「儂はルーン工匠として無能なんじゃよ。あの優れた父の出がらしじゃ」
メインデータ | |||
---|---|---|---|
画像 | |||
名前 | ゴンド・ファイアビアド gondo firebeard | ||
種族 | 人間種(山小人) | ||
分類 | 現地出身 | ||
異名 | ルーン開発家 | ||
役職 | アルバイター*1 | ||
住居 | フェオ・ジュラ | ||
属性 | 中立 | カルマ値:45 | |
種族レベル | 人間種のため種族レベル無し | ||
職業レベル | ウェポンスミス アーマースミス アイテムスミス ルーンスミス | 4.Lv 3.Lv 3.Lv 1.Lv | |
サブデータ | |||
誕生日 | ? | 身長 | 約140cm*2 |
年齢 | 200歳以上?*3 | 性別 | 男 |
趣味 | ? | 家族 | 祖父と父がルーン工匠 |
登場 | 書籍 | 声優 | かぬか光明 |
人気投票 | 97位(ドワーフのおっちゃん) | 備考 |
種族 Lv.0 職業 Lv.11 合計 Lv.11
概要
ゴンド・ファイアビアドとは、ドワーフの国で暮らしている、ルーン技術の復興を志す山小人である。
今は亡き祖父と父親が国の筆頭ルーン工匠だったが、ゴンドにその才能は受け継がれなかった*4。
外見
いわゆるドワーフ。
身長は140センチほどで、ビヤ樽を連想させる体格をしていて短足である。
服装は、採掘作業用の軽歩兵が使うような金属製のヘルメットと、丈夫で無骨なデザインの上下一体型の作業着を着ている。
この作業着の規格はドワーフの間でほぼ統一されていると思うが、ゴンドは父親の形見である不可視化ができるマジックアイテムの茶色のマントを所有している*5。
この他に、作業道具の入るマジックアイテムの革袋と、ランタン、カンテラ、マトック*6、水筒や携行食などを持っている*7。
��キャラクター解禁��
ゴンド・ファイアビアドを演じるのは #かぬか光明 さんに決定!
キャラクタービジュアルを公開しました。https://t.co/mjSPliRWoW#overlord_anime #オーバーロード #オバロ pic.twitter.com/q5waGKWfqg— オーバーロード/アニメ公式 (@over_lord_anime) August 2, 2022
性格
一人称は「儂」
ルーン工匠としての才能は無いが、ルーン技術に執着して、輝かしい祖父や父の栄光を取り戻そうと日夜努力している。
自分の理解者がいないせいで疎外感を味わっていたため、ルーンに興味を持ってくれたアインズに長い長い話をしている*8。
ルーン技術が国にとっても価値のない技術だと理解していたとは言え、それが現実に起こったときは流石に男泣きした。それからは自分の国に対してやさぐれるようになる。
また、温厚で理性的な性格をしており、年長者としてアウラのことを心配したり、アインズの姿を見て驚いた後に警戒しながらも話を聞こうとする態度は、アインズから感心されている。
ドワーフだが酒は飲まない*9。
強さ
戦士としての力量はない*10。
もしモンスターと遭遇した場合は、マントを使って不可視化状態になることで難を逃れるつもりでいる*11。
本人曰く「ルーン工匠としての才能がない。徒弟すらつとまらない」という話だが、アインズの見立てでは、ルーン工匠(ルーンスミス)の前提条件が10レベル分だと仮定して、前提職10レベルとルーンスミスを1レベル取ったときに総合レベルの限界に達した(カンスト)のではないかと予想している*12。
装備
- 不可視化のマント
- 採掘道具など
魔法
略歴
祖父や父、そして祖先から続いていたルーン技術が歴史に消えゆこうとしている中、それになんとか付加価値をつけようと、ルーン技術者開発家を名乗り研究や研究費集めをしていた。
作中では、そんな研究素材集めの一環で、白鉄鋼を採掘するために鉱夫として働いていた。
その資金が溜まり、一時放棄した都市であるフェオ・ライゾで白鉄鋼の採掘をしていた際、アインズやアウラと遭遇する。
ルーン技術について質問するアインズに溜め込んできた感情を爆発させて、「祖先や父の技術を残したい」という言葉がアインズの琴線に触れる。
アインズが資金面のサポートと全ルーン工匠を魔導国に引き抜く提案したところ、ルーン技術を不滅にするための代償が自分の魂なら安いとこれを快諾。
それ以後は、アインズと共にドワーフの国(フェオ・ジュラ)へ帰還してからは、他のルーン工匠を集める手伝いや、竜王のねぐらとなっているフェオ・ベルカナへの案内役を買って出てアインズ一行に同行している。
ドワーフの王城にあった宝物庫から、父親作成の武具とルーンの技術書をくすねたらしい。
相関
- 祖父
- 二百年前にいたルーン工王の片腕として働いていた筆頭ルーン工匠。*13
- 父親
- 祖父と同じく天才ルーン工匠として活躍していた。病床でゴンドの考えるルーンの可能性を肯定してくれた。*14
- アインズ・ウール・ゴウン魔導王
- 消え行くルーン技術に最後のチャンスをくれた。陛下のその恩義には絶対に答えるつもり。
- ドワーフの国
- ルーン技術を必要ないと見限ってしまった国。そんな国にルーンの技術書なんてあっても無駄だと王城の宝箱から盗んだ。
- ルーン文字
- オーバーロードに登場するルーン文字をまとめた項目
小ネタ
- 作者曰く、ゴンドとネイア・バラハの性別は逆にすべきだった*15。
- *1 : 11巻開始時
- *2 : 11-131
- *3 : 考察:祖父が200年前にいたルーン工王の片腕で、ゴンドはその姿を見ていた。11-154
- *4 : 11-154以外で、「父親が筆頭ルーン工匠」という記述捜索中。
- *5 : 形見:11-304
- *6 : 説明:ツルハシの一種。片方がツルハシで、もう片方がクワになっている。
- *7 : 11-004、006、131
- *8 : 11-238
- *9 : 11-283
- *10 : 11-304
- *11 : 11-137
- *12 : 11-152
- *13 : 11-154
- *14 : 11-154
- *15 : 丸山くがねの活動報告 13巻作者雑感
コメント