「オオオァァァアアアアアア――!!」
メインデータ | |||
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画像 | |||
名前 | 死の騎士 | ||
種族 | 異形種(アンデッド) | ||
異名 | モンスター | ||
役職 | ? | ||
住居 | ? | ||
属性 | ? | カルマ値:? | |
モンスターレベル | デス・ナイト*1 | 35.Lv | |
サブデータ | |||
誕生日 | 召喚された時 | 身長 | 2.3m*2 |
年齢 | ? | 性別 | 男? |
趣味 | ? | 召喚主 | アインズなど |
登場 | web 書籍 | 声優 | ? |
人気投票 | 38位 | 備考 |
概要
死の騎士とは、防御能力に長けた35レベルのアンデッドモンスターである。どんな攻撃でもHP1で耐えるスキルを持っているため、アインズ愛用の盾役モンスターに採用されている。
異世界でもその名は知られているが、伝説過ぎて知名度が低い*3。この項目では、アインズが<中位アンデッド作成>で作れるデス・ナイトと、カッツェ平野で自然発生した現地出身のデス・ナイトのどちらも説明する。ついでにハムスケの友達も取り扱う。
デス・ナイトとガゼフ・ストロノーフや他のキャラクターの強さの比較は長すぎるので割愛する。
web版
書籍とほぼ同じくカルネ村で戦闘を行い、ガゼフと一騎打ちをして意図的に敗北する。
web版アインズだと、一日八体までの<上位アンデッド作成>で作成できるアンデッドになっている。
※web版には上位と下位しかアンデッド作成が存在しない。
外見
身長2.3メートルのアンデッドの騎士。
右手に赤黒いオーラを纏わせた1.3メートルのフランベルジェ(フランベルジュ)。左手には体の3/4を覆えそうなタワーシールド持つ。黒色の全身鎧には、血管のような真紅の紋様があちこちにあり、鋭いトゲが所々から突き出しており、ボロボロの漆黒のマントをたなびかせている。
顔の部分が開いた兜は悪魔の角を生やし、顔は腐り落ちた人間の顔で、ぽっかり開いた眼窩の中には、生者への憎しみと殺戮への期待が煌々と赤く灯っている。*4
意外と臭くなく「墓場に漂う大地の匂い」をしている模様。ただ、マントは少しツーンとするらしい*5。
性格
多くのアンデッドの例に漏れず、生者を憎み、殺戮を楽しむ。初登場時のカルネ村では、向かってくるものは死なない程度の力で吹き飛ばし、逃げるものだけを殺すという手段で相手をなぶり殺しにした*6。なお、アインズは「騎士たちを殺せ」と命じただけで、「なぶり殺しにしろ」とは命じていない。
アインズとアインズに化けたパンドラによってかなりの数が作られているが、個体ごとに性格の違いがあるかは不明。
アニメ1期「オーバーロード」の特典小説「王の使者」では、デスナイトの視点で物語が展開する。デスナイトが主人の意図を自分なりに理解しようとする描写や、会話相手への気遣いを見せる、サラリーマンのような場面が数多く描かれている。雄叫びを上げながら走る癖があるのか、両手で口を覆って小走りする可愛らしい一面もある。
特典小説では、コキュートスと熱い握手を交わしたり、一般メイドをはじめとするナザリックの住人と会話を交わしたりする様子が描かれる。アインズの言葉を伝えているため間違いなく喋っている。しかし、訓練仲間のハムスケから見るとデスナイトは無口でほとんど喋らない存在であり、アインズもまた「あいつが饒舌に喋るはずがない」と考えている*7。
強さ
- 35レベルのアンデッドモンスター*8。
- 異世界では推定難度百以上*9。
- スキル<中位アンデッド作成(創造)>で作れる。
- web版では<上位アンデッド作成>で作れる(召喚時間は100分*10)
- 通常のアンデッドとは違い、炎に対する脆弱性を持たない*11。
防御に長けたモンスターであり、攻撃能力は25レベルのモンスター相当で、防御能力は40レベルのモンスター程度。
アインズが重宝する能力が二つあり、一つが召喚者のヘイトを肩代わりして、敵モンスターの攻撃を完全に引き付ける能力*12。もう一つが、一回だけどんな攻撃を受けてもHP1で耐えきる能力がある。アインズは自分を守る盾用モンスターとしてよく使っていた*13。
また、数に限りがあるが、殺した相手と同レベルのアンデッドの「従者の動死体」を生む*14。加えて、スクワイア・ゾンビが殺した相手はゾンビになる。これは数に限りがない*15。
※同じく九巻雑感に、「スクワイア・ゾンビはデス・ナイトの半分程度のレベル」と出ている。異世界仕様なのか設定が変わったのか不明。
弱点は対空手段が無いため、相手に空を飛ばれると何も出来ない模様。カッツェ平野に現れたデス・ナイトは、<フライ/飛行>を使ったフールーダとその高弟たちの<ファイヤーボール/火球>による絨毯爆撃ののちに捕縛された。14巻のエ・ナイウル都市攻防戦で<ファイヤーボール/火球>を何十回受けても滅びなかった*16。
