カルネ村

カルネ村
Carne Village*1
 
詳細
タイプ
リーダー村長(40代半ば*2)
種族人間
人口およそ120人*3
年数およそ100年(web戦火-1)
所属リ・エスティーゼ王国
所在地エ・ランテルから北東
Media
登場作品web 書籍

概要

 カルネ村とは、リ・エスティーゼ王国の辺境にある開拓村である。web戦火-1に「100年ほど前にトーマス・カルネという開拓者が切り開いた」とあるが、書籍では省かれている。

 エ・ランテル領の北東に位置し、近郊にトブの大森林とナザリック地下大墳墓がある。エ・ランテルまでは早朝に徒歩で出発して直角の進路を取り、夜頃にエ・ランテルに到着できるくらい*4。web版だとおよそ50キロで徒歩2日*5。

 ナザリック地下大墳墓との位置関係は、書籍web共にナザリックの南西におよそ10キロ*6*7。「web前編:戦火-2」では2キロとあるが、これは誤字。

 エンリ・エモットが族長となったカルネ村(エンリ)は別項目で取り扱う。

特徴

 人口はおよそ120人で25世帯*8。主な産物は農作物とトブの大森林で取れる薬草など。

 日の出とともに活動を開始して、日中は畑仕事などを行い、夕食後にはお喋りをしながら裁縫などをした後に眠る(エンリは18時就寝)。
 トブの大森林の恵みを享受しているが、モンスターなどの侵入を防ぐための防護柵はない(後述)。マジックアイテムの類は無いので、火を起こすのに火打ち石を使う*9。

 来客は薬草目当ての薬師や、年に一回くる徴税吏が来るだけで、人はほぼ来ない。

主な施設

  • 村人の住居
  • 家の付近の井戸 
  • 中央の広場
    • 正午を告げる鐘

主な食事

  • 大麦と小麦のオートミール
  • 野菜炒め
  • 干し果実
  • 干し肉の切れ端が入ったスープ
  • 黒パン
  • 豆のスープ
  • 狩人から肉のおすそ分け。

主な産物

  • 農作物(麦など)
  • トブの大森林で取れる薬草や果実や薪など。
  • 狩人が取る獣の肉や皮
  • 馬(web前編:出立)
    • かつて戦争で見事な働きをした褒美の1つ。村の子供たちに乗り方を教えたため乗馬できる子供が多い。

主な村人

  • 村長夫妻
    • 40代半ばの村長。
  • エモット夫妻
    • 薬師のバレアレ家と知り合い。
  • エンリ・エモット
    • エモット家の長女。16歳。ンフィーレア・バレアレとは幼馴染。*10
  • ネム・エモット
    • エモット家の次女。10歳。
  • モルガー
    • ちょっと騒がしいが気立てのいい人。*11
  • ラッチモン
    • 村の野伏。大森林で獲物を獲ってくる。*12

軍事力

 特になし。
 カルネ村はトブの大森林という魔境が近くにあり、本来ならモンスターを防ぐための防護柵は必須だが、村が森の賢王の縄張りに近いため、モンスターに襲われたことはなかった*13。

 なおweb版でも同じく柵は無い。web版に強大な魔獣である森の賢王はいないが「モンスターが村の近郊まで出たことがなかった」という理由で作ってこなかった*14。開拓後100年間ノーガード戦法である。

 考察になるが、王国は帝国と戦争中であるため、若い男は戦時に徴兵されていると思われる。

関連項目

  • リ・エスティーゼ王国
    • カルネ村は王国領。
  • エ・ランテル
    • 大森林で取れた薬草を売りに行ったりしている。薬草は特産品であり貴重な貨幣獲得手段の一つ。
  • トブの大森林
    • 様々な恵みがある魔境。森の賢王のお陰で村は長年安全地帯となっていた。
  • バハルス帝国
    • 村は王国と帝国の国境付近。

小ネタ

  • 1巻のスレイン法国の偽装兵の襲撃で村人の約半数が死亡している*15。

  • *1 : アニメ1期3話及び3期2話のタイトル
  • *2 : 8-155
  • *3 : 1-050
  • *4 : 2-259
  • *5 : web戦火-1
  • *6 : 1-213
  • *7 : なろう後編感想返し:らいがぁ刑事[2012年 06月15日 22時18分]
  • *8 : カルネ村の特徴:1-050
  • *9 : 1-260
  • *10 : 2-194
  • *11 : 1-053
  • *12 : 8-009
  • *13 : 8-009
  • *14 : web 外伝:頑張れエンリさん-1
  • *15 : 8-034

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