概要
この項目では作中に登場した種族名、モンスター名が外見や雰囲気を元に編集者の主観で分類されている。
作中で明確に種族が示された訳では無く、まとめる際に「恐らくこの種族だろう」というまとめ方をしている種族が多いので注意。
登場人物は「登場人物一覧」
種族レベルは「種族レベル」
人間種・亜人種・異形種
人間種
人間、森妖精、山小人などの総称。種族ごとに差はあるが人間種と亜人種には寿命がある*1。
人間種には種族レベルが存在しないので、100レベル分の職業(クラス)を修める事が出来る。ユグドラシルで強いキャラクターを作る場合は種族レベルを一切上げずに職業レベルを上げてスキルを覚えたほうが良いとされている*2。
これは種族レベルによる高い能力値よりも、職業レベルによる様々なスキルのほうが使い勝手が良いため。
人間種同士であれば子孫を残す事が出来るが、亜人種相手では子を作ることが出来ない*3。
亜人種
人間種とはかけ離れた見た目を持つ、いわゆるデミ・ヒューマンの総称。種族ごとに差はあるが人間種と亜人種には寿命がある*4。
人間種とは違い、種族レベルが存在するため高い身体能力などを持つ。また、種族レベルが高くなると種族特有の能力を得ることもできる*5。
転移した世界では一般的に亜人種は文明レベルが低く、集落を形成して生活する様々な部族がいる。しかし、大陸中央部には亜人種の六大国家が存在して覇権を争っている。
本作では亜人種と人間種では子供を作ることが出来ず*6、個人の異常性癖者を除き、異種姦を好む種族も登場していない。が、これを打破するべくとある場所で鋭意実験中。
亜人種(魔現人)の女性であるナスレネは、異形種(悪魔)であるヤルダバオトの子を宿すつもりだったため*7、現地において亜人種と異形種は子供を作れるらしい。実例として、異形種(ドラゴン)と人間種(人間)の子の子孫であるドラウディロン・オーリウクルスが登場している。
異形種
具体的な分類方法は不明。
人間種・亜人種に当てはまらない者たち。アンデッドやスライムなどの種族。ゲームでは一定までは成長して老化が止まるという設定*8。
人間種・亜人種と比べ能力値の上昇が良く、モンスターに由来する耐性や特殊能力を取得できるが、明確な弱点を併せ持つことが多い。
ユグドラシルで異形種を選択した場合は、PKされても相手にペナルティがない(PKと見なされない)、一部の都市に出入りできない、一部の職業に就けないなど様々なデメリットが存在していた*9。
そのため種族レベルは伸ばさずに、有用な職業を取得した方が強さの向上につながるという理由から、異形種で遊ぶプレイヤーは一般的には玄人好みとされていたようである。
ただし、能力値の上昇が良い分、強力なスキルがより強力になるのでハマると強い。
プレイヤー・NPCとモンスター(自然発生・召喚など)は同じ種族であっても、前者は職業・種族レベルを厳密に割り振られたものであるのに対し、後者はモンスターレベルが表記されるに留まるなど、ゲーム中では明確に区分されている。
ドラゴンは異形種に分類されるが、異世界における寿命については不明*10。。
フロストドラゴンのヘジンマールによれば、ドラゴンとアンデッドを比較すると、成長と寿命の観点から、肉体的な成長がないにもかかわらず、知識と経験を蓄えるアンデッドが優位に立つとしている*11(異世界でもアンデッドは不死で寿命がないと考えられている)。
したがって、ヘジンマールはドラゴンに寿命があると認識していると言える。
人間種
名称 | 説明 | 主な登場人物 |
---|---|---|
人間 | いわゆる「人間」 鋭い爪、硬い鱗、闇を見通す眼を持たない種族。身体能力が他種族に比べ劣るため、世界全体では「劣等種族」に置かれることが多い。ナザリック周辺ではこれらが大多数を占める三ヶ国を形成しているが、これは他の強靭な種族に大陸北部の平野部に追いやられた結果が大きい。 ちなみに本来の人間(ホモ・サピエンス)は生存競争に負けて絶滅済み*12。妊娠期間は現地時間の九ヶ月*13(転移後の世界の1年が12ヶ月、1ヶ月が約30日とした場合)。 | ガゼフ |
虹瞳人 | 外伝「亡国の吸血姫」で登場。七色に輝く瞳が特徴の人間種。基本的に細身で、四大系統の魔法を強化する能力に秀でている。キーノ(イビルアイ)の出身国であるインベリアの9割以上がこの種族。*14。 | キーノ |
四眼種 | 詳細不明。外伝「亡国の吸血姫」で登場。 | 旅慣れた吟遊詩人 |
尖角種 | 外伝「亡国の吸血姫」で登場。額に水晶のような角が1本ある人間種。 | ベッツ*15 |
森妖精 | いわゆる「エルフ」 森に住み、尖った耳と人間よりもずっと長寿な種族。人間よりも優れた聴覚を持つ*16。ダークエルフと違って人間と交易をすることがある*17。web版では森に住むウッドエルフとも呼ばれている*18。 ユグドラシルでは、寿命は千年であり、最初の十年の成長は結構速く、最後の十年の老いが速いという設定である…とアインズはうっすらと覚えている。*19 スレイン法国とエルフの国が戦争中で、法国からバハルス帝国にも奴隷が流入している。奴隷とされる際は耳を半分以上切り落とされる。多くのファンタジー作品で「ドワーフと仲が悪い」という設定を持つが、本作では(それどころじゃないため)種族間の争いは存在しない。場所によっては何らかの理由で対立してるところがあるらしい*20。 | デケム |
半森妖精 | エルフと人間のハーフ。寿命に関しては不明であるが、ハーフエルフの番外席次は見た目が10代前半でも*21、年齢は最低でも50歳以上である*22。 | イミーナ |
闇妖精 | 昔はトブの大森林を支配していたが、魔樹ザイトルクワエの出現以降はトブの大森林から姿を消したようだ。現在は南方の大森林の奥深くの人跡未踏の地に移住しているらしく、エルフのように人間と関わることはない*26。 Web版では洞窟や地下を住処としている*27らしく、書籍化によって大幅に設定が変わったと思われる。 | アウラ |
ワイルドエルフ | web版。肉付きの悪いエルフ(ウッドエルフ)よりも肉感的な体格をしているが人間並み。森ではなく草原に暮らしている。*28 書籍版。かつて普通のエルフだったが、生活圏を草原に移したことで文化形態のみならず肉体にも変化が生じた。*29 | 名前のみ登場 |
山小人 | いわゆる「ドワーフ」 山岳地帯の内部に住居を構えて生活する種族。身長は平均130cm*30。基本的に鈍足*31。完全な闇を見通す眼を持つ*32(エルフは不明。D&Dでは暗視or夜目がある)。 ユグドラシルでドワーフはクラフトマン系の職業にボーナスがあるため、武器防具などを生産する職を選ぶプレイヤーにかなり人気種族だった*33。 明記されていないが、寿命は人間より長いと思われる*34。豪放な性格だが数学的思考も併せ持つ。無類の酒好き。ドワーフの国では男は髭が豊かで三つ編みなどするが、女の場合は男ほどではなく鼻下を剃るのが常識。 本作ではエルフと種族的に仲が悪いということはない*35。アゼルリシア山脈内部にドワーフの国がある。 | ゴンド |
闇小人 | アベリオン丘陵に生息している種族。書籍では未登場だが12巻雑感で亜人王バザーと取引していることがわかったので、恐らく丘陵に住んでいる。これが丘陵の亜人たちに武器を提供するので争いに拍車がかかっている。 | 名前のみ登場 web設定 |
丘小人 | 書籍では未登場。かつてアベリオン丘陵に王国があったが、ゴブリン、オーガ、オーク等の亜人種に滅ぼされた種族として「WEB:設定」で存在が語られた。 読み方は「ヒル・ドワーフ」。「亡国の吸血姫」で初めてルビが振られた。それまでは「丘小人」のみで、「丘巨人*36」からルビが予想されていた。ちなみにD&Dには「マウンテン・ドワーフ」「ヒル・ドワーフ」「ドゥエルガル」がいる。 ドワーフと違い、野伏に高い適性を持つ*37。 | 名前のみ登場 |
亜人種
小鬼(ゴブリン)
人間と猿を掛け合わせて邪悪さをトッピングしたようなモンスター。ユグドラシルでは種類によってレベル1〜50まで大きくばらけている。
つぶれた顔に平べったい鼻をつけ、大きく裂けた口に小さな牙が上向きに生えていて、肌の色は明るい茶色、油で固まったようなぼさぼさに伸びた髪をしている。
種族的に闇視を持つ。*38一般的に体格には優れず、知性も人間に比べると劣っているが、徒党を組み獲物に襲い掛かる習性を持つため数次第では十分脅威になる。
文明を得ると一気に増えるという特性を持つ。
森林地帯に居を構えるゴブリンはオーガと共生関係にあり、部族社会を営んでいる。エ・ランテル近郊ではゴブリンに飼育された狼(ウルフ)が出現する*39。
上位のゴブリンは支配する側であり、部族を挙げて大侵攻する面倒さも知っているので森から出ることはまず無い。作中だとナーベが単騎でゴブリンの大侵攻を防いだことがある*40。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
ホブゴブリン | 稀に産まれるゴブリンの亜種。ゴブリンと違い人間並みの大きさまで成長する。知性や体格において優れるが繁殖力は劣るため、数は少ない。 | 8-094 |
バグベア | ゴブリンの近親種*41。トブの大森林に生息しているが、現在名前のみの登場。 | 8-091 |
ボガード | ゴブリンの近親種*42。トブの大森林に生息しているが、現在名前のみの登場。 | 8-091 |
レッドキャップ | ゴブリンの近親種。レベル43で、赤い帽子を被り、鉄の靴を履いている。エンリ配下は長い鎌を持ち、ルプスレギナが連れてきた方は手斧を持っている。ユグドラシルではゴブリン種族の盗賊系のキャラクターでそのまま種族レベルを取っていくとレッドキャップになるとか、レッドキャップのクラス能力を使用しないでいるとクラスイベントが発生して特殊クラスになれるとかいう設定があるらしい*43。 | 9-311 |
