概要
この項目は、大虐殺で出た、黒い仔山羊が殺してはいけない相手は誰かを考察する項目です。ご意見は掲示板やコメントへお願いします。
リンクwiki掲示板「考察総合スレ」
前提
「そうだ。三人――いや四人ほど殺してはいけない相手がいる。それらは決して傷つけるな」
黒い仔山羊に命令を下すアインズ。(9-360)
- デミウルゴスがアインズに懇願した3人がいる。(9-360)
- アインズが+1人している。(9-360)
- デミウルゴスはラナー第三王女と内通している。
- レエブン侯は運良く生き残っただけ。(9巻雑感)
- 全て王国側のキャラクター(予想)
- 全て戦場にいたキャラクター(予想)
王国のキャラクター
生存
- ランポッサⅢ世(生存)
- レエブン侯(生存)
- ガゼフ・ストロノーフ(仔山羊の攻撃で死なず)
- ブレイン・アングラウス(生存)
- クライム(生存)
死亡・生死不明
- ボウロロープ侯(恐らく死亡/アニメで直接描写された*1)
- ブルムラシュー侯(生死不明/アニメでは死亡*2)
- 平民軍師(死亡*3)
- 元オリハルコン級冒険者チーム(死亡)
- リットン伯(生死不明)
- ペスペア侯(生死不明)
- ウロヴァーナ辺境伯(生死不明)
- バルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフ(死亡)
その他
- ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ(不参加)
- ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ(不参加)
- ラキュース・アルベイン・デイル・アインドラ(不参加)
考察
デミウルゴスの3人が、ランポッサⅢ世、クライム、???。アインズの加えた1人は、ガゼフ。これがかなり有力視されており、あと1人が誰かわからないという状態。
ブレインやレエブン侯が微妙な扱いのため、戦場にいるキャラクターではなく、戦場外から、ラナー(デミウルゴスが重要視するキャラ)、ザナック第二王子も候補に上がっている。
一覧
ランポッサⅢ世
有力貴族がほぼ全滅状態で王様まで死んだら権力的に大いに拗れて厄介事になりそうだし エ・ランテル譲渡をスムーズに進めるためにも決定権持つ1人残せば良いわけだからな
Posted by 名無し 2018年07月27日(金) 01:56:21 黒い仔山羊のコメントより
デミウルゴスの3人の有力候補の1人。
上記コメントの通り、戦争の落とし所を探る意味で有力候補になっている。また、カルネ村(エンリ)でバルブロ第一王子がゴブリン軍団に同じ理由で見逃されている*4。カルネ村は、「もう1つのナザリック」が描かれる事があるため、「バルブロの見逃し=ランポッサⅢ世の見逃し」と考えられている。
レエブン侯
9巻雑感で「ほんのちょっとでも時間があれば、彼は死んでました。」「運勝負で勝っただけです」*5とあるため、候補から外される事が多い。ちなみに、web版では指揮官をしていたため、黒い仔山羊に目をつけられて死亡している*6。
書籍では、平民軍師が彼の代わりに死んだのではないか?という考察がある。
項目:平民軍師の役割について
ガゼフ・ストロノーフ
デミウルゴスの3人ではなく、アインズが加えた1人と考えられているキャラクター。4人目。説明するまでもないが、アインズはガゼフを勧誘している事が根拠になっている*7。デミウルゴスの3人に入っていない理由は、アインズがガゼフを殺しているため。
実はweb版だと、黒い仔山羊はガゼフめがけて進んできているが*8、書籍では体を捻ってガゼフの横を通り抜けている*9。
ブレイン・アングラウス
アインズの視線がガゼフから、興味なさそうにブレイン、そしてクライムに動いていったん止まる。
ガゼフ達と対峙するアインズ(9-396)
上記の記述や、決闘時にアインズがガゼフとブレインの二人と戦ってもよいと告げたことからブレインは否定される事が多い。ただ、候補の数を考えると、ランポッサⅢ世、ガゼフ、クライム……と、あと1人が誰かわからないため、ラナーと同じく頭数合わせで入ることがある。
