メインデータ | |||
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画像 | |||
名前 | デケム・ホウガン decem hougan | ||
種族 | 人間種(エルフ) | ||
異名 | エルフ王 | ||
役職 | エルフの王国の国王 | ||
住居 | エルフの王国エルフ国王城 | ||
属性 | ? | カルマ値? | |
種族レベル | 人間種のため種族レベル無し | ||
職業レベル | ドルイド ハイドルイド サモナー エレメンタリスト(アース) | ?.Lv ?.Lv ?.Lv ?.Lv | |
合計 | アインズの推定では70以上80未満*1 | ||
登場 | 11巻幕間、15巻、16巻 | ||
サブデータ | |||
誕生日 | ラビット・14日 | 身長 | ? |
年齢 | 100歳以上*2 500歳未満*3 | 性別 | 男 |
趣味 | エルフを鍛えること | 血縁 | アンティリーネ(娘)、ルーギ(娘)、エルフの八欲王(父)*4 |
登場 | 書籍 | 声優 | ? |
概要
旧項目:「エルフの王」
デケム・ホウガンはエイヴァーシャー大森林(大樹海)にある、エルフの王国を治める国王である。
強者でなければ生き残ることが難しい「転移後の世界」で、自分の血を引く子供で軍勢を作り、世界を手に入れてエルフは最高の種族であるという証明をする野望を持っている。
かつて協力関係だったスレイン法国を裏切り、法国の切り札だったファーインを騙して捕え、強姦した*5。その結果生まれた子供が番外席次である*6。
これがエルフの王国と法国の戦争の切っ掛けと思われる*7。
読者の通称は「エロフ王」
web版
web版には登場しない。エルフの王国は存在する*8。
「検討-1」でエルフの王が十三英雄の生き残りであるような記述がある。このことは法国がうるさいらしい。
外見
左右で色が違う瞳をしている。色は不明。
15巻でイラストが公開された*9。イラストでは「白髪」「髪飾りのようなもの」「細身」「白い鎧」「赤いマント」が描かれている。
性格
他者を見下す尊大な人物。自分を慈悲深い性格だと思っている。
自分の父が「エルフはどんな生物よりも強くなれる素晴らしい種族*10」と証明してくれた経験から、エルフの誰もが「素晴らしい強者」になる可能性があると信じている*11。
そのような種族であるにも拘らず、女エルフや子供エルフはまるで強くならないため、彼らを「ゴミ」「弱者」「失敗作」と見下し嫌悪している*12。
デケムが名前を覚える価値を持つ者は殆どいない*13。
自国や民たちに対して関心が薄く、己の価値基準でしか他人に接することができない。「脆弱なゴミ」の気持ちを理解することができないため、自身が勝手に解釈した慈悲深さを一方的に与えている。
例えば、殺すほどの不快感を覚えなかったから殺さなかった、出来損ないを生んだ女に再び子を産む機会を与えた、配下の妻・娘に自分の子を産む栄誉を与えたなど。
自分の夢のために強い子供を得る手段を求めており、スレイン法国との戦争は力に目覚める素晴らしい状況だと喜んでいる。
だが女エルフや子供たちを投入しても一向に結果が出ないため、強者の母体が必要と考えている*14。
強さ
召喚に特化した森祭司。100年以上前の漆黒聖典に壊滅的被害をもたらした張本人であり*15、古老に到達したドラゴンすら討伐するほどの力を持つ*16。
- 根源の土精霊を使役する。ベヒーモスと呼んでいるが名付け親はデケムではない。通常手段での召喚は不可能*17なため、何らかの特別なアイテムか、特別なスキルで呼び出していると思われる。
- 己よりも強い精霊を使役することができる。これはデケムの職業によるもので、代償として戦闘行為を行っている間は魔力を継続的に消費する*18。
- 召喚に特化している*19。
- 第十位階までの魔法を使用可能だが、得意というわけではない*20。
- HPは最低でも70レベル相当、MPはシャルティアに届くか届かないか。HPとMPから見たアインズの推測では70レベル〜80レベル。肉体面でも強く、魔法を使わない近接戦ではアインズに勝ち目はない。
- アインズの《タイム・ストップ/時間停止》、アウラの<影縫いの矢>が効かなかった。(マジックアイテムによる対策かは不明)
- 子供の中で己の力の半分に到達できたものはいない*21。
- ナザリックが収集した情報では、「凄く強いらしい*22」それ以外は不明(15巻時)。
- 過去にスレイン法国の切り札であるファーインを拘束している*23。
- 火滅聖典のシュエンは「逸脱者すらも超えた存在*24」と評している。
- インヴィジビリティ、サイレンスを使用したシュエンを知覚力である程度捉えることができる*25。
