ヒルマ・シュグネウス

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概要

ヒルマ・シュグネウスは、王国で蠢く裏の犯罪組織・八本指の麻薬部門の長である。
元高級娼婦からの成り上がり。

外見

紫色のアイシャドウ・口紅をし、退廃的な雰囲気を漂わせている。年齢については不明。娼婦を引退しても自慢の体を維持するよう心がけている。マーレからは「おばさん」と呼ばれた。

ナザリックの「洗礼」を受けさせられてからは、後遺症で固形食が喉を通らなくなり、病的なまでに痩せた姿となった*2。

性格

動くべき時に動かない者は、餌として食われるという信念を持って、高級娼婦から八本指の長の一人まで成り上がった。
自分の館に家督を継ぐ前の貴族を呼んでコネクション作りに励んだり、異常事態でも冷静な状況判断力を損なわないなど、かなりしたたか。常識よりも自分の予感を大切にしており、それを頼りに人生を歩んできた。

今までの人生経験から、相手の心理を声の抑揚や表情、癖などから読み取る観察眼を持つ。かなりの精度があるらしく*3、男に対してはより機能する*4。

装備

アイテム

• キセル*5
• 毒蛇の刺青（タトゥー・オブ・ヴァイパー）
• ハンドベル*6

相関

• 八本指
  • 麻薬部門の長。麻薬（ライラの粉末）でかなり儲けていた。
  • 全員が洗礼を受けて、かつてのようなわだかまりも消えて一蓮托生となり、この世で最も信頼できる仲間たちになった。
• マーレ・ベロ・フィオーレ
  • マーレが男の娘であることを一瞬で見破った。
• アルベド
  • 恐怖の権化。人間をオモチャにしか見てない。
• 洗礼
  • 黒い地獄。あれほどの絶望を他人に味わわせる訳にはいかない……というのが部門長全員の意見。
• フィリップ
  • カス貴族。馬鹿中の馬鹿。礼儀や知識が一切欠けた無能。
• アインズ・ウール・ゴウン（モモンガ）
  • 寛大で温厚な魔導王陛下。この方の直轄になれば働きに見合う褒美がきちんと貰えるはず。

小ネタ

• アニメ4期では痩せ具合が多少マイルドに描かれたこともあってか、フィリップがヒルマの健康状態を問う場面*7やコッコドールの「ヒルマは少し不味いわよ！痩せすぎて、絶対に体に悪いわ」という台詞が削られている（11話）。

• *1 : アニメオーバーロードⅡⅢ完全設定資料集-68
• *2 : 10-197
• *3 : 14-148
• *4 : 14-148
• *5 : 5-127
• *6 : 14-364
• *7 : 10-200