専用個別項目:「殺してはいけないブレイン」
クライム
ラナーのワンちゃんであるため、デミウルゴスの3人の筆頭キャラクター。
ガゼフと同じく説明不要だが、9巻の段階ではラナーの裏切りの考察が必要だったため、10巻でラナーとデミウルゴスの記述で出て、晴れて筆頭になった経緯がある。それ以外だと、「(アインズの視線が)そしてクライムに動いて一旦止まる。(9-396)」があるため、アインズに認識されていることや、ラナーから、「鎧の色はそのままで頑張るように(9-202)」と言われているため、目立つから目印代わりだろうという考察があった。
ザナック第二王子
第二王子。戦争には不参加。王位継承権2位で、バルブロ第一王子が死亡したため戦後の国王となる(予定)。ラナーもそうだが、不参加キャラクターは、デミウルゴスの計画上、重要視されているかどうかで候補に上がる。
ラナー第三王女
戦争には不参加。デミウルゴスが発見した精神的異形種。役に立つカードの一枚として扱われている。
若干捻った考えだが、記述では「デミウルゴスの懇願された3人(9-360)」とあり、デミウルゴスは、重要な人物だとアインズに伝えただけで、戦場で殺さないで欲しいと書いているわけではない。という意見がある。そのため、デミウルゴスの3人の最後の1人(ランポッサ、クライム、? )を埋めるキャラクターの候補。
作者も考えて無い説
ゴブリン将軍の角笛の条件もだけど、適当に3つとか4つとか数出しとけば後は考察好きな読者が勝手に考えてくれるので、作者はその中から面白い説を採用して書けば良いだけ
根拠はアニメ含めて作中で未だに笛の条件や最終日に来たギルメンが誰なのか明記されてない事から
作中でアインズが知ったかぶりしてデミウルゴスやアルベドの考えを採用してるのを作者もやってるのだろうと思います
個人的には作者がレエブン侯を否定したのは不味かったかなと
レエブンじゃなければ他に読者が納得する候補者誰がいるのか作者説明できるのか心配
一番の悪手は作中で回答されずに放置される事で読者のストレスが溜まってく事だから、作中で書いて欲しいとは思うが絶望的かコメント欄 Posted by 名無し 2018年09月30日(日) 08:41:01
ラキュース
アダマンタイト級冒険者。戦争に不参加のキャラクター。デミウルゴスが進言した一人とする予想がある。蘇生魔法要員。クライムが何かあったとき用。
ペスペア侯
ペスペア侯という説を推すぜ。
アインズがルプスレギナに勅命を出して第一王子を殺させ、遺体が発見できないようにしたことに注目して考えてみる。
わざわざこんな手間を掛けてるのは次期王位争いを弄ることで魔道国に有利な状況を作ろうとしているのだろう。
となるとカッツェ平野に参陣している唯一の次期王位候補であるペスペア侯が生きていようが死んでいようがどちらでもいいとは思えない。絶対に殺すか、絶対に殺さないか、をあらかじめ決めておいた方が計画の不確定要素が減るだろう・・・そして後者の方で今後の計画を立てていると推測している
Posted by 名無しさん 2020年01月29日(水) 00:06:21
コメントから抜粋
重要人物の共有が戦闘開始直前に行われていない場合
コメント
こんなおもろい記事あったんだ。
アインズが殺してはいけない4人を宣言する際、誰が戦場に居るか居ないかは把握してない。
デミウルゴスから情報共有として共有された人物をそのまま指定して、それにガゼフを加えた4人かなと感じた。
その前提でいうならランポッサも別に指定してなくて、ザナックを含めてる方が可能性ある気がする。
デミウルゴスの3人はあくまでラナー中心で、ラナーを円滑にゲットするのに必要となる人物をラナーが提案した為に重要人物としているだけで、他の政治面での意図はあまりなさそう。誰でもいいから玉座に座ってれば国政はデミウルゴスとアルベドで回せると考えてそう。
ランポッサは正義感拗らせて頭硬いから傀儡にもしづらいので、むしろ序でに消しておくリストでもあれば入ってそうな勢いある。
ラナーから見てもナザリックから見ても使いづらい。
逆にザナックは色々動こうとしてくれるから傀儡としてはとても使いやすそうだ。
ランポッサよりはザナックじゃないか?
