
- *15 : Arcadia:[2675]
- *16 : Arcadia:[1124]
- *17 : 14-481
- *18 : 14-489
- *19 : 14-486
- *20 : 14-489
- *21 : 14-489
- *22 : 3巻は6〜7月、5巻が9月
- *23 : 9-191
- *24 : 10-142
- *25 : 14-183、14-187。ドワーフのような見た目の男
- *26 : 作者Twitter:2014/9/5
- *27 : 14-293
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