「というか魔導国ってなんだよ。ドワーフとどういう関係だよ。誰か教えてくれ……」
メインデータ | |||
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画像 | |||
名前 | ペ・リユロ pe riyuro | ||
種族 | 亜人種(クアゴア) | ||
分類 | 現地出身 | ||
異名 | 種族史上最高の王 | ||
役職 | アゼルリシア山脈クアゴア統合氏族王 | ||
住居 | ドワーフ旧王都(フェオ・ベルカナ)元商工会議所 | ||
属性 | 中立 | カルマ値:40 | |
種族レベル | 土掘獣人(クアゴア) 土掘獣人王(クアゴア・ロード) | 10.Lv 10.Lv | |
職業レベル | エンペラー(一般) モンク キ・マスター など | 2.Lv 6.Lv 4.Lv 残り6.Lv | |
合計 | 種族20.Lv 職業18.Lv 合計38.Lv | ||
登場 | 『オーバーロード11 山小人の工匠』-474 | ||
サブデータ | |||
誕生日 | ? | 身長 | ? |
年齢 | ? | 性別 | 男 |
趣味 | ? | 家族 | ? |
登場 | 書籍 | 声優 | 松風雅也 |
備考 | アインズの知る限りではユグドラシルに存在しない種族 |
概要
ペ・リユロとは、アゼルリシア山脈に生息する種族「クアゴア」の1人。
圧倒的な力で全氏族をまとめ上げ、同族から畏怖と尊敬を集めてやまないクアゴア統合氏族王である。
王様優秀度*1は、12キャラ中、ザナックと同率で4位(経験値もあるし、素で優秀)である。知識をより得ると上に行く*2。
外見
クアゴアの外見の特徴とペ・リユロは少しだけ外見が違うらしい。*3
クアゴアは幼少の頃に食べた鉱物で成長度合いがかわるが、ペ・リユロがどのように育ったかは不明。
11巻キャラクター紹介のイラストを参照。
アニメ公式Twitter
��キャラクター解禁��
ペ・リユロを演じるのは #松風雅也 さんに決定!
キャラクタービジュアルを公開しました。https://t.co/mjSPlj9xgu#overlord_anime #オーバーロード #オバロ pic.twitter.com/8JMqggpqZi — オーバーロード/アニメ公式 (@over_lord_anime) August 16, 2022
性格
ドラゴンに表向き服従し、頭を垂れながらも、チャンスがあれば力を削ごうとするなど非常に強かな王である。下等種族のクアゴアではありえなかったような様々な改革を行うなど、力だけではなく頭の回転が速い傑物。
クアゴアという文明レベルの低い場所で生まれたせいで、他の文明種族が持っているような知識がないため、クラス選択を誤っていたりする。*4
また、鎧に身を包んだシャルティアはともかく、アウラを「黒い肌のドワーフではない種族」*5と認識するなど、彼の知識の範囲は狭い。
フロストドラゴンの対抗策については、彼なりの構想があった可能性が高いが、表向き『共生共存』と宣言しているためか、一切の記述が無く、構想の有無すら不明である。
強いて言えば、先遣隊指揮官であるヨオズが「冷気ブレス耐性を持つクアゴアが生まれなければ……」という記述があるのみ。*6
強さ
クアゴアの太古の英雄プを越える存在。
先遣部隊隊長のヨオズの印象では、全氏族の頂点であり、全クアゴアを敵に回しても勝利することが可能らしく、さらには、ゴーレム(デス・ナイト)にも勝てるらしい。過去にゴーレムより強いモンスターと戦ったことから、ヨオズはそういう印象を持っている。*7
作者曰く「チンギスハーンのような歴史に名の残る英雄」とのこと*8。
アベリオン丘陵の亜人王バザーはリユロよりレベルが低い。しかし、亜人同士の戦いで最適化され、魔法の武具を持つバザーは、リユロにダメージ耐性があっても、バザーが押し勝つ事だろうとされている*9。
装備
- ドワーフ製の王冠 ……捕虜に作らせた
- 衣服 ……クアゴアは爪、牙、自身の毛皮で戦うため基本的に装備品はないが、ペ・リユロは氏族王として分かりやすくするため衣服を着ている。また、それを他者に着せて影武者にする目論見もあった。
- 魔法の力を宿すペンダント(ジルクニフからの贈り物)*10
スキル
- 突撃の雄叫び(仮称)
魔法
略歴
- ペ・リユロは圧倒的な強さで全ての氏族をまとめ上げると、次は様々な改革を開始する。
- 捕虜の活用、農畜技術の獲得、対モンスター組織の作成、族長交代の改革、鉱石の分配など、これまでのクアゴアが考えもつかなかったような様々な改革を行う*11。
- クアゴアを発展させるために尽力し、鉱物を奪い合う相手であるドワーフを殲滅する方法を模索する。
- 作中では、そんなドワーフへの攻略作戦を決行。ドワーフの防衛戦である大裂け目の吊橋を迂回するルートを発見させる。先遣隊がドワーフを蹂躙する一歩手前まで肉薄できたが、ドワーフが繰り出したゴーレム(アインズ作成のデス・ナイト2体)によって失敗に終わる。
- 六万を超えるクアゴアがいるドワーフの元王都に交渉に来た魔導国の使者に対して、暗に「魔導国に力があるのなら支配されてもいい」と伝えたつもりだったが、素直に従わないと受け取った魔導国側は「一万まで数を減らしてから支配する」とクアゴアの間引きを開始する。
- 敵に突撃する同胞たちが瞬く間にただの肉塊になる大惨劇を経て、全く状況を理解できないまま魔導国によってクアゴアは支配されることになった。
- 魔導国にクアゴアが支配されてからは、魔導王に拝謁するための待合室でたまたまジルクニフと出会う。その後、お互いの探り合いをしていく中で、同じ加害者による悲劇を分かち合った無二の親友となった。
- 魔導国の属国になったバハルス帝国に招かれたリユロは、魔導王崩御の知らせを鼻で笑い、遠くを見ながら新しく出来るであろう同胞を二人で哀れんでいる。
相関
- オラサーダルク=ヘイリリアル
- 王城という一番いい場所を塒にしている恨みがある。*12
- ヨオズ
- 面白いやつ。指揮官として優秀であると信用している。
- アインズ・ウール・ゴウン魔導王
- ははぁ!!! ありがとうございますぅ!!!
- アウラ・ベラ・フィオーラ
- あのドラゴンの王の方が温情溢れていたと言える。
- シャルティア・ブラッドフォールン
- あれほどとは……
- ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス
- 深い友情で結ばれた親友。
小ネタ
- 「黒い宝石」と呼ばれる帝国では貴重なキノコをジルクニフのお土産に大量に持参した。香り豊かだそうなので恐らくトリュフと思われる。
- *1 : 同じ国を運営した場合、20年後に国を裕福にしている順位。
- *2 : オーバーロード12巻作者雑感
- *3 : 11-228
- *4 : 11巻作者雑感
- *5 : ダークエルフはアゼルリシア山脈ではあり得ない存在 11-370
- *6 : 11-226
- *7 : 11-345
- *8 : 11巻雑感
- *9 : 12巻雑感
- *10 : 13-309
- *11 : 11-214
- *12 : 11-349
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