それでも、ザナックもあの時点ではわざわざ指定しなくても何とでもなりそうな位置だし、誰が指定されてもラナーには見劣りするかな。
まだ未登場のキャラクター枠(作者が何も考えないでとりあえず数出した)の方があり得そう。
しかし、そもそも不在の人物も対象で、ラキュースが指定される可能性あるのなら、アインズからエントマへの褒美の対象であるイビルアイさんの方が余程重要度が高そう。
この場合アインズからの指定に入らないといけない気はするけど、
デミウルゴス目線でも目の前でエントマやられてるの見てるからエントマに気を使って重要人物入りしてもおかしくない。
NPC達はアインズと違ってどんな敗北も許されないと感じてるし、名誉を挽回する機会は何より大切にしそうだよ。
って思うんだけど。
ラナー
クライム
イビルアイ
ガゼフ
って感じでどうすか。
重要人物の3名についてはデミウルゴスからゲヘナ事後辺りにアインズ様へと共有されたとみられる。
デミウルゴスはアインズ様との直接のやり取りや主の意図を汲む事を重要視しており、マメな連絡は取らない。
アインズ様は威厳の為にデミウルゴスの計画の詳細を聞くような真似はしない。
従って度々情報共有されているとは思えず、王国の件における重要人物についての共有はこの時の一度にまとめて共有されたと推察。
ここで10名でも20名でも指名できるのに、あえて戦争開始時に改めて指名する必要がない。
必要があるとすれば、ゲヘナ以後急遽重要となる人物だが、情報収集のセバスの撤収と報告の後、
戦争開始までの間に特に王国の情報を増やす機会はないので、人物を追加する要素が乏しい。
つまり、重要人物に変更がない=重要人物の共有はこの時の一度で十分と見れる。
この時の共有があれば十分なので、
アインズ様目線は子山羊達にリストを丸投げしただけで、戦場に居る居ないはどうでもいい。
例えばアインズ様は子山羊に指示した時点ではガゼフが居るかどうか知らなかったけど、ガゼフを加えた。
※後に見つけたと言っている点。
※ガゼフはアインズ様個人で重要度がある人物なので戦争開始時に誰かから共有があったとしても他から参加を共有されていない点。
デミウルゴスからは「懇願」である為、便利であることだけが理由でこの対象には含まれないように感じる。
例えば政治的に重要な人物は、デミウルゴス目線アインズ様にわざわざ共有しなくても、
神算鬼謀を極めた至高なるアインズ様なら当然分かるし、なんなら居なくてもなんとでもなる為、
敢えて「懇願」までして共有する必要性を感じない。
情報共有としてはアインズ様が情報として知り得ず、デミウルゴスが情報として知っている点に基づいた人物に限られるとみるのが自然。
・例えばラナーはデミウルゴスが個別に接触した人物であり、アインズ様がそれについて知り得ない状態の為共有は必須だった。
・例えばランポッサは王様でありみれば分かる存在なのだから、重要度はアインズ様が知っている情報である為、
あえて「懇願」してまで共有する必要性がない。
これらの前提に基づいて以下のように有力候補と除外候補を分けます。
◆有力候補(可能性順)
クライム → 誰それ?まぁわかった。デミウルゴスが言うなら生かしておかないとな。
戦場にもいるし、確定枠。
ラナー → デミウルゴスがナザリックの利益の為に接触した人物だし、デミウルゴスが言うなら生かしておかないとな。
上述の前提なら確定枠。
ガゼフ → 個人的に勧誘したい。追加で1人指名しちゃおっと。
アインズ様の勧誘行動からアインズ様自ら加えたほぼ確定枠。
イビルアイ → エントマの褒美の対象。エントマが直接復讐の機会を申し出ている為、それ以外の理由で殺せない。
明確に殺せない理由がある為この位置。
エントマからデミウルゴスに集約され、アインズ様にまとめて懇願の対象とした可能性。
但し、エントマから直接アインズ様にお願いしてるから、そもそも知ってるっしょ候補でもある。
アインズ様に役立たずだと思われる事が何よりの恐怖であるナザリック配下一同からしてみれば、
褒美の対象ではあるものの、汚名をそそぐ機会を得る為に敢えて懇願する対象に含まれてもおかしくはない。
ちょっと強引だけど、他の除外候補よりは候補として真っ当な気がする。
その他 → 未登場又は予備枠。(作者も考えて無い説より)
◆除外候補
上述の前提なら、政治面での人物指名は基本的にない為、候補からは除外される。
ランポッサ → いやそれ国王っしょ・・?わざわざ言われなくてもわかるわ・・。
デミウルゴスから敢えて見てわかる人物を「懇願」するとは思えない。
あったとしても「残しておいた方が便利かと愚考致します。」くらいのように思う。
重要な人物ではあるけど、そもそもナザリックの目線ではそうでもないような。
ザナック → メリットを感じない。