- 親から受け継いだ武具を所有している*26。ルーギには弓を貸し与えた。
- 番外席次は「喉に刺さった骨*27」と評している。デケムの強さを知っているかは不明。
装備
- 恐怖に対する耐性を付与するアイテム*28
- 時間対策用のアイテム*29(アイテム以外の対策は困難であることからの推測)
- 宝物殿には、果実を作る魔法を4時間に6回発動できる杖がある*30
- 指輪(要出典)
父親から受け継いだ召喚用のアイテムで、通常の召喚では呼び出せない原初の土の精霊を使役出来る。ただし魔法による召喚とは異なり、召喚している間はMPが消費され続けていくという弱点がある。 -ベヒーモス上記の指輪によって召喚される87レベルの原初の土の精霊。召喚される際には周囲の土砂を肉体へと変え、岩や鉱石などを積み上げた様な見た目の巨体と、厚くて長い腕と短い足を持つ。なお“ベヒーモス”という名前は、種族名ではなく個体名。召喚主のデケムよりも高いレベルを誇るが、デケム自身が『サモナー』に特化しているため、使役を可能としている。同レベルの精霊に比べるとタンクなどに優れており(土の精霊自体がその傾向にある)、各種金属の特性も併せ持つため、一部金属などに脆弱性をもつ人狼などの種族の弱点を突く事も出来る。
スキル
移動阻害*31に対する耐性を得るスキルあるいはアイテム*32
自身と繋がった精霊のもとに転移するスキルあるいは魔法*33
魔法
- 《マーシー・オブ・ショレア・ロブスタ/沙羅双樹の慈悲》
- 《テンペスト/暴風雨》
- 《アスペクト・オブ・エレメンタル/精霊の相》
- 《シャイニング・バースト/陽光爆裂》
- 《トレマーセンス/振動感知》
- 《グリーンチェイン/緑の鎖》(おそらく魔法)
- 飛行する魔法*34(飛行かどうかは不明)
相関
- 森妖精(エルフ)の王国
- 自国。何の価値もないゴミばかりで呆れている。エルフ以外の種族に可能性を感じ始めている*35。
- スレイン法国
- 戦争という素晴らしい状況だが結果が出ない。
- 番外席次
- かつて捕え孕ませたファーインの子
- 八欲王
- 偉大な父。ベヒーモスに勝てるのは父ぐらいだろう。*36
- 名前の元ネタ
- 「デケム(Decem)」はラテン語で「10」を意味することから、父親の名前は「クロウ・ホウガン(九郎判官)*37」ではないか?とする説がある。
小ネタ
- 「王の相*38」というものがあるらしい。恐らくだがオッドアイのこと。
- 十三英雄の一人に「祖たるエルフの特徴を持ったエルフ王家の者」がいたが、デケムとの関係は不明。
- 王様優秀度*39でデケムを格付けするとしたら「シャースーリュー>デケム(めちゃ強引な三代目ワンマン社長風味。上手く回転するともっと上。でも大抵、会社を凋落させるので、とりあえずここ)>鈴木悟」*40
- *1 : 16-205
- *2 : 16-253
- *3 : 八欲王が現れたのが500年前
- *4 : 16-269
- *5 : 11-179
- *6 : 15-326
- *7 : 16-254
- *8 : web前編:諸国-2
- *9 : 15-125
- *10 : 15-143
- *11 : 15-143
- *12 : 11-178
- *13 : 15-144
- *14 : 11-179
- *15 : 16-253
- *16 : 16-225
- *17 : 16-208
- *18 : 16-224
- *19 : 16-224
- *20 : 16-224
- *21 : 11-178
- *22 : 15-080
- *23 : 11-179
- *24 : 15-138
- *25 : 15-138
- *26 : 15-142
- *27 : 15-330
- *28 : 16-242
- *29 : 16-247
- *30 : 16-261
- *31 : 16-249
- *32 : アウラの「影縫いの矢」を無効化からの推測
- *33 : 16-260
- *34 : 16-260
- *35 : 11-179
- *36 : 16-225
- *37 : 源義経(幼名:牛若丸)のこと。
- *38 : 15-137
- *39 : ラナー(理解外) >>> ジルクニフ(化け物) > ドラウディロン(王様苦労経験値では周辺国家断トツトップ)> ザナック(普通に優秀)=リユロ(経験値もあるし、素で優秀) > バザー(戦闘国家になってそう) > ランポッサ(失敗はないが、大きな成功もない) > カルカ(強い政策が取れない) > オラサーダルク(自分を優先) > バルブロ(王としての知識を持っているだけ) >> シャースーリュー(世界が狭い) > 鈴木悟(凡人)
- *40 : 作者X
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