スタッファン・ヘーウィッシュ

「あの顔を、ぐしゃぐしゃにしたら、どれだけ、気持ちが良いかなぁ！」

概要

スタッファン・ヘーウィッシュとは、リ・エスティーゼ王国の王都で巡回使として働く豚のように太った男である。
己の歪んだ性癖を満たすために、八本指が管理する悪辣な娼館に通っている。
web版での名前は、ブルム・ヘーウィッシュ。

外見

暴飲暴食の名残でだらし無く太っており、平均すれすれだった顔にも脂ぎった贅肉が付着して、誰が見ても豚のような男という印象をもつ*3。
服装はそこそこ身綺麗で、仕立ての良い服を着ている。胸元から銅色に輝く重そうな紋章をぶら下げている。

性格

リョナラー。
ボロボロになった女性と性交することに興奮する性癖を持つ。元が美しければ美しいほど嗜虐心が満たされる。
奴隷制度が禁止されたせいで、八本指の娼館くらいでしか己の欲望を満足させることが出来ず、奴隷制度を禁止したラナーに強い恨みを持っている。娼館を紹介してくれた主人に深く感謝しており、知らなければ我慢できずに犯罪を犯していただろうと思っている*4。

強さ

無抵抗の娼婦を殴り殺せる。

装備

• そこそこ身綺麗な仕立ての良い服
• 銅色に輝く重そうな紋章

略歴

王国で奴隷制度が禁止されるまでは、自分の奴隷を使って性欲を満たしていたが、ラナーの働きで奴隷制度が禁止されてしまう。奴隷を取り上げられたスタッファンは、自分の主人から八本指が管理する最後の楽園とも言うべき悪辣な娼館を紹介してもらう。その代わりに彼らにとって良いように権力を行使する裏の仕事を請け負う事となった。
作中ではセバス・チャンが連れ去ったツアレを回収するため、サキュロントと共にセバスの元に訪れる。セバスに人身売買の疑いをかけて破格の賄賂を要求して館を後にした。セバスがクライムとブレインと共に娼館を襲撃したときは、ちょうどお楽しみの最中で再びセバスと対面。セバスに往復ビンタで痛めつけられるが、なぜ自分がこんな酷い目に遭うのか全く理解できず、呆れたセバスの前蹴りによって、激痛に苦しみながら死亡した。
なおアニメでは前蹴り一発で派手に爆散した。

web版

名前がブルム・ヘーウィッシュであること以外は書籍と同じ。

相関

• ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ
  • 奴隷制度を禁止した憎たらしい小娘。
• ツアレ
  • この娼館にいるわりにはまだまともでいい声で鳴いた女。
• セバス・チャン
  • 馬鹿な老執事。あんな人間以外とも交わった女に庇う価値なんてあるものか
• 主人の貴族
  • 感謝します――我が主人よ

小ネタ

–

• *1 : アニメ オーバーロードⅡⅢ完全設定資料集-72
• *2 : 5-303
• *3 : スタッファンの外見：5-209，303
• *4 : 5-306