ラナー目線もデミウルゴスと接触した時点で、以降はザナックに特別な価値を感じていない。
この時点ではナザリック目線ランポッサより価値は低いように思う。
レエブン → 誰それ?でも作者が9巻雑感で言ってる通りなら指名されてない。
その他の貴族→ レエブンより重要な政治的に有力な貴族が見当たらない為、貴族は誰も指名されてないと思う。
上述の前提から、貴族は基本的に政治的有用であったとしても重要人物にはなり得ない。
居たとしても「懇願」する対象というよりは「残しておいた方が便利かと愚考致します。」の対象。
ラキュース → 蘇生魔法に関して、デミウルゴスよりはアインズ様が興味を持ちそうな内容なので、
デミウルゴスから懇願されるというよりは、提案される形になりそう。
まだイビルアイの方が価値がありそう。(エントマへの褒美として)
ブレイン → アインズ様の視線の流れから重要な3名とは無関係。
ラナーが気にしていた人物ではあるが、それはクライムのお気に入りだったから。
クライムにおもちゃを与えただけであって、特別な価値を見出しているわけではない。
さすがにクライムのおもちゃまでデミウルゴスから主人に懇願させるのは違和感がある。
仮にクライム同様ラナーからの指名なら、
そもそも王都侵攻時にコキュートスに殺される事にはなりえない為、候補から除外。
マーレがクライムを巻き込まないように逃がしているのに対し、
ブレインへの扱いが異なる事から、そもそも重要人物になっていない。
最終的にラナーが手に入れた堕落の種子は二つで、ブレインの分はない。
ラナーの件とは無関係の場合、デミウルゴスから指名が入る要素が無い為、やはり除外。
他に関わりが深いのはセバスだが、
セバスから仲の悪いデミウルゴスを経由して懇願までしてもらうとも思えない。直接言いそう。
なんか遅れてごめんなさい。前提について個人的には3つ。
①「懇願」の2文字については懇願を3回したとは思えないので、それに足る人物が一人いれば残りは字面を考慮しなくても成立する。
②デミウルゴスがアインズに候補を伝えたタイミングは、縁のない人間の顔を覚えられないアインズの仔山羊への命令の精度に直結するので、可能な限り開始に近いと見る。
対面でも苦労してるのにエントマが出した類の映像や名前だけで何か月も覚えられると思えない。
実際目立つクライムですら王都侵攻時に再開してしばらく経って思い出してて、2年経ってるとはいえ継続的に記憶してるという素振りはない。
③アインズは3人想起して3人とも仔山羊にパスしてる。もし王国戦略全体の候補なら、明らかな非戦闘員を思い出しても戦場以外で生かす存在と考え、「言うまでもない」と仔山羊の命令から除外してるだろう。
戦場のみの候補としても、非戦闘員が参戦してるような違和感は書かれてない。
どちらにせよ候補は全て戦士や指揮官、精々冒険者など戦場らしい姿であると考えられる。
その上で上がってるキャラだけど、
ランポッサ…というか王国側の国家代表は大義名分を重んじる国家承認の手続きを踏むなら居ないと始まらないレベル。
また蘇生無理そうで死んだら不味い。それに王という記号を「その辺りの虫けら」で共有してるので、思考繋がってる仔山羊も扱い雑になるかもと懇願する形になっても個人的に不思議はない。
クライム・ガゼフはおよそ同意見。
レエブン侯はモモンにいい仕事くれたパトロン候補で面識もしっかりある。
その上で作者に切られてる理由についてはちゃんと考察された方が良いと思う。
周囲評悪い上に後見人を失う見込みのザナックも除外。
ブレインは保留。ワンちゃんにあげる骨にしてはラナー経由でレイザーエッジ貸したり接触が過剰な点は気になるが、憶測で考察するしかないので。
ただ蘇生持ちかつ縁故のないアインズ視点だと決闘も視線も材料として弱い気がする。
それ以外の否定要素は概ね同意。
ラナーはデミベドの雑談で黄金の姫が言及されてもアインズ全然分かってなさそうだったし、フィリップの事件の段階に至っても「王国のある人物」止まり。ほぼ最後まで紹介されてないと思われる。
青の薔薇はじめ冒険者は戦争に参加させない理由について9-169~170でレエブン侯がバルブロに言って聞かせてる。
曰く棲み分けと、「ハブ退治にマングーズ導入したら両者とも捕食しやすいヤンバルクイナを襲いだす」理論で一般兵の被害が甚大らしい。
なので彼女らが参戦すると言えば王国側からやめてくれと言うし、アインズも貴族目線での回答ではないがアインザックと討論できる程度に既定の理屈には詳しい。
王国戦略全体で生かす候補だとしても自発的に外してる。
あとバルブロも生死不明の状態を作るために仔山羊以外で死なせる目的で候補に入れたとか考えたけど、やはり動向を全く追われてない以上どうでもよかった可能性の方が高いか。