投擲能力があるらしく、クアゴアを投げつけている[1]。
装備
スキル
- 敵の攻撃を完全に引き付ける。
- どんな攻撃もHP1で耐える。
- 殺した相手から従者の動死体を生む。
- 通常のアンデッドとは違い炎に対する脆弱性を持たない。*17
- 睡眠・飲食・疲労が無い。(アンデッドの基礎能力)
魔法
作中の動向
転移初期
カルネ村で初登場する。 死体を媒介にして<中位アンデッド作成>で誕生。召喚者の命令を受け、主人を置き去りにしてカルネ村に突撃。死体を媒介にしたことも含め、異世界に来て間もないアインズに、ユグドラシルではあり得なかった自由度の違いをまざまざと見せつけた。
シャルティア反乱の解決後、死体を媒介に召喚すると消滅しない特性を生かすため、ナザリックの戦力増強のため大量生産された。
魔導国の建国
王国と帝国の戦争に魔導国軍として500体の騎兵のうち約200体がソウルイーターに騎乗して参戦[2]。
魔導国建国後はエ・ランテルの警備や周辺村の警備・開墾作業に従事。一部はソウルイーターと共に行動[3]。大量に作成したためアインズは生産を停止したが[4]、14巻では再開されていた[5]。
実験訓練
ハムスケやリザードマンと共に、レベルアップと武技習得の実験に参加。経験値増大アーティファクト(首輪?)を装備したが、レベルアップは確認されず実験終了[6]。
ハムスケとは「友達」として親密な関係を築いたらしい。訓練での真摯な姿勢がハムスケに好感を与え、一緒に寝るほど親しくなる。ハムスケの体毛が原因なのか、鎧の棘が丸くなるなど、物理的な変化も見られた[4]。意思疎通は可能だが、ハムスケと会話はできない28。
カッツェ平野のデス・ナイト
恐らくナザリックが転移する約5年前、カッツェ平野で自然発生したデス・ナイト。帝国兵一個中隊を壊滅させるも、フールーダと高弟たちの<ファイヤーボール/火球>による絨毯爆撃で捕縛され、帝国魔法省の最奥に封印[7]。フールーダの試み支配を試みるも失敗が続く。アインズはフールーダからこの話を聞き、興味を示す[8]。
※発生時期は約5年前とされるが、対応に追われたにもかかわらずジルクニフが詳細を知らないため、正確な時期は不明と考えたほうが良いと思われる[9]。
web版
書籍とほぼ同じくカルネ村で戦闘を行い、ガゼフと一騎打ちを行い意図的に敗北する。
web版アインズは、一日八体までの<上位アンデッド作成>で作れるアンデッドになっている。
web版のアインデッド作成は上位と下位しか存在しない。大虐殺ではスケリトル・ドラゴンに騎乗して三百体が戦場に登場した。
相関
- アインズ・ウール・ゴウン
- 召喚主その①。スキルで大幅に強化されている。死体が必要ということ以外コストがかからないので大量に召喚された。
- パンドラズ・アクター
- ハムスケ
小ネタ
- 「『ソス卿はどうしてデスナイトになったんですか?』Tomb of the Overlord オーバーロード 元ネタ考察 備忘録」様
- 現地で生まれたデスナイトはユグドラシルのものと形状や能力が若干違い、ゲームでは出来ないことが出来るらしい。成長してデスナイトロードの可能性も。*19
- 死体を媒介にしたことも含め、異世界に来て間もないアインズに、ユグドラシルではあり得なかった自由度の違いをまざまざと見せつけた*20。
- 魔導国建国後は、木っ端役人の如くエ・ランテルの警備を行う。また、ソウルイーターと共に周辺の村の警備・開墾作業が命じられている者たちもいる*21。多すぎてアインズは日課だった生産作業を止めている*22(14巻では再開している*23)。
- *1 : 1-223
- *2 : 1-223
- *3 : 7-142
- *4 : デスナイトの外見:1-224
- *5 : Arcadia感想返し[151]
- *6 : 1-237
- *7 : 8-336
- *8 : 1-223
- *9 : 10-232
- *10 : web-交渉
- *11 : BD特典「王の使者」-043)
- *12 : 「BD特典小説:プロローグ下-095
- *13 : デスナイトの特殊能力:1-222
- *14 : 1-240
- *15 : 9巻雑感
- *16 : 14-230
- *17 : BD特典「王の使者」-043
- *18 : 10-075
- *19 : 作者Twitter 1:56 – 2015年7月4日
- *20 : 1-224
- *21 : 10-088〜089
- *22 : 10-067
- *23 : 14-113
- *24 : 7-143
- *25 : 10-357
- *26 : 10-067
- *27 : 10-067〜70
コメント
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