カルサナス都市国家連合

カルサナス都市国家連合
 
詳細
タイプ12の小国家連合*1
リーダー各都市長
種族主に亜人*2、各都市の1種族の割合は4割(ベバード除く)
人口平均40万人、最多60万人
建国不明(後述)
首都各都市
所在地バハルス帝国の北東
Media
登場作品web 書籍

※登場初期(14巻時)

概要

 カルサナス都市国家連合は、12の都市(小国家)で出来た共同体である。バハルス帝国の北東に位置する。種族は様々で亜人の都市もあり*3、冒険者組合も存在している*4。
 ジルクニフの好みの女性らしいベバードを治めるカベリア都市長がいる*5。

歴史

 元々は数百年前にあった巨大な国家が崩壊し、各都市が中心になった14の小国家が乱立。併合と分裂を繰り返し、「大議論」と呼ばれる討論が行われた結果、現在の12の小国家で運命を共にする連合になった。具体的な年代は不明。

競技大会

 過去の恨みを解消する目的で、5年に一度、競技大会が行われる。各都市で順繰りに行われるらしい*6。16の種目があり、中でも「コネリエ」と呼ばれる仮想戦場・殴り合い競技などで呼ばれる競技が最も人気がある。
 コネリエ 各都市が選出した10人の強者が、『平和の戦旗』というマジックアイテムが保護したフィールド内で戦う*7。最も派手な競技のため非常に人気があり、この競技だけは必ず見るという者が多い。人気のためにミスは些細なものでも許されない。

 40年前のオークネイス大会では存在を疑われていた亡霊が発生。競技中に暴動が起き多数の死傷者が出た。警戒を緩め十分な対策を立てなかった「オークネイスの運営」は無能の代名詞となった。各都市の首脳部はオークネイスの運営はこのミスを除き、そこまで悪く無かったと判断している。

社会

 人口は各都市(占有地含む)で平均約40万人。最も多い都市は60万人ほど。種族は各都市、都市内でも様々で、1種族が都市に占める割合は多くても4割。ただしベバードだけは違うらしいがどのように違うかは不明*8。

軍事

 人間で剣技に長ける者をあげる会話で、ワーカーのグリンガムが「勇者様」「闇騎士」の二人を挙げた*9。
 考察になるが、この会話だと、冒険者とワーカーには「冒険者の〜・ワーカーの〜」とつくので、この二人は国家所属またはフリーの傭兵かなにかと思われる。web版では、ギルド(冒険者組合)に所属する最高位がAクラスである。*10

 外敵に東に広がる草原を支配している「騎馬王」がいる。

都市

※下記は本文で記載された順番を並べている。競技大会のオークネイス大会から40年後がベバードのため、競技大会の順番とは関係ないと思われる。

  • カルクサーナス
  • ペポ・アロ
  • 東ガイツ
  • 西ガイツ
  • ヴェネリア
  • 大リスタラン
  • オークネイス
  • 新オークネイス
  • グランウィッツ
  • リー
  • フランクラン
  • ベバード

主な人物

  • リ・キスタ・カベリア
    • ベバードを治める現都市長。女性。4年後にベハードで開催される予定の競技大会に頭を悩ませる。
    • 上級内務員の時、バハルス帝国でジルクニフと謁見したことがある*11。
  • リ・ベルン・カベリア
    • ベバードの前都市長。キスタの祖父。80歳近くになるまでベバードをつつがなく統治した偉人。
    • 近隣から「ベバードの古烏」と呼ばれている。足が悪い。

関連項目

  • 銀糸鳥
    • バハルス帝国から都市国家連合へホームを移した。

その他

  • 勇者様と闇騎士は、web版だと同じシーンで、グリンガムが冒険者とワーカーのカテゴリーで「勇者さま」「ダークロード」と呼んでいる。*12

  • *1 : 14-281
  • *2 : 14-225
  • *3 : 4-011
  • *4 : 10-441
  • *5 : 9-027
  • *6 : 14-282
  • *7 : 14-282
  • *8 : 14-281
  • *9 : 7-104
  • *10 : web検討-1
  • *11 : 14-286
  • *12 : web侵入者-1

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