◆頂いたコメントに関する考察の「前提」について
ありがとうございます。深い意見かなと感心します。
面白くなってきましたね。
ただ根本的な前提が異なる話のようですので、別の説や意見として唱えて貰った方がいいかもしれないです。
例えば、
1.重要人物はゲヘナ事後に共有 のパターン。
2.重要人物は戦闘直前に共有 のパターン。
これらは根本的に考え方が違い、議論を重ねても作者が降臨でもしない限り折り合わないので、戦闘直前に情報共有されたという前提の説で熱い思いを抱いておられる場合には、その説を深く掘り下げる意見を別に展開頂くのがさらに建設的なように思います。
前提の分岐は、例えば政治的な人物が入り込む余地の有無に関係します。
このコメントスレッドでの会話は、私はゲヘナ事後の情報共有を主張する立場で意見を展開していますので、この意見を捻じ曲げる明確な描写が作中に無い限り意見を変えるのは難しいです。
共有が戦闘直前で共有された前提での考えを別で主張頂いてやり取りする場合には、私も是非参加したい意見交換の機会となります。
そうした前提で、同じレベルに深堀されてまとめられた意見が記事に記載されていれば、この記事を見てくれる人にとってより楽しいものになる気がします。
また、頂いた意見とはあまり関係がありませんが、私の意見はストーリー側面の考察から述べていて、作者思考というメタは取っていないので、このストーリーを作った作者へのプロファイリングを基にした考察はほぼ深堀していません。(例えば作者も考えて無い説について)
作者プロファイリングを基にした意見が他にも出てくると面白いかもしれませんね。
◆頂いた内容に対するレスポンスとして
懇願は三回というよりは一度に3名をお願いしたと見るのが妥当かなと思うんですよね。
「デミウルゴスに懇願された3人」という文言で、三度に分けて懇願するとは思えないような。
この文言では依頼は一度に行われたとみるべきかなと思います。
後はラナークライムをあらかじめ情報共有して戦時でもクライムを情報共有するとは思えないような。
個人的にはアインズが覚えてられるかどうかというより、デミウルゴスから見たアインズ象でアインズに共有するかどうかが分かれるところかなと思います。
支配者としての威厳を気にしてデミウルゴスに計画の詳細を確認しない描写は作中にも見られますので。
共有したとしてもデミウルゴスからアインズに対して自発的に共有されることになるのですが、デミウルゴスの視点からはアインズが覚えられないという前提はちょっと考えづらいようにも感じられました。
ただこの辺りも情報共有のタイミングに関する意見の分岐に依存しそうな気もします。
ブレインに関しては重要人物に指定されているかどうかがアインズの興味の有無に直結するとは限らないということですね。
アインズの視線の動きから、クライムと比較するとやや違和感のある反応のようにも思いますが、この辺りの考察に関しては深堀出来る要素がもう少し欲しいかもしれません。
ランポッサに関しては「居なきゃ始まらない人物を「その辺の虫けら」と称しましたが、居ないと困るので殺さないでください」というのは、何とも言い難い懇願なように感じました。
どうしても「残しておいた方が便利かと愚考致します。」枠から出れないような。
後、見れば分かるっしょの候補なので、デミウルゴスから敢えて懇願するようにも思えないかな。
この辺りは、どの時点で情報共有が成されたかによっても大きく分断しそうですので、先に述べた通り意見として分けた方がよいように思います。
戦争直前の共有であれば「この人居るから気を付けてね!」という意味での懇願は全然考えられますので。
蒼薔薇の面子について、戦争への参加の有無に関しては同意します。そもそも冒険者は戦争に参加しない前提があることは、モモンであるアインズの深く理解するところですね。
その上で、デミウルゴスからの懇願の3名がゲヘナ事後のみに共有されたとする私の前提の場合、居るいないにかかわらずリスト丸投げで考えていますので、戦場に居るかどうかは考慮に含まれないです。
アインズ目線。メモ帳をたくさん持つよりは、一枚のメモで全部考えられる視点の方が分かりやすいので殺してはいけない4人に関しては、やはり殺してはいけないリスト丸投げ+アインズ個人の指名なのかなと思いました。
- *1 : アニメ3期12話
- *2 : アニメ3期12話の「やりをかまえよ!」
- *3 : 10-157
- *4 : 9-311
- *5 : 9巻雑感
- *6 : web大虐殺-3
- *7 : 9-397
- *8 : web大虐殺-3
- *9 : 9-392
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