帝国魔法省 | |
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詳細 | |
タイプ | 行政機関 |
総責任者 | フールーダ・パラダイン |
魔法省長官 | フールーダとは別の人物 |
副責任者 | 選ばれし三十人の一人 |
種族 | 人間 |
メンバー | 近衛・魔法詠唱者など |
創立 | 不明 |
所属 | バハルス帝国 |
所在地 | 帝都アーウィンタール |
Media | |
登場作品 | web 書籍 |
概要
帝国魔法省とは、バハルス帝国の帝都アーウィンタールにある重要機関の一つである。帝国における魔法の真髄であり、魔法武具の生産、新魔法の開発、魔法実験による生活レベルの向上研究などが執り行われている。先代皇帝以来最も力の注がれている機関であり、警備に当たるものたちも選りすぐりの兵士が巡回警備している。
最奥の塔の最下層である地下五階ほどには、捕獲したデス・ナイトが拘束されている。魔法省長官は別にいるが、総責任者は帝国最強の大魔法詠唱者フールーダ・パラダイン。*1
警備体制
広大な敷地は高い塀に囲まれ、幾つもの物見塔が建てられている。警戒する部隊は騎士団で最精鋭である第一軍の者たちと、魔法詠唱者の混成部隊が巡回にあたり、上空も皇室空護兵団や、飛行魔法を使用する高位魔法詠唱者が警備している。
また、敷地の最奥の塔、デス・ナイトが拘束されている塔では、皇室地護兵団と実戦経験豊富な魔法詠唱者たちや、四体の石動像が入り口を固めて守護している。副責任者は、フールーダが直接指導した弟子である「選ばれし三十人」の一人。*2
研究
名称 | 説明 |
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魔法武具の生産 | 騎士たちに与えるための魔法武具を生産している。最精鋭の者たちに優先的に与えられている模様。*3 一般流通するものも作っているかは不明。 |
新魔法の開発 | 詳細不明。 |
魔法実験による生活レベルの向上 | 詳細不明。帝都にあるマジックアイテム中心の北市場では、口だけの賢者考案のマジックアイテムが売られている。ロバー曰く「帝国の魔法技術は大したもの」ということなので、それらは帝国製である模様。*4 ただ、帝国の魔術師組合が作った可能性もある。 |
アンデッド研究 | アンデッドの自然発生する原理を研究している。帝国近郊にあるカッツェ平野というアンデッドが大量発生する土地への対策とも言える研究。 |
アンデッドの労働力 | 食事と疲労とは無縁の労働力であるスケルトンで畑仕事を行い、余ったマンパワーを主に強兵に回すための研究。だが、神官たちという反対勢力があるため極秘裏に行われている。帝国の食糧事情が非常に良いことも反対理由を生む原因の一つ。*5 また、アンデッドは未知の部分が多く、不安を抱くものも多い。 |
デス・ナイトの支配 | 五年前にカッツェ平野で自然発生したデス・ナイト。*6 フールーダとその高弟が攻撃を行い捕獲に成功した。敷地最奥の塔の地下五階ほどに、幾重もの厚い扉で封印と言えるような厳戒態勢が敷かれている。フールーダはありとあらゆる手段を用いているが、支配できなかった。*7 |
関連項目
帝国魔法学院 魔法省で開発された最新の魔法技術の一部が実験目的で設置されている。ただし、「シール」と呼ばれる封印が施されており、下手に弄ると周囲の存在に対して「盗人の印」と陰で呼ばれている魔法的な印を痛みなく刻み込まれる。学校を退学、または帝国スパイ法案違反の罪で重罪になる可能性がある。
生徒の間では、シールを発動させることなく解除した場合や、退学までに似た物を作り出せば即座に魔法省で高い地位に取り立てられるのではないかと噂されている。
小ネタ
–
- *1 : 7-134
- *2 : 7-134〜135
- *3 : 予想:9-005など
- *4 : 7-089
- *5 : 7-136
- *6 : 7-143
- *7 : 7-140-144
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