「畏まりました。モモンさ――ん」
メインデータ | |||
---|---|---|---|
名前 | ナーベ | ||
種族 | 人間種(人間) | ||
分類 | 現地出身 | ||
異名 | 美姫 | ||
役職 | アダマンタイト級冒険者 漆黒のメンバー | ||
住居 | 出身不明 | ||
属性 | ? | カルマ値:? | |
種族レベル | 人間種のため種族レベル無し | ||
職業レベル | 魔力系魔法詠唱者 | ?.Lv | |
合計 | ? | ||
登場 | 『オーバーロード2 漆黒の戦士』 | ||
サブデータ | |||
誕生日 | ? | 身長 | ? |
年齢 | 10代後半〜20代?*1 | 性別 | 女 |
趣味 | ? | 家族 | ? |
登場 | 書籍 | 声優 | 沼倉愛美 |
◎イラストは、pixiv「ナーベさん」を、絶永様から許可を得てお借りしています。二次配布、無断使用などは禁止です。
概要
ナーベとは、リ・エスティーゼ王国の都市、エ・ランテルの冒険者組合を拠点に活動している、王国3番目のアダマンタイト級冒険者チーム『漆黒』の第三位階が使える魔力系魔法詠唱者である。
チームメイトはリーダーの漆黒の戦士モモンと、その騎乗魔獣である森の賢王(現:ハムスケ)と共に、数多の偉業を成し遂げている。
モモンと共に南方のとある国から2体の吸血鬼を追って、エ・ランテルの冒険者組合で登録を行う。
元々はチーム名のないチームだったが、モモンが常に漆黒の全身鎧を着用しているため、周りが通称として『漆黒』と呼んでいたものを本人たちも使うようになった*2。
外見
外見年齢は10代後半〜20代ほど。
すっと線を引いたような切れ長の黒い瞳。
長い黒髪を束ね、それをポニーテールにしており、きめ細かい美しい色白の肌は真珠のような輝きを放つ。
誰もが振り向くような異国情緒を漂わせる美貌を持っているが、服装は茶色のローブという地味なものである*3。
性格
ンフィーレア曰く「冷酷でやや天然」
尊大かつ温厚で慈悲深いモモンとは対照的に、性格はかなりきつく冷たい印象を抱かせるものの、その美貌で男を虜にして度々愛の告白をされている。
が、大抵は物理的に撃退され、泣きを見るのだった。
他人には非常に刺々しい態度をとるが、モモンに対しては盲目的かつ献身的に従い、彼に頭を垂れたり、「モモン様」と呼ぶ場面が目撃されているため、従者ではないかと言われている。
- 「黙れ、下等生物(ナメクジ)。身の程をわきまえてから声をかけなさい。舌を引き抜きますよ?」
- 「死ね、下等生物(ウジムシ)。私がお前の友人になどなるはずがないでしょ。目をスプーンでくりぬかれたいの?」
- 「この下等生物(ヤブ蚊)は……叩き潰す許可をいただけますか、モモンさん?」
- 「死ね、下等生物(ゲジゲジ)。煮えたぎった油を飲ませて、下らないことが言えないようにしようか?」
- 「全く……下等生物(イモムシ)のように簡単に潰れればよいものを……」
- 「……バカ? 下等生物(ダニ)たる人間ごときが私を!?」
- 「はぁ。そうこうふんするから下等生物(ベニコメツキ)という言葉がお似合いなのよ」
- 「……面倒なのはこっちの台詞よ、下等生物(ミノムシ)。後ろに隠れてないで出てきたら?」
- 「人間という生き物がプラナリアたる所以ね」
- 「人間風情が舐めた口を叩くなよ、ゴミが」
- 「下等生物(ノミ)とはいえ、その答えは何? もう少し頭を使ってほしいわね」
- 「下等生物(アメンボ)に知恵を得る機会を与えましょう。お題はあなたの命ということで。」
- 「下等生物(ムシケラ)でも焼けると良い匂いがする。」
- 「私が相手にしていた下等生物(コウガイビル)が大切にしていたアイテムのようです。」
- 「それよりもそちらの大蚊(ガガンボ)を石畳に落とされることをお勧めしますが」
- 「下等生物(あぶ」。モモンさんがあなたに聞きたいことがあると――」
強さ
若くして第三位階の魔力系魔法を修めた才女。
しかし、功績を考えると、もっと高位階の魔法が使えるのでは? と考えるものもいる。
さらには身体能力も並の戦士以上に高く、腰から下げた剣は飾りではない。
達成した偉業
- エ・ランテル墓地から突如発生した数千に及ぶアンデッドの軍勢を突破し、テロ集団ズーラーノーンと思われる首謀者を撃破
- 強大な力を持つ吸血鬼『ホニョペニョコ』と大地が変容するような熾烈な争いの末にこれを討ち滅ぼす。
- 北上してきたゴブリン部族連合をナーベが単騎で殲滅。
- 遭遇したギガント・バジリスクをモモンが討伐。ナーベは依頼人の護衛を務めた。
- カッツェ平野から流れ込んできたアンデッド師団を滅ぼす。
- 突如王都を襲撃した、推定難度200の『ヤルダバオト』と戦うモモンを支援するため、敵の部下と戦った。
装備&アイテム
- スレイン法国の偽装兵が使っていた剣*4
- 茶色のローブ……瞬時にメイド服へ早着替えができるローブ
- 動物の像・戦闘馬(スタチュー・オブ・アニマル ウォーホース)
- 他不明
- 飲食が不要になる指輪(恐らく「維持する指輪リング・オブ・サステナンス」)
武技
- 不明。なし。
魔法
- 《ライトニング/雷撃》
- 《エレクトロスフィア/電撃球》
- 《ラビッツ・イヤー/兎の耳》
- 《リーンフォース・アーマー/鎧強化》
- 《シールドウォール/盾壁》
- 《プロテクションエナジー・ネガティブ/負属性防御》
- 《チャームパーソン/人間種魅了》
- 《インヴィジビリティ/不可視化》*5
- 《フライ/飛行》
相関
- モモン
- ナーベの相棒でチームリーダーの戦士。通称『漆黒』
- ハムスケ
- トブの大森林を数百年に亘り支配していた比類なき力を持った大魔獣。強さはともかく、力を感じる瞳をしている。
- イビルなんとか
- ガガンボ
- ルクルット・ボルブ
- 一目惚れしてきたナメクジ。 ほか、ヤブ蚊など。
- トーケル・カラン・デイル・ビョルケンヘイム
- 一目惚れしてきた4人目のウジ虫。
- カジット・デイル・バダンテール
- ダニ、ベニコメツキ、コウガイビル、他。
- エンリ・エモット
- アブ
- チエネイコ男爵
- 王国の貴族。アザだけで済んだ人。
- 街のスリ
- 手を潰した。
小ネタ
- 英訳版2巻では「モモンさ――ん」が、「Mr.Momooon」と訳されており*6、原作の“様”と言いそうになるのを“さん”と直している感が表せていなかった。7巻では「LorーMr.Momon」となっている。なお、コミカライズ版では登場時から「Momon Saーーn」。
- *1 : 2-014
- *2 : イビルアイ「チーム名は決まってないらしい」:5-118 モモン「チーム名も二つ名も名乗ったことがない」:6-284
- *3 : ナーベの外見:2-014
- *4 : 2-047
- *5 : 「不可視化しろ」という意味の言葉と思われる。透明化は色々不明:2-163 誤字脱字の『透明化』参照
- *6 : 英訳電子版2-016〜2-020
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