レッドハット | ゴブリンの近親種。現在名前のみの登場。 | WEB:「学院-8(A面)」 |
不明(第三位階を使うゴブリン) | モモンが漆黒の剣に忠告したゴブリン。 | 2-077 |
人食い大鬼(オーガ)
身長3m程の大柄な種族。猿に似ているが、体毛は全くない。体の大きさに比例し筋力は極めて高く、木の幹をそのまま棍棒とし振り回す。逆に知能は極めて低い。「人食い」であるが、本来は雑食で人間を捕らえるのが一番簡単であるからである。自分の部族以外では食事を提供してくれるゴブリン部族のみと共存するという珍しい習性をもつ。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
オーガソーサラー | 魔法が使えるオーガ | 7巻巻頭 |
土精霊大鬼 | オーガに似た種族で土の力を持ち、上位種とも言える亜人。土にちなんだ特殊能力を持つ。 | 12-380 |
水精霊大鬼 | オーガの近親種で水の力を持ち*44、上位種とも言える亜人。青白い皮膚と額に角を持つ。水にちなんだ特殊能力や魔法を持つ。体を霧状に変化させ射撃攻撃を無効化する(7回の回数制限がある)能力を持つものもいる。 | 12-380 |
妖巨人(トロール)
適応能力が高い亜人で場所に応じた多様性を見せる。長い鼻と長い耳が特徴の巨人。身長は2m後半〜3m程。オーガ以上の筋力を持ち、肉片からでも蘇るという驚異的な再生能力を持つ。また、嗅覚も鋭い。
一般的に金級冒険者でようやく相手になるくらいの強さ*45。弱点は再生能力を阻害する炎や酸の攻撃*46。ユグドラシルでは再生を阻害する攻撃全種に完全耐性を備えることは不可能*47。
大陸中央部にはトロールの国が存在し、客をもてなす時、最高の食材として、母親の胎内にいる6ヶ月の人間の赤ん坊が食されるという。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
ウォー・トロール | アインズが現地で初めて見た種族。戦闘に適応・特化しており、その肉体に内包された能力は高い。腕力で振るうだけの原始的な殴打武器ではなく、使い方を知らないと棍棒にも劣る刃物を天性の才能で振るうことができる戦士として覚醒したトロール。 | 8-382 |
ヴォルケイノ・トロール | 火山地帯に適応した炎耐性を持つトロール。 | 8-382 |
ケイブ・トロール | 洞窟の生活に特化したトロール。 | 8-382 |
シー・トロール | 海に適応した泳ぎが得意で水中呼吸すらできるトロール。 | 8-382 |
トール・トロール | 橋を棲家とする希少種のトロール。 | 8-382 |
マウンテン・トロール | 山に適応した一層大柄な体格で力を持つトロール。 | 8-382 |
蜥蜴人(リザードマン)
人間のように手足があり、ワニのような硬い鱗に長く伸びた尻尾を持ち、二足歩行をする種族。筋肉で覆われた強靭な肉体を持つ。平均身長は成人したオスで190cm、体重は100kgにも及ぶ。主に湿地に住居を構え、足の指の間にある水かきを利用し水中を素早く移動できるので、漁労を中心とした閉鎖的な狩猟採集社会を営んでいる。その反面、陸上での動きはそれほど速くない。手には肉体武器である爪を持っているが、剣や斧などの武器を使い戦闘を行う。尻尾に栄養を蓄える性質が有り、太い尻尾の異性が魅力的とされている*48。亜人種としては比較的知能が高く、人間ほど洗練されていないが固有の文化を持つ。種族的に闇視を持つ*49。
作中ではリザードマンの部族が登場している。彼らは強さを基準とした階級制の部族社会で族長、長老団、戦士階級などが存在する。祭祀達や狩猟班などこれらの枠組みから外れた集団も存在するが、あくまで族長の指揮のもと行動する。
ごく稀に部族の外に出ようとする者も出現し、これを「旅人」と呼ぶ。旅人は胸に特別な焼印を押されて区別され旅立つが、多くは外部で斃れるかそこに生活の糧を得るため戻ることは殆ど無い。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
シー・リザードマン | アーグランド評議国に属している海の種族*50。 | WEB:「設定」 |
蜥蜴人覚醒古種 | クルシュの種族。リザードマンとの詳しい違いは不明だが、クルシュはアルビノである。 | 4-435 |
土掘獣人(クアゴア)
アゼルリシア山脈に生息する種族。地底で生活しモグラに似ている。平均身長140cm・体重70kg。種族としては弱く捕食対象である。幼少期に食べた金属によって成長後の毛皮の色や強さが変わり、個体数は焦げ茶、黒、茶の順に多く、数の少ない青・赤は強者とされる(青と赤の強弱は不明)。
爪が鋭く全身の体毛は金属鎧に匹敵する硬度なため、武器を用いて戦うことは無い。金属武器での攻撃に耐性はあるが、木の棍棒や爪や牙だと普通にダメージが入る*51。
弱点は雷属性の攻撃と、魔法職が生まれない事*52。太陽の下だと完全に盲目になる。
アインズとアウラが知らなかった種族であることから、おそらくユグドラシルに存在しない種族だと思われる。*53
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
土掘獣人王 | クアゴアの王であるペ・リユロの種族。 | 11-474 |
クアゴア・ライダー | 通常のクアゴアより遥かに速く移動できる。疾走による疲労は一切しない特殊能力がある。 | 11-234 |
クアゴアの色 | 基本的に焦げ茶が多く、次に黒、茶色。青や赤といった特別な色は強者とされている*54。 レッド・クアゴアは上位種族で(青との優劣は不明)、オリハルコンと同等の硬度を誇る毛皮と、通常のクアゴアより優れた金属武器耐性を持つ。 | 11-224 |
巨人(ジャイアント)
人を大きくしたような存在で、強靭な肉体はもちろん特殊な能力も保有している。彼らはその種族的な能力でもって劣悪な環境でも耐えられるため、そういった場所に居を構えることが多い。魔法的に優れていたり、人間より優れた文化を持つ者もいるが、一般的な者は粗暴で人間からすれば危険な種族。*55
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
風巨人 | 詳細不明。十三英雄の1人として種族名のみ登場。 | 5-114 |
海巨人 | 詳細不明。ローブル聖王国と取引している者もいる。 | 12-163 |
丘巨人 | 丘に住む巨人。詳細不明。 | 12-163 |
霜の巨人 | 寒冷地帯に住む青白い肌に白い髭や髪をしている巨人。冷気に対する完全耐性を持ち、代わりに炎に対する脆弱性を持つ。アゼルリシア山脈ではフロスト・ドラゴンと覇権を争っていた。通常の種であればミスリル級冒険者ならさほど苦労せずに勝てるらしい。 | 12-165 |
ナーガ
胸から上は人間で、それより下は蛇という外見を持つ種族。幾つもの亜種が存在するが、どの種も人間に友好的ではない*56。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
シー・ナーガ | 海に住むナーガの亜種。聖王国海岸に出没することがあるらしい。 | 12-174 |
スワンプ・ナーガ | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル80のモンスター。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
その他
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
猿猴 | 見た目は人間サイズの猿。 | 10-284 |
豚鬼 | アベリオン丘陵に生息する種族。人間ほどの身長で豚のような顔を持つ亜人。綺麗好きと言われている。デミウルゴスによる人間との異種交配実験に無理やり利用されている。 | 12-357 |
野豚鬼 | 豚鬼の近親種または上位種と言われる種族。 シホウツ・トキツに見られるようにオークよりも野獣的な外見。 | 15-071 「亡国の吸血姫」-255 |
牛頭人 | 以前ビーストマンと戦争を繰り広げた牛頭を持つ種族。牛頭人の国では人間は単なる食料としか見られなかったが、「口だけの賢者」の尽力で人間は奴隷階級まで引き上げられている。 | 7-089 |
トードマン | ひょうたん湖北東に生息する蛙に似た種族。巨大なモンスターで魔獣を使役する技術を有している。蜥蜴人との関係は険悪で、シャースーリューの祖父の代には戦争が勃発し、蜥蜴人部族の一つが壊滅状態に追い込まれた。 | 8-315 |
ビーストマン | 二足歩行をするライオンやトラ等の姿をした種族。転移した世界では、成人したビーストマンは成人した人間の10倍の力を持ち、人間を難度3とするならビーストマンは難度30に匹敵する。平均が高いせいか不思議と個人の強者が少ない*57。肉食のため人間も食糧とする。 現在近隣の竜王国に攻勢を掛けている国は、大陸中央部で覇を競う六大国の一角とは別の国(Twitter)。 ビーストマンの中にはハイエナ(ネコ科)を二足歩行にしたような種もいる*58 | 9-233 |
スラーシュ | 吸盤の付いた手や遠くまで伸ばせる痺れ毒の舌を持つ亜人。上位種になれば《溶け込み》の魔法のように皮膚の色を変えられるようになる。 | 12-007 |
蛇身人 | コブラのような蛇頭と鱗の生えた人間のような体と尻尾を持つ亜人。蛇の頭には強力な毒を持つ。蛇のような感知器官を持つ(ピット器官?)リザードマンの近親種族と言われている。 | 12-026 |
鉄鼠人 | 鋼のような体毛を持つ二足歩行の鼠のような亜人。土掘獣人の近親種族と思われる。 | 12-378 |
洞下人 | 人より若干大き目の猿に似た亜人で、目は退化して無くなっている。 | 12-378 |
巨双眼族 | 顔のバランスがおかしく感じる程巨大な両目を持つ亜人。二種類の魔眼を持ち、片方は《魅了》である。 | 12-032 |
山羊人 | 山岳地帯に住む亜人で、長い毛の直立した山羊のような外見をしている。その健脚はまさしく山羊の如くであり、わずかな凹凸を足掛かりに城壁すらも駆け上るほど。また長い毛は攻撃した剣に絡みつき、徐々に鋭さを鈍らせていく。 | 12-276 |
刀鎧蟲 | 手甲の部分から刀のような鋭い刃を突き出した手を持ち、鎧にも似た外骨格に包まれた昆虫のような種族。亜人に効果のある魔法の影響を受けるので、亜人と言われているが、ゼルンと同じように異形種の可能性もある。 | 12-379 |
馬人 | 馬のような足を持ち、疾走する事に長けた亜人。その走破力は驚くほど。 | 12-379 |
人蜘蛛 | 四本の非常に細く長い手と細い足を持つ。蜘蛛のような外見の亜人。口から多様な糸を吐き、この糸で服などを作っている。この糸でできた服は鋼鉄なみの硬度を誇る。 | 12-379 |
石喰猿 | 食べた石を吐き出す恐ろしい力を持っている亜人。この石礫はおよそ100メートルは軽く届き、鉄の鎧さえたやすく凹ませる。 ただし、使用回数に制限がある。素朴な武器も使う。 この種族で上位に達した者は食べた原石に応じた特殊な力を持つことができる。ダイヤモンドであれば一定時間、殴打属性以外の物理攻撃に耐性を得るなど*59。 普通は3つまでしかストックできない。ハリシャはこれをはるかに超えてストックできる変異種。 | 12-379 |
半人半獣 | 半人半馬の下半身が肉食獣になったバージョンの亜人。戦闘力は高くなっているが、走る能力は劣っている。獣身四足獣全体に対して恭順する種族。 | 12-379 |
半人半馬 | 上半身が人間で下半身が馬になっている種族。人馬(4-010)との違いは不明。 | 12-379 |
魔現人 | 最高で第四位階にまで到達する生来の魔法行使能力を持つ亜人。王族だけかもしれないが腕は4本ある。*60その魔法の種類が刺青となり体に現れるらしく、強い者はくまなく刺青で覆われている。時折魔法詠唱者の能力に目覚める者がおり、その者は第五位階まで使えると噂がある。寿命はまあまあ長い。 | 12-379 |
翼亜人 | 切り立った崖のような場所で暮らす亜人で、両腕が膜状の皮翼になっており滑空が非常に得意。飛行中でなければ風による切り裂き攻撃ができる。一応飛行できるがかなり力を使うため、一日に一定の時間しか飛べないので、飛ばない方が強い種族。 | 12-379 |
蛇王 | 蛇に鱗の生えた体と腕が生えたような外見を持つ。似た名前のナーガとはまるで違う種族であり仲はさほど良くない。複数の魔法を生まれつき持っており、武器や鎧で武装する者もいる。 | 12-380 |
守護鬼 | 小型から大型まで自由に姿を変えることのできる亜人。基本的に善の種族であり、悪のスプリガンは非常に珍しい。善でも悪でも暴れると手が付けられない。 | 12-380 |
獣身四足獣 | 獣人の上半身と肉食獣の下半身を持つ、半人半馬や半人半獣に近い亜人。この種族は獣のように唸る行為は感情抑制が出来ていない証であり成人のとる行為ではないとされる。板札鎧や楕円盾で武装している。特別な力はないが、獣のごとき凶暴さと腕力を持った重装甲騎兵。個人でも非常に強いのでオルトロウスに頼られることが多い。飛行等のからめ手を使わず正面からぶつかればオリハルコン級冒険者でも苦戦は免れない。 | 12-380 |
パンデックス | 藍蛆と似た顔立ちや外見をしていて、コケを食べて暮らしている。亜人と言われているが、ゼルンと似た外見をしているので同じように異形種の可能性もある。 | 13-413 |
モンスターハンターのアイルーみたいな種族 | 亜人種か異形種かは不明 | 作者twitter*61 |
異形種
名称 | 説明 | 主な登場人物 |
---|---|---|
アンデッド系 | 負のエネルギーによって動く生ける死体、非実体系のゴーストなどの総称。総じて生あるものを憎み滅しようという傾向で動く。 神聖・炎など弱点も多いが、精神攻撃の無効、飲食の不要、疲労しないなど明確な特色を持ち、これにより無限の労働力としてアインズなど一部では注目されている。 転移後の世界では、都市の墓場や古戦場などの死の気配色濃い地で自然発生する。また、これが倒されずに放置されるとより強大な個体が生まれるようになり、質・量ともに手に負えなくなる。そのため、定期的な駆除が必要である。なお、この悪循環を魔法詠唱者が召喚などを用いて人為的に行う「死の螺旋」なる邪法も存在する。 「死の螺旋」は目的は大量のアンデッドを発生させて都市を滅ぼし、生じた負のエネルギーを利用して自らをアンデッドに変成させることである。が、これは、勘違いから生まれた失敗魔法儀式でしかない。 | アインズ |
吸血鬼 | アンデッドの一種。ユグドラシルでは前衛(戦士系)の種族*62。 悪魔や吸血鬼は魔法詠唱者の種族ではないため、魔法に特化した者がこの種族になると戦闘力が落ちる*63。 吸血による絶対服従する自らの下位種の作成、魅了の魔眼、高い再生力、銀製や魔法の武器以外でのダメージ減少、日光下での能力値ペナルティなどの特徴を持つ。外伝「亡国の吸血姫」では「全ての行動にペナルティを受ける*64」とある。 吸血により作られる下位種のヴァンパイアの数は上限がある。しかし、吸血により作られた存在は同じように吸血でシモベを増やすことはできない。 ユグドラシルでの外見は通常の人間とは異なり、口は大きく裂けているなど異形の怪物そのものである。シャルティアが普段美しい姿をしているのは、ギルドメンバーが作った外見の元イラストと立体化が上手く出来ただけ*65。 なお、物語にあるような「日光を浴びると灰になる」「水が苦手」「鏡に映らない」「招かれていない家に入れない」「生存に血が必要」「ニンニクが弱点」「心臓に杭を打たれると死ぬ」ということはない*66。血は嗜好品程度。 しかし、ニンニク自体は問題ないが、錬金術でニンニクなどから作った毒ならシャルティアに効果を発揮する*67。 | シャルティア |
天使 | スレイン法国では神に仕える存在と信じられ、邪な存在への相性が良い。一方、他国では単に召喚されるモンスターであるとの認識が主流。同程度の魔法で召喚されるモンスターと比べると若干強い。様々な特殊能力に加え、魔法も使う厄介な敵。特定材質の武器でなければダメージを大幅軽減する能力を持つ。 | ヴィクティム |
悪魔 | 異界とも呼ばれる場所から喚び出される邪悪の化身。暴力による破壊をもたらす魔鬼、知恵による堕落をもたらす魔人、そういった異界の存在をまとめて呼ぶ呼称でもある。 知性を持って生きる善良なものを苦しめて喜悦に浸るため危険視される種族である。天使同様同程度の魔法で召喚されるモンスターと比べると若干強い。種族的に炎に対して耐性を持つものが多い。 悪魔は睡眠も飲食も取る必要がないが取る事は出来る。ただし、食事によるバフ効果は発生しない*68。 悪魔や吸血鬼は魔法詠唱者の種族ではないため、魔法に特化した者がこの種族になると戦闘力が落ちる*69。 | デミウルゴス |
粘体 | 粘液状のモンスター。物理攻撃には強く、特に刺突や斬撃などに対する強い耐性を持つ*70。 種族特性として筋力が低く、物理攻撃耐性や装備品への腐食破壊などを有する。種族の欠点で鎧を装備できない*71。 通常は視覚の代わりに動体探知等の知覚器官で周囲を感知する為、人間的な視覚の見え方はしていない。感知範囲が限られており遠くのものが見えない為飛び道具などを使われると痛い目を見る*72。 下水道でろ過に近いことをしている者がいたり、人間社会と密接な関係があるらしい*73。 また、ナザリックではスライム系のモンスターが第九第十階層を一般メイドの下で清掃を行っているのだという*74。 なお、スライムを除くどのような種族でもゾンビ化、スケルトン化が出来る。スライムは骨格がないのでこれの例外で扱われている*75。つまりスライムゾンビは存在しない。これはゲーム時代、転移した世界で共通。 | ソリュシャン |
ドラゴン | 強固な鱗に包まれ強靭だがスリムな肉体を持ち、鋼を容易く断ち切る牙や爪、天空を翔ける翼、炎や冷気のブレス等の様々な特殊能力や魔法を持つ、世界で最強とされる種族。 人間ではおよそ到達不可能な過酷な土地でもそこに適応した種がほぼ必ず存在している。一般的に強欲で宝石やマジックアイテムなどを好んで収集する。歳を重ねれば重ねるほど強大な力を得る。 異世界では強大な力を持つ優れたドラゴンは「竜王」という称号で呼ばれ、特別な意味を持つ。正確には最高位の年齢段階である古老まで到達したようなドラゴンや、特別な力を持った強者のドラゴン、異質な魔法を使えるドラゴンなど。スレイン法国はその中でも”始原の魔法”が使える存在を「真なる竜王」と分類している。 壮年ドラゴンで難度100くらいの強さらしい*76。 異世界ではドラゴンに寿命があるらしく、ヘジンマールの考えでは、ドラゴンとアンデッドを比べたとき、成長と寿命の観点からみるとアンデッドに軍配が上がるだろうとしている*77(異世界でもアンデッドは不死で寿命がないとされている)。 | ツアー |
蟲系 | 蟲型の外見を持つモンスター。 | エントマ |
精霊系 | 詳細は不明。現在出てきているものは召喚された者か、ナザリック第七階層に配置されている汚された炎の精霊や邪精など。 | ピニスン |
妖精系 | 非常に美しい外見を持つ者が多く、また幻影魔法を行使するものが多い種族。WEB版だとナザリック内には配置されていない。*78 | – |
二重の影 | 他者の見た目をコピーし変化できる種族。ドッペルゲンガーは種族クラスの上昇に応じ、1個ずつ外装を得ることが出来る。 外見だけなら服装や装備品までコピーする事が出来る。 モンスター設定に、変身中に精神操作系の特殊能力を使って対話している相手や周囲の者の簡単な表層思考を読み取り、変身元の人物の情報を抽出して演技に取り入れるというものがあり、転移後は本当に機能するようになった。これは精神攻撃扱いなのでレベル差等で抵抗されたりもする。記憶を覗いたりは出来ない。 モンスターのドッペルゲンガーは、40レベル程度までの能力をコピーできる。変身前は弱い。装備に条件が必要な武具でも扱えるが、遺産級以上のアイテムは使えない*79。 | ナーベラル |
上位・二重の影 | 二重の影の上位種。 モンスターのグレーター・ドッペルゲンガーは、60レベルまでの変身が可能で90%の能力コピーが出来る。体力の偽装も可能*80。 | パンドラ |
バードマン | 猛禽類の頭に翼を持ち、そして肘から先と膝から先を鳥のものへ変えた姿をしている*81。 | ペロロンチーノ |
ホムンクルス | ユグドラシルでは選択ペナルティの一つに食事量の増大を持つ種族。体液の色が人間と違うくらいで、異形種に分類されるのが不思議なぐらい普通な種族。人間種よりは能力値的には強いが、1レベル同士で両者が戦った場合勝率は60%くらいになるといったところ*82。 4-104では錬金生命体表記。8-241では人造人間表記となっている。 | 一般メイド |
自動人形 | ユグドラシルでは超大型アップデート『ヴァルキュリアの失墜』以降に追加された種族。種族的に毒無効能力を持つ。高カロリードリンクを飲用。 | シズ |
半魔巨人 | 巨大な腕を持つ醜悪な巨人。二つの能力値が非常に高く、三つの能力値が非常に低いというステータスを持っている*83。 | やまいこ |
人狼 | 人の姿と狼の姿に自在に入れ替われるらしい。一部の金属以外に耐性を持つモンスターの一種*84(銀が弱点)。web版でルプスレギナの種族だったライカンスロープとの違いは不明。 | ルプスレギナ |
アンデッド
負のエネルギーにより動くモンスター。多くの場合、赤い瞳と醜い見た目を持つ*85。各部位ごとに最大HPが決まっている。生きる者を憎み、周囲に生きた人間などが存在すると、それを感知し、襲い掛かってくる。ゴーレムのような偽りの生命で動くものに対しては、知性のないアンデッドなら自分から攻撃することはない。*86
基本的な特殊能力として、クリティカルヒット無効、精神作用無効、飲食不要、毒・病気・睡眠・麻痺・即死無効、死霊魔法に耐性、酸素不要、能力値ダメージ無効、エナジードレイン無効、負エナジーでの回復、闇視*87、冷気に対する完全耐性*88、疲労しない*89、デバフ系のような魔法はアンデッドに効果が薄いといった特徴を持つ*90。
また、一部例外を除き、炎に弱いという弱点を持つ。
アンデッドはどれほどのダメージを負っても動きは鈍らない。偽りの生命が完全に消えるまで動き続ける*91。
ユグドラシルにおいて、一度アンデッドに種族変更した場合、通常の種族変更アイテムでは変更ができない。ワールドアイテム『世界樹の種』を使うか、キャラクターを削除して新規キャラクターを作成する方法がある*92。
外伝「亡国の吸血姫」で、悟は「《ウィッシュ・アポン・ア・スター/星に願いを》なら可能なのか?」とも考えている。
ちなみに、スライムを除くどのような種族でもゾンビ化、スケルトン化が出来る。スライムは骨格がないのでこれの例外で扱われている*93。つまりスライムゾンビは存在しない。これはゲーム時代、転移後の世界で共通。また、シャルティア(ヴァンパイア)は食事ができない*94。
スケルトン系
肉の無い骨の体を持つアンデッドついてまとめる。種族的に刺突攻撃に対して完全耐性を有し、斬撃武器による攻撃にも耐性を持つが殴打武器に弱いという弱点を併せ持つ。*95また、冷気に対する完全耐性を持つ。*96
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
死者の大魔法使い | WEB版ではリッチ。邪悪な魔法使いが死んだ後、その死体に負の生命が宿って生まれるというモンスター。知性の無いアンデッドモンスターとは違い、宿した英知は常人を凌ぐほど。豪華だが古びたローブで骨と皮からなる肢体を包み、片手には捻じくれた杖を持つ。骨に皮がわずかに張り付いたような腐敗し始めた顔に邪悪な叡智を宿している。 モンスターとしての強さは22レベルで、冒険者チームなら白金級では少々厳しいが、ミスリル級ほどの強さがあれば勝算は十分にある。冷気と電気に対する完全耐性を持ち、闇視能力も持つが、靄などの視認困難状態を看破する能力はない。*97 web版感想返しによると、ユグドラシルではスケルトン・メイジ10レベル以上かつ死者の本を所持すること。または魔法職30レベル以上で、死霊秘本と暗黒祭祀書を所持し、特定イベントをクリアする事でエルダーリッチへの転向が可能になる*98。 近親種に30レベルの白の贋金持ち、赤の贋金持ち、黒の贋金持ちの俗称で呼ばれるモンスターがユグドラシルにいた*99。 | 4-210 |
死の支配者 | アンデッドの魔法詠唱者となった存在の中でも最上位の種族。ユグドラシルの最高位難易度のダンジョン内の配置モンスターとして時折見かけられ、最高位の凶悪な魔法を使う。モンスターとしては最低でも80レベル以上にもなる。 | 1-013 |
オーバーロード(web版アインズ) | スケルトンウィザード(15lv)→リッチ(10lv)→デミリッチ(5lv)→オーバーロード(10lv) | web前編:設定 |
オーバーロード(書籍版アインズ) | スケルトンメイジ(15lv)→エルダーリッチ(10lv)→ナイトリッチ?(10lv?)*100→オーバーロード(5lv) | 1巻巻末 |
死の支配者の時間王 | 時間系の特殊能力などを行使するオーバーロード。 | 10-332 |
死の支配者の将軍 | アンデッドの軍勢を指揮する力に長けるオーバーロード。 | 10-332 |
死の支配者の賢者 | 魔法に長けたオーバーロード。90レベルにもなり、アインズが経験値を消費し副官として作り出せる。 | 1-247 |
オールドガーダー | 16レベルのアンデッドの警備兵*101。これの上位版といえる存在がナザリック・オールドガーダーである。 | 4-305 |
骨の竜 | 討伐難度およそ48*102。無数の人骨が連なり、おおよそ三メートルはある竜を象っている。第六位階以下の魔法の無効化能力を持つ魔法詠唱者の天敵みたいなモンスター。稀にカッツェ平野に出没することがある。 | 2-318 |
骸骨 | レベル1以下の最下級のアンデッド。ゾンビよりも機敏に動ける。知性は無いに等しい。 | 2-294 |
骸骨弓兵 | レベル2のアンデッド。スケルトンの弓兵。*103 | 4-189 |
骸骨戦士 | レベル16のアンデッド。*104円形の盾とシミターを持つ骸骨の戦士。《第四位階死者召喚》で召喚できる。 | 4-232 |
スケルトン・ソルジャー | 戦争後墓地に出現することがある武装したアンデッド。 | WEB:「昇格試験-1」 |
百足状の骸骨 | 墓地の衛兵が強いと思うアンデッド。 | 2-291 |
骸骨の魔法使い | 魔法を使うスケルトンで、アンデッドの初期種族。 | 8-305 |
骸骨騎兵 | レベル2のアンデッド。*105骨の馬に乗ったスケルトンであり、持つ武器は騎兵槍。機動性に長ける以上の特別な力を持たないモンスター。 | 4-189 |
スパルティアト | 重装骸骨戦士 と能力は同じだが武装は上。ただし特殊技術などのバフが乗らない分、弱い。カロンの導きを用いて召喚できる特別製アンデッド。 | 16-294 |
魂喰らい | 難度100〜150のモンスター。アインズの中位アンデッド作成で作れる*106。揺らめくような靄が肉の代わりに取り巻いている骨の獣の姿をしていて、膿のような黄色、輝くような緑色と靄のあちこちが点滅している。 範囲型オーラの即死スキル(連発可能)を持っていて、この即死スキルで対象が死ぬと一時的にパワーアップできる、「魂喰らい」という能力を持つ。魂を食らうことで体力を回復できる*107。適正レベルであれば即死する事はほとんどない*108*109。 また、恐怖を与えるオーラを撒き散らすこともできる*110。 | 9-341 |
デスボーン・トーテム | 何十体ものスケルトンが融合した姿のアンデッド。複数回連続攻撃を行う。ナザリックに配置されている。 | WEB:「プロローグ-1」 |
デミリッチ | 現在web版でのみ存在が語られているリッチとオーバーロードとの中間種族。 | WEB:「設定」 |
ナイトリッチ | 転移後の世界で、膨大な魔力を得てエルダーリッチを超えた存在。第六位階の魔法、高い知性、多数の特殊能力を持つ。転移後の世界では最上位に位置する。 考察だが、web版アインズの種族の1つ「デミリッチ」はTRPGのD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)で同名のモンスターがいる。「リッチ(web)→エルダーリッチ(書籍)」同様、版権を考慮し「デミリッチ(web)→ナイトリッチ(書籍)」に変更された名前の可能性がある。 こちらのサイトが詳しい。「元ネタ考察サイトTomb of the Overlord様『アインズ様はデミリッチ?』」 | 「亡国の吸血姫」-175 |
ナザリック・エルダーガーダー | ナザリック・オールドガーダーの上位版と思われるアンデッド。オーバーロードⅡⅢ完全設定資料集で「オールドガーダーの上位種」と明記された*111。ナザリックに配置されている。立派な胸当てを纏い、手にはそれぞれ円形盾とバスタードソードを持ち、兜を被っている。武具は全て魔法の力が付与されている*112。 | 4-306 |
ナザリック・オールドガーダー | ナザリック地下大墳墓にしか存在しておらず、オールドガーダーの上位アンデッドと言える存在。レベルは18で*113、立派な魔法の胸当てを纏い片手には逆三角形を伸ばしたような魔法のカイトシールド、もう片手には様々な効果を付与された魔法の武器を持ち、背中には矢筒と合成長弓と、攻守長短に対してしっかりと装備を整えている。また、戦闘系のスキルの幾つかに習熟しており優秀な警備兵として存在している*114。 | 4-305 |
ナザリック・マスターガーダー | ナザリック・エルダーガーダーの上位版と思われるアンデッド。オーバーロードⅡⅢ完全設定資料集で「オールドガーダーの上位種」と明記された*115。ナザリックに配置されている。見事な黄金に輝く全身鎧を着用し、煌びやかな槍を握りしめている。目の覚めるような真紅のマントは汚れ一つ無いようにみえる。武具は全て魔法の力が付与されている*116。 「MASS FOR THE DEAD」ではモモンガが<上位アンデッド創造>で作成している。上位の中ではそこまで強くないらしい。 | 4-306 |
凍結した骨 | アゼルリシア山脈に居るドワーフがアンデッドと聞くと連想するモンスター。 | 11-195 |
重装骸骨戦士 | 第五位階で召喚可能。 | 16-294 名称のみ |
骨のハゲワシ | ハゲワシのスケルトン。骨の翼をはためかせ空を飛べる。下位アンデッド作成で作れるアンデッド。 | 2-307 |
紅骸骨戦士 | スケルトン・ウォリアーの亜種らしい。パルパトラのチームがナザリック・オールドガーダーと対峙した時に言及したモンスター。 | 7-208 |
精霊髑髏(エレメンタル・スカル) | 68レベル。アインズ(パンドラ)が第十位階不死者召喚で召喚した。四大精霊系の攻撃魔法を使うアンデッド。ふわふわ浮かぶ頭蓋骨。揺らめく魔法のオーラに包まれており、赤、蒼、緑、黄に変わる。 魔法攻撃力に優れ、全ての魔法が最強化されている。防御力は物理攻撃、特に殴打に非常に弱いが、魔法全般に高い抵抗力と、火雷酸氷に対する完全耐性がある。 【魔法】<極地の爪>、<超酸の霧>、<七の御使い>、<朱の新星> | 14-412 |
ゾンビ系
肉の体を持つアンデッド。
外伝「亡国の吸血姫」によると、ゾンビは負のエネルギーという生命で活動している。そのため腐敗やウジが湧いたりしない。倒されると腐敗が始まる*117。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
集眼の屍 | 白濁した無数の眼を持つ直径2メートル程の浮遊するピンク色の肉塊。レベルの割に戦闘力は若干低いが、その看破能力はアウラと同等かそれ以上に高く、隠密系の能力の天敵のようなモンスター。上級アンデッド創造によって生み出せるレベル70以下のアンデッド。 アイボール系は探知に特化している*118。アイボールの種族は不明。D&Dでは某漫画でも登場した土下座モンスターの亜種の名前が「アイボール」。 | 3-317 |
アンデッドの首なし馬 | アンデッドなので休息無しで馬車が引けるらしい。伝承でデュラハンが乗る馬車をひくコシュタ・バワーのようなものだろうか。 | 9-081 |
獣の動死体 | 動物のゾンビ。レベルは動物によって変わる。ウルフ、スネーク、ボア等の様々な動物の死体によってなるそのアンデッドたちは、ゾンビの耐久性と動物の機敏さを兼ね備えるモンスターである。 アニメ2期ではイノシシやベアのアンデッドビーストが登場した。 | 4-189 |
内臓の卵 | 卵型にも似た人間の死体で、体の前面が大きく縦に割れており、その中で一人分でない数の内臓が寄生虫のように蠢いている。腸等の臓物を飛ばして攻撃する。 | 2-297 |
腐肉漁り | グールの上位種。ゾンビやスケルトンよりも強いアンデッド。グール数体分くらい。 | 2-295 |
食屍鬼 | レベル1のアンデッド。外見はがりがりに痩せた体にかぎ爪のように長い黄色い爪をしている。爪で負傷させた相手を麻痺させる麻痺毒を持つ*119*120。 | 2-295 |
屍収集家 | 膿だらけの屈強そうな肉体を持ち、肉体を完全に包み込むように包帯で覆っており、そこにうめき声を上げる頭蓋骨と鎖でつながった鉤を何本も突き刺している。中位アンデッド作成で作れるアンデッド。 | 2-306 |
崩壊した死体 | ゾンビやスケルトンよりも強いアンデッド。 | 2-295 |
切り裂きジャック | 笑っているような仮面で顔を覆っており、トレンチコートを着ている。指は途中から非常に大型で鋭利なメスへ変わっている。中位アンデッド作成で作れるアンデッド。 | 2-306 |
膨れた皮 | ゾンビやスケルトンよりも強いアンデッド。 | 2-295 |
従者の動死体 | デス・ナイトが殺した相手がアンデッドとなったモンスター。ユグドラシルでは生前と同レベル、転移後の世界ではデス・ナイトの半分程度のレベルとなる*121。このスクワイア・ゾンビに殺された者もゾンビとなる(ゾンビにできる数に限界はない。)。 | 1-240 |
動死体 | レベル1以下の最下級のアンデッド。動作がのろい。知性は無いに等しい。強さはドラゴンやジャイアントの巨大なゾンビを除き、人間のゾンビは一般人より筋力、耐久力、持久力が勝る程度*122。 | 2-187 |
ゾンビ・ウォリアー | 戦争後墓地に出現することがある武装したアンデッド。 | WEB:「昇格試験-1」 |
死の騎士 | ゾンビ系という記述はない。暫定配置。詳しくは「デス・ナイト」を参照。 35レベルのモンスター。攻撃能力は25レベル相当、防御能力は40レベル相当。身長2.3メートルで体の四分の三を覆えそうなタワーシルドと1.3メートル程のフランベルジュを持つ。 | 1-223 |
死の戦士(仮称) | 詳細不明。カッツェ平野の戦争に参加したアンデッド。魔導国軍全軍500体のうちの300体。革の鎧を身にまとい、斧や槍、石弓のようなものを装備している者たちがいる。登場時は魂喰らいに乗っていた。 デス・ウォリアーの可能性があるが、こちらは両手に剣なので武装が異なる*123。 | 9-338 |
デス・ウィザード | 詳細不明。デス・ナイトレベルのアンデッド。 | 14-112 |
デス・ウォリアー | 両手に剣を持ったアンデッド。デス・ナイトレベルのアンデッド。 | 14-112 |
デス・プリースト | 詳細不明。デス・ナイトレベルのアンデッド。 | 14-112 |
デス・アサシン | デス・ナイトレベルのアンデッド。隠密能力が低いが、致命的一撃率が高いアタッカー。当たってもダメージは低いだろうと油断すると驚くほどのダメージを与えてくることがある。 | 14-112 |
首無し騎士 | ユリの種族。首が取れるゾンビ系のアンデッド。 | 3-426 |
集合する死体の巨人 | 無数の死体が集まって出来た巨大なアンデッド。四メートルよりも大きい。 | 2-299 |
血肉の大男 | 腕力にあかせて殴ることしかできない下級アンデッドだが再生能力を有している為、倒すのに時間がかかる。 | 4-211 |
凍った動死体 | アゼルリシア山脈に居るドワーフがアンデッドと聞くと連想するモンスター。 | 11-195 |
疫病爆撃種 | 負のエネルギーをため込んでおり、膨れ上がったゾンビのような姿をしている。死亡すると同時に、爆発して負のダメージを与えると共に周囲のアンデッドを回復させる。 | 7-223 |
腐敗した飛竜 | 四メートルはあり、長い尻尾を持つ。四つ足ではない。空を飛べる。*124 | 「カッツェ平野の幽霊船(上)」-070 |
黄光の屍 | グールの上位種。ゾンビやスケルトンよりも強いアンデッド。 | 2-291 |
アストラル系
通常武器の効かない非実体のアンデッドについてまとめる。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
星幽界の切り裂き魔 | 影の谷を徘徊する影絵のアンデッド。 | 11-375 |
不浄なる闇 | 死のオーラの集合体たるモンスター。 | WEB:「昇格試験-1」 |
腐肉赤子 | 10レベル後半のモンスター。赤ん坊にも似た半透明の蠢く肉塊。赤子の泣き声を出す。ニグレドの部屋に配置されている。 | 3-188 |
幽霊 | 極稀に墓地に出現するモンスター。壁をすり抜け、脆弱化の接触によるヒット・アンド・ランによって能力値にダメージを与えてくる。 | WEB:「昇格試験-1」 |
上位死霊 | 3人ほどの影が混じりあうような異様な外見をしている。恐怖をまき散らす能力を持つ。 | 12-314 |
蒼褪めた乗り手 | 蒼い馬に乗った禍々しい騎士。実体と非実体を使い分けられ、空も飛べる。上位アンデッド召喚(創造)で生み出せるアンデッド。 web版のレベルは55レベル〜60レベル*125。 | 8-375 |
死霊 | 極稀に墓地に出現するモンスター。その姿は見る者の種族と同じになるらしい*126。苦悶の表情をしている*127。魂を歪めると言われ、転移後の世界では強いアンデッドである。下位アンデッド作成で作れるアンデッド。 なおアンデッド種族がレイスを見た場合、自分の元の種族の姿に見える。例えばゴブリンゾンビがレイスを見るとゴブリンに見える*128。 | 2-307 |
不明(メッセンジャーモンスター) | 揺らめく黒い靄のようなモンスターで、靄の中におぞましい様々な種の無数の顔が浮かんでは崩れしている。その表情は無限の苦痛を訴えているようである。 精神をかき乱す絶叫を放ち、魔法のかかっていない武器での攻撃を殆ど無効化する。 リザードマンの村でメッセンジャー(先触れ)として使われたアンデッド。アニメのクレジットでは「メッセンジャーモンスター」だった*129 。 | 4-033 |
ヴァンパイア系
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
吸血鬼 | 難度60程のモンスター。人間とほぼ同じ知力を持ち、銀やそれに準ずる特殊金属、ある程度の魔力的強さを持つ魔法武器以外のほとんどの物理攻撃を軽減する能力を持つ。 「不死者のoh!」によると、悪魔や吸血鬼は魔法詠唱者の種族ではないため、魔法に特化した者がこの種族になると戦闘力が落ちる*130。また、Arcadia感想返し[3122]外人エクス様でもヴァンパイアは戦士系クラスという言及がある また、高速治癒、魅惑の魔眼、生命力吸収、冷気耐性…と様々な能力を持っている。血を吸い尽くすことで絶対服従な己の下位種を作り出すことができる。 1体で小さな町であれば容易く壊滅させるくらいの強さだが、白金クラスの冒険者チームなら問題無く倒せるモンスター。日光下での能力値ペナルティがある。 転移後の世界では人間とほぼ同じ外見をしているが、ユグドラシルでは蝙蝠と人間の混血のような化物の外見をしている。 なお、物語にあるような「日光を浴びると灰になる」「水が苦手」「鏡に映らない」「招かれていない家に入れない」「生存に血が必要」「ニンニクが弱点」「心臓に杭を打たれると死ぬ」ということはない*131。血は嗜好品程度。 しかし、ニンニク自体は問題ないが、錬金術でニンニクなどから作った毒ならシャルティアに効果を発揮する*132。 | 3-043 |
吸血鬼の花嫁 | 白蝋じみた血の気の完全に引ききった肌にルビーのごとく輝く真紅の瞳を持ち、やけに赤い唇からは鋭い犬歯が僅かに姿を見せている、非常に美しい成人女性の外見をしている。《衝撃波》の魔法が使える。アンデッドでは珍しく外見が美しい種類*133。 | 3-031 |
ヴァンパイア・ブレイン | web版にてシャルティアによって吸血鬼にされたブレイン。モンスターレベル20くらい(難度60程)*134+ クラスレベル10台前半くらい(生前のクラスレベルの半分)となり合計30レベルを超え英雄の領域にまで達している。元のクラスレベルまでは成長できる模様。エナジードレインを食らってレベル0へ。死からヴァンパイアとして復活し、レベルが半分復活。結果、ヴァンパイアの肉体になったせいで人間の能力を上手く使いこなせなくなった。使いこなせるようになって全快ということらしい*135。 | WEB:「真祖-4」 |
始祖 | トゥルーヴァンパイアよりも一層化物じみた外見をしている。 | 3-121 |
吸血祖神 | ユグドラシルではカッコいいエフェクトを起こせるが微妙な種族。神祖カインアベルを倒した始祖がその際手に入れることができるアイテムを使うことでより上位のヴァンパイアとなった存在。 | Arcadia感想返し[1029]keri様より |
劣化吸血祖神 | 外伝「亡国の吸血姫」エピローグ時のキーノの種族で登場。キーノが深淵なる躯の研究資料の全てを、研究に研究を重ねて到達した種族。本来は究極の吸血鬼『吸血祖神』と呼ばれる種族だが、キーノが弱い身で到達したため、本来の能力からかなり落ちて劣化というべき存在になっている。 正式な種族名ではなく単なる呼び方の可能性あり。 | 「亡国の吸血姫」-392 |
真祖 | ヴァンパイアより上位のモンスター。ユグドラシルにおいては耳まで裂けた口に顎下まで伸びる二本の犬歯、爛々と血の色に輝く真紅の瞳、枯れ木のような手足の先には数十センチはある鋭い爪が伸びていて、動く姿は猫背で飛び掛るように襲ってくる。そんなモンスター。 シャルティアの場合は耳まで裂けた口には注射器を思わせる細く白いものがサメの歯のように無数に何列にも渡って生えており、長い舌を持つ。完全に赤く染まった瞳をしている。 | 1-136 |
下位吸血鬼 | ヴァンパイアの下位種。ミイラ化した死体のようで、枯れ枝のような腕の先には鋭くとがった爪が、口には鋭い犬歯が突き出し、空虚な眼窩には赤い光がともっている。 生前(?)の記憶は一応残っているが、思考能力も低く、戦闘力も低い。 | 3-069 |
古種吸血蝙蝠 | ヴァンパイアの眷属召喚によって呼び出せるモンスター。 | 3-363 |
吸血鬼の狼 | 7レベルのモンスター。夜の闇を纏ったような漆黒の毛並みで、赤い光を放つ真紅の瞳には邪悪な叡智がみてとれる。他のヴァンパイアの眷属よりもそこそこ追跡に優れている。 | 3-139 |
吸血蝙蝠の群れ | ヴァンパイアの眷属召喚によって呼び出せるモンスター。 | 3-363 |
分類不明
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
アンデッド・扉擬態魔 | 普段は扉に擬態している。粘着性の体液で相手を拘束し、触手で一方的に攻撃をしてくるモンスター。 | 7-225 |
永遠の死 | 90レベル弱のモンスター。盗賊系に属するアンデッド。即死と能力値ペナルティを与えるパッシブスキル死と腐敗のオーラを常時展開しており、精神系無効では防げない。 | 10-081 |
クファンテラ=アーゴロス | 精神系魔法を行使するアンデッドドラゴン。書物に載っている伝説級のアンデッド。 | 11-375 |
具現した死の神 | 90レベルにもなるモンスター。アインズが経験値を消費し副官として作り出せる。 | 1-247 |
地下聖堂の王 | レベル70台のアンデッド。元は豪華だったであろうボロボロの紫色のローブを纏い、不釣り合いなまでに輝く王冠を被った姿をしている。指揮官系の特殊技術により支配下に置いているアンデッドを強化でき、指揮能力も高い。 | 10-087 |
墓掘屍 | 平時は地中に隠れており、生体が近くに来ると、特異な能力を使用して、驚くほどの速さで地中から出てくる。 太く短い脚の生えたずんぐりした土の塊のよう。目と口はぽっかりとした穴が開いており、目の奥には赤い点が灯っている。一見するとゴーレムのよう。 難度は15ほど。物理攻撃に対する少々の耐性を持ち、大地に足を付けている限り微かに回復していく。純粋な物理攻撃主体のチームには面倒な相手であり、骸骨や動死体を倒して金を稼いでいるような冒険者であれば逃げるしかない相手。何より恐ろしいのは、掴んだ相手を水のように大地に沈める”埋葬”という能力である。そこまで深く埋められるわけではないので、能力の発動によって一時的に柔らかくなった大地をすぐに掘り返すことができれば助けることができる。それほど知性は高くなく、おとり作戦などは容易に成功する。 | 「カッツェ平野の幽霊船(上)」-049~051 |
グレーター・グレイブヤード | レベル95のアンデッド。ナザリック地下墳墓の墳墓エリアにある転移の罠の先で待ち構えるアンデッド。 | BD特典 「プロローグ下」-066 |
スクリーミング・バンシー | 即死や精神攻撃の絶叫を上げるアンデッド。 | WEB:「プロローグ-1」 |
デス・エンペラー | モモンガがアンデッド創造で生み出せるらしいアンデッド。通称デスじいちゃん。 | BD特典 「プロローグ下」-062 |
デス・エンプレス | モモンガがアンデッド創造で生み出せるらしいアンデッド。通称デスばあちゃん。 | BD特典 「プロローグ下」-062 |
死の騎兵 | 赤い目が煌煌と輝く漆黒の一角獣に跨った黒い鎧の騎士。着用している全身鎧は生きているかのように脈打っており、かぎ爪のようなガントレットを着用している。朽ちかけた弦楽器のような耳障りな声をしていて、聞いているだけで怖気が走り不安にさいなまれるようである。 | 10-166 |
亡者のもがき | 詳細不明。ナザリックでアルシェの腕の部分を有効活用する者として登場。 | 7-356 |
蠢く疫病 | 伝染病を振り撒く恐ろしいアンデッド。書物に載っている伝説級のアンデッド。 | 11-375 |
破滅の王(ドゥームロード) | 70レベル。アインズ(パンドラ)が第十位階不死者召喚で召喚した。シャルティアも召喚できる*136。金髪ロン毛のアンデッド。 錆びついたような王冠、血の色のマント、鎌のように曲がった刃が多数ついている全身鎧、負のエネルギーが宿った戦鎌を装備している。鎧の隙間から負のエネルギーが黒い靄として漏れており、徐々に体力が減少するペナルティを持つ。 70レベルとは思えない強さがある。上手く使うためにはベテランの立ち回りが必要。 <滅亡の夜>を使うことで戦闘能力が一時的に増大するが体力減少も加速する*137。 【スキル】<滅亡の夜>、負のエネルギー攻撃、精神系攻撃*138 | 14-405 |
毒が入ったガラス瓶で殴り掛かってくるアンデッド | フォーサイトと戦った。 | 7-286 |
飛行アンデッド | 床擬態魔 と連携してフォーサイトと戦った。 | 7-286 |
様々なバッドステータスを与えてくる各種アンデッドの混合部隊 | 病気、毒、呪いなど様々なバッドステータスを与えてくる。フォーサイトと戦った。 | 7-286 |
83レベルのアンデッド | モモンガ達がナザリック地下墳墓を攻略時に登場した83レベルのアンデッド。枯れ木のような皮膚は斑に染まっており、ボロキレで腰や上半身を隠している。両手はダガーのような鋭い穂先が付き出した丸いボールのようになっている。前に突き出した下あごには鋭い牙が上に向かって伸びている。 攻略時のモモンガ達なら低位の相手。ぶくぶく茶釜は巧みなヘイトコントロールでモンスターの攻撃を全て受け切った。 | プロローグ下-052 |
天使
異界から召喚されると言われているモンスター。スレイン法国では神に仕えていると信じられている。リ・エスティーゼ王国の神官は単なる召喚モンスターの一種と断言している*139。
同位階で召喚できるモンスターよりも若干強く、様々な特殊能力や魔法を使うことが出来る*140。魔法のかかっていない攻撃に強い耐性を持つ*141。
天使や悪魔などの異界の住人は<ディメンジョナル・ロック/次元封鎖>と同じ効果のスキルが使える*142)
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
炎の上位天使 | 光り輝く胸当てを着け、手に持つロングソードは炎を宿している翼が生えたモンスター。《第三位階天使召喚》で召喚できる。アークエンジェルのルビだが何故か大天使とは呼ばれていない。 | 1-303 |
守護の天使 | 第二位階の天使召喚魔法で呼び出せる天使。詳細不明。 | 12-077 |
門番の智天使 | 80レベル台の天使。獅子の顔を持ち、広げた一対と体を包む一対の合計四枚の翼を持つ姿をしている。光り輝く鎧を着用し、その手には目の紋様が記された盾と穂先に炎を宿した槍を持つ。タンクとして優秀な性能を持ち、さらに探知能力にも優れている。 | 10-085 |
恒星天の熾天使 | セラフ・ジ・エンピリアンよりは弱いがアインズが警戒するほどの強さを持つ天使。 | 1-350 |
至高天の熾天使 | アインズが全力で戦う必要があるほどの強さを持つ天使。 恒星天の熾天使 同様、元ネタは恐らく、ダンテ「神曲」にある天国界の名称からと思われる。 「火焔天(天界ではない)」 「第一天月天」 「第二天水星天」 「第三天金星天」 「第四天太陽天」 「第五天火星天」 「第六天木星天」 「第七天土星天」 「第八天恒星天」 「第九天原動天」 「第十天至高天」 | 1-350 |
大天使 | ヴィクティムが修める種族の一つとして登場。 | 6-428 |
天使 | ヴィクティムが修める種族の一つとして登場。天使系の最下位種。ユグドラシル時代は昇天の羽というアイテムを使うことでこの種族へ転向できた。 | 6-428 |
威光の主天使 | 光り輝く翼の集合体のような外見をしている。笏を持つ手こそ生えているがそれ以外の頭や足は一切無い。第七位階の≪善なる極撃≫を使用でき、笏を破壊し使用することで一回限り魔法威力増幅を行える。かつて魔神をも倒した事もあり、都市規模の破壊すら容易とされる天使。 | 1-351 |
監視の権天使 | 全身鎧に身を包んだ天使。片手に柄頭が大きいメイスを持ち、もう片方には円形の盾を装備している。そして長い直垂で足をすっぽり隠している。視認する自軍構成員の防御力を若干引き上げる特殊能力を持つがこの能力は自分が動いた場合効果を失う。攻防の割合が3:7となっており、これは同位階魔法で召喚される権天使たちの中で最も防御に優れている。 | 1-345 |
安寧の権天使 | 第四位階の天使召喚魔法で呼び出せる天使。低位の信仰系魔法を行使でき、悪意に対する加護、悪を打つ一撃、全体鎮静化等の特殊能力を持つ。 | 12-077 |
悪魔
デビル、デーモンと言われる存在。
天使や悪魔などの異界の住人は<ディメンジョナル・ロック/次元封鎖>と同じ効果のスキルが使える*143)。
上位の悪魔は属性ダメージに高い耐性を持つ*144。どの属性かバラバラだが、雷はどちらかと言えば効果のある類らしい*145。
「不死者のoh!」によると、悪魔や吸血鬼は魔法詠唱者の種族ではないため、魔法に特化した者がこの種族になると戦闘力が落ちる*146。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
最上位悪魔 | WEB版書籍版共にデミウルゴスの最終種族として登場。詳細不明。 | 2-379 |
奈落の支配者 | レベル80の上位悪魔。WEB版でデミウルゴスの部下として登場している。 | WEB:「至上命令」 |
アビスデーモン | 「MASS FOR THE DEAD」で登場。デミウルゴスが召喚した配下の1人。 | 画像 |
嫉妬の魔将 | 80レベル台のモンスター。黒い皮でできたようなボンテージファッションに身を包んだ女の体と黒い鴉の頭を持つ。スキルで他の魔将を1体だけ(より低位の悪魔なら数は増える)召喚する事が出来る。 | 1-178 |
強欲の魔将 | 80レベル台のモンスター。大きく前の開いた鎧を着用し、見事な腹筋を外に出している美男子。黒い蝙蝠の翼とこめかみの辺りから伸びる二本の角を持ち瞳は満たされない欲望に輝いている。スキルで他の魔将を1体だけ(より低位の悪魔なら数は増える)召喚する事が出来る。 | 1-178 |
怠惰の魔将 | スキルで他の魔将を1体だけ(より低位の悪魔なら数は増える)召喚する事が出来る。また、創造もしくは作成により悪魔やアンデッドをわらわらと召喚できる。 | 13-234 |
憤怒の魔将 | レベル84。悪魔のごとき恐ろしい顔つきで、口には牙を生やし、鱗に覆われた肉体に鋭い爪を備えた豪腕。蛇のように長い尻尾に燃え上がる翼を持つ。個別項目参照。 | 1-178 13-233 |
小悪魔 | 身長三十センチほどで蝙蝠の翼を生やし赤銅色の肌をしていて毒の滴る尖った尻尾を持つ悪魔。ユグドラシルでは堕落の種子というアイテムを使うことでこの種族へ変更できた。 | 4-100 |
魂食の悪魔 | 蛙と人を融合させたような悪魔。肌は黄疸が出た人の皮膚の色で、そこにてらてらとした粘液質の輝きがあり、大きな膨れ上がった体にはあちこちに内側から人間の顔を押し付けたような顔が浮かんでいる。人を丸呑みにできそうな一直線の口と異様に長い舌を持つ。人を捕食するとその人物の顔が腹に浮かぶようになり、その捕食した魂を消滅させる際に発する絶叫は生者の精神を萎縮させ悶絶させる効果を持つ。 | 6-343 |
悪魔の像 | 王都にあるセバス達の拠点の警備兵を行っている存在として登場。像の振りをしていると思われる。 | 5-172 |
花冠の悪魔 | 素の状態ではそこまで強くないが、魔法詠唱者の頭部を一つ飾りその力を使うことが出来る。どんなに頭部が優秀でも第三位階までしか使用できない。 | 13-406 |
王冠の悪魔 | 素の状態ではそこまで強くないが、魔法詠唱者の頭部を三つまで飾りその力を使うことが出来る。同時に使用できる魔法は合計十位階分まで。 | 13-406 |
上位地獄の猟犬 | ゲヘナに動員された悪魔。 | 6-335 |
朱眼の悪魔 | 皮膚を全部剥ぎ取られ、代わりにヌルヌルとした黒い液体を付着させた人間のような外見の悪魔。 | 6-335 |
頭冠の悪魔 | 頭部の無い枯れ木のような体で翼や尻尾は無い。腕力は高く、手には鉤爪を持つ。身長は2m程。素の状態ではそこまで強くないが、魔法詠唱者の頭部を二つまで飾りその力を使うことが出来る。同時に使用できる魔法は合計六位階分まで。 | 13-345 |
女淫魔 | 人間の女にも似た悪魔で、背中から伸びた巨大な蝙蝠の翼に包まれた肉感的な肉体はほぼ全裸であり、ちっぽけな金属板が重要な箇所を隠している。妖艶な美というものがその顔立ちや体躯から匂い出し空気をピンク色に染めているかのよう。精神操作系の特殊能力や魔法を持つ。エロ系モンスター(by ペロロンチーノ)*147。 | web前編:「外伝:皆もおいでよ『デミウルゴス牧場』」 |
頭飾りの悪魔 | 素の状態ではそこまで強くないが、魔法詠唱者の頭部を四つまで飾りその力を使うことが出来る。頭部によるが第十位階魔法まで使用可能。同時に使用できる魔法は合計十五位階分まで。 | 7-356 13-406 |
鱗の悪魔 | 身長3メートル程で、爬虫類の鱗に包まれた筋骨隆々の肉体に蛇のような長い尻尾、蝙蝠の翼、頭部は山羊の骸骨でぽっかりと空いた黒い眼窩には青白い炎が猛り狂っている。太い腕には巨大な大金槌を持っている。レベル的にはデス・ナイトよりも低いくらい。 | 6-348 |
影の悪魔 | レベル30に近いモンスター。痩せこけた人型、背中には蝙蝠のような羽、途中から鋭利な爪と化している指を持ち、そのすべてが闇をくりぬいた様に漆黒の一色。唯一、目のみが病的な黄色の輝きを持つ。*148 闇に溶け込む能力を持ち、隠密行動に長けたモンスター。 | 1-372 |
極小悪魔の群集体 | ゲヘナに動員された悪魔。 | 6-335 |
拷問の悪魔 | 身長は二メートル程で腕が非常に長く、全身は乳白色で皮膚の下には紫の血管らしきものが浮かびあがっている。体にはぴったりとした黒い革の前掛けを着て、頭には一分の隙間なくぴったりと張り付く黒い革のマスクをすっぽりとかぶっている。簡単な治癒の魔法を使用可能。 | 7-251 |
床擬態魔 | 床に擬態し、踏み込んだ相手の足を粘着性の体液で固定してくるモンスター。ロバーデイクが<アンデッド退散>で撃破したような文章なのでアンデッドの可能性あり。 類似モンスター(?)に『扉擬態魔』がいるが、ナザリックで登場した時は、ヘビーマッシャーの盗賊が触手の色艶から『アンデッド・扉擬態魔 』だろうと判断した*149。 | 7-286 |
地獄の猟犬 | 難度15程のモンスター。大型の犬に似ているが目は邪悪さに染まり、口からはよだれの代わりに炎がこぼれていて、犬のような鳴き声を出す。炎の吐息(ファイアーブレス)の特殊能力を持つ。ゲヘナに動員された悪魔。 | 6-307 |
メフィストフェレス | ユグドラシルに存在した光に憧れた悪魔。おぞましい外見を持ちながらも理知的で友好的で、善の存在にツンデレなセリフを吐く。プレイヤー達にとても人気があった。 | 11-142 |
手癖の悪い悪魔 | やたらと大きな頭を持ち、瞼の無い真紅の瞳、鋭い牙がむき出しになった口、鋭い爪の生えた両腕は長く伸びて床に付くほど。肉体はやたらと引き締まっていて、肌は死人のように白く、子供よりは若干大きい程度の悪魔。ユグドラシルでは最低位レベルの悪魔であり、大した特殊能力は持っていない。ユグドラシルでは初期ではどのようなアイテムでも奪えるという設定であり、ワールドアイテムでも奪えるだけの存在だった。しかしながら運営会社が多くのプレイヤーからの不満のメールをもらったためにパッチが当てられ、自らの同等レベルのアイテムまでしか奪えないという弱体化がされたモンスター。 | WEB:「諸国-5」 |
下等の魔鬼 | インフェリア―・デーモン。レベル10足らず。《アーマゲドン・イビル/最終戦争・悪》で召喚できる。64体(128体)。 奇形の悪魔。膨らんだ頭部、異常に細い左手、多数の触手が絡みついて大きくなったような右手、長さの違う足を持つ。性別を示すものはなく、全身の無数に空いた小さい穴から黄色の膿を垂れ流している。 | 「亡国の吸血姫」-340 |
鎌の悪魔 | ヘルサイズ。レベル20台。《アーマゲドン・イビル/最終戦争・悪》で召喚できる。32体(64体)。 カマキリと人間、その他様々な生き物を融合させたような姿の悪魔。巨大な鎌は銅の光沢を持ち、毒にまみれている。 | 「亡国の吸血姫」-342 |
腐敗の魔鬼 | ロッティング・デーモン。レベル30台。《アーマゲドン・イビル/最終戦争・悪》で召喚できる。16体(32体)。 2メートルを超える巨体の悪魔。ドロドロした黒い肌に、沼の表面の泡のようなものが弾けては消え、黄色の煙のようなものが漂う。煙は腐敗性のガスの特殊技術で周囲に影響を及ぼす。魔法が使える。 | 「亡国の吸血姫」-343 |
嘆願の悪魔 | サプリカント。レベル40台。《アーマゲドン・イビル/最終戦争・悪》で召喚できる。8体。 長い髪と青白い肌を持つ女性の姿の悪魔。目も口も鼻も全てが糸で塞がっており、神に許しを請うに両手も糸で縫い合わされている。「嘆き」の特殊技術や、魔法が使用できる。 | 「亡国の吸血姫」-344 |
戦車の悪魔 | ウォー・デビル。レベル50台。《アーマゲドン・イビル/最終戦争・悪》で召喚できる。4体。 全身鎧 を装備した戦士の悪魔。地獄の炎である黒炎が上がるバスタードソードを持ち、黒い翼が鎧を通り抜けて突き出ている。カッコいい悪魔。指揮官的なバフを周りの悪魔に与える特殊能力がある。バフを受けた悪魔は能力が一時的に上昇する。キュアイーリムの突進で半死以上(原文ママ*150)のダメージを負う。 | 「亡国の吸血姫」-345 |
レベル60台 | 2体。詳細不明。《アーマゲドン・イビル/最終戦争・悪》の召喚からキャンセルされた悪魔。2体召喚できる。 | 「亡国の吸血姫」-345 |
レベル70台 | 1体。詳細不明。《アーマゲドン・イビル/最終戦争・悪》の召喚からキャンセルされた悪魔。1体召喚出来る。 | 「亡国の吸血姫」-345 |
変身する悪魔 | 他の種族の男や女、動物に化ける悪魔がいるらしい。恐らくドッペルゲンガーのこと。 | 12-353 |
スライム
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
超巨大奈落スライム | 溶岩の川領域守護者である紅蓮の種族として登場。炎に耐性を持っていると思われる。 | BD特典「王の使者」-067 |
始まりの混沌 | ソリュシャンが修める種族の一つとして登場。 詳細不明。 | 5-371 |
古き漆黒の粘体 | スライム種では最強に近い強力な酸能力を使い、武器防具の劣化能力を有する種族。ユグドラシルの最高位難易度のダンジョン内の配置モンスターとして時折見かけられる。 | 1-013 |
衛生粘体 | 下水処理を行っているスライム。下水道等に棲息する。酸を持っているが病原菌は持っていない。 | 13-212 |
蒼玉の粘体 | 蒼い色をした上位のスライム。酸で溶解する能力や鉄の棒すら容易く曲げる力を持つモンスターだが、作中では触手でもって顔、胸、腹、腕、そして腰の微妙な部分まで撫でまわす三助として登場。 | 8-236 |
不定形の粘液 | ソリュシャンが修める種族の一つとして登場。 詳細不明。 | 5-371 |
贖罪の粘体 | スライム子の種族。戦闘能力は高くないが、擬態能力を持つ。擬態能力には触したものの情報を蓄える能力、情報をもとに擬態する能力がある。 | オバマス*151 |
ドラゴン
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
緑竜 | 朝露に濡れた緑葉のような鱗を持つドラゴンらしい。パルパトラが倒したモンスターとして登場。 | 7-101 |
氷の魔竜 | ユグドラシルのモンスター。原初の氷をドロップする。 | 6-034 |
シードラゴン | 両手両足と翼が退化している代わりに長く縦に太い尻尾を持っていて、シーサーペントよりもドラゴンよりの姿をしている。人と同等かそれ以上の知性を持つらしい。 | 12-128 |
シャドウドラゴン | WEB版で述べられた、パナソレイによると御伽噺に出てくるモンスター。 | WEB:「検討-2」 |
三つ首竜 | 英雄譚の登場人物である魔戦士が騎乗したドラゴン。 | 3-231 |
ドラゴンの血縁 | 55レベルのモンスターでドラゴン種かは不明。三メートルほどの逆三角形の体躯で、人間とドラゴンを融合させたような骨格を持ち、隆々と盛り上がる筋肉を鋼鉄以上の硬度を持つ鱗で覆っている。そして大木のような尻尾を持ち、直立した翼の無いドラゴンによく似ている。特殊能力はほとんど持っていないがその豪腕となかなか尽きない体力は上位モンスターに匹敵する。 | 1-116 |
火竜 | 火のブレスを吐く竜。名称のみ登場。 | 13-021 |
フォレスト・ドラゴン | WEB版の会話にのみ登場。トブの大森林に潜む「魔樹の竜王」の正体に関する考察で名前が挙げられた。 | WEB:「学院-8(A面)」 |
フロスト・エンシャント・ドラゴン | ユグドラシルはヨトゥンヘイムに生息するらしいドラゴン。エンリ一行を歓待するために霜降りステーキとなって登場。生きている姿はまだ登場していない。 | 8-230 |
霜の竜 | 通常のドラゴンよりも細く蛇のような肢体をしている。鱗の色は最初青白いが成長を重ねるごとにだんだんと霜が降りたような白色へと変わっていく。冷気に対する完全耐性を持つが、炎に対する脆弱性を併せ持つ。吐くブレスは冷気を宿し成長するにしたがって強化されていく。種族的に魔力系魔法が使え、学ばなくとも成長の中で自然と覚えていく。ただ使える魔法は非常に少なく、竜王に至ったオラサーダルクで第三位階魔法を三つ使える程度。作中ではアゼルリシア山脈の北寄りに生息している。 | 11-351 |
マーレのドラゴン | レベル90に近いドラゴン。課金ガチャで非常に低い確率でしか手に入らない。 | 7-004 |
森林竜 | マーレが従えているドラゴン。 | 15-033 |
天変地異を自在に操るドラゴン | 大昔、現在のエ・ランテル近郊にいたらしい。 | 2-160 |
エインシャント・フレイム・ドラゴン | ラッパスレア山の三大支配者の1つ。地上を支配している。 | 11-333 |
黒竜(ブラックドラゴン) | ナザリックの宝物殿にある宝の一つである、タペストリーに飛翔する姿が描かれている。 | 3-276 |
蟲系
蟲型の外見を持つモンスター及び虫についてまとめる。異形種以外も含める。
蜘蛛類、昆虫類、多足類など。ワーム系は除く。
なお、コキュートスの種族は悪魔系らしいが*152外見が蟲なのでここに記述する。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
蜘蛛人 | エントマの種族として登場。字面から本来蜘蛛の頭部を持つと思われるがエントマの場合は蜘蛛類の顔ではなく、昆虫の顔をしており複眼をもつ*153。直立した人型の外見を持ち、背中から四本の蜘蛛の脚が伸びているその姿はまるで脚を背負っているかのようである。 | 6-429 |
蟻人 | 蟲型の種族以外詳細不明。フールーダの高弟が持つ知識の中で登場した。 | 9-098 |
昆虫の森祭司 | 恐怖公がとっている種族として登場。詳細不明。 | 7-389 |
昆虫の戦士 | 昆虫のような外見をしているが悪魔系らしい。コキュートスがとっている種族として登場。詳細不明。 | 2-378 |
知性を持った群体 | 詳細不明。WEB版でナザリック周辺を監視しているコキュートスの下僕として登場。 | WEB:「会談-3」 |
蟲王 | 昆虫のような外見をしているが悪魔系。WEB版書籍版共にコキュートスの最終種族として登場。 | 1-139、2-378 |
八肢刀の暗殺蟲 | 49レベルのモンスター*154。人間大の大きさの忍者服を着た黒い蜘蛛に似たモンスターで、八本の脚からは鋭い刃が生えており脅威の8回攻撃を行う。不可視化を行え隠密行動に長けており、首を狩って一撃死を与えてくる。ナザリックには15体しかいない*155。 | 1-282 |
守護騎士 | ノコギリクワガタにも似た姿を持つモンスター。ナザリック内で親衛隊を担う者として登場。 | WEB:「会談-1」 |
髪の蟲 | 髪の毛に擬態していると思われる蟲。所々足が飛び出している。 | 8巻巻頭イラスト |
仮面状の蟲 | 背中に人間の顔がある蟲。内側にはびっしりと脚が生えている。人間に擬態するための仮面として使えるが表情は動かない。 | 6-216 |
恐怖公の眷属 | そのまんまゴキブリ。サイズは色々。なかには知性があるものもいる。 | 7-240 |
羽虫人 | 暫定処置でここに配置。 体長20cmより小さい半透明の羽根をした妖精に似た種族。体つきは蟲に近い。妖精を騙して捕食する純肉食種族。人間種と亜人種だけに効果がある魔法が効かない特徴があるため異形種と判断され、新生アインズ・ウール・ゴウンに迎え入れられた。だが異形種に効く魔法も無効化されるため、鈴木悟(モモンガ)は疑っている。 | 「亡国の吸血姫」-388 |
剣刀蟲 | ブロードソードにも似た長い蟲。剣代わりに装備できる。 | 6-199 |
硬甲蟲 | 八本以上の脚を持つ盾のような蟲。盾代わりに装備できる。 | 6-199 |
口唇蟲(こうしんちゅう) | 肌色の蛭のようなヌラヌラした体で、先端部分は人間の唇のような形をしている。人間種等の声帯を貪り喰らい、その犠牲者の声を出す蟲。 | 6-216 |
鋼弾蟲 | 鋼色に輝く三センチほどの蟲で山型となった体躯は先端部分が尖っており、ライフル弾の形状に非常に酷似している。ライフル弾のごとく飛び立ち敵を穿つ。 | 6-202 |
ジャイアントアント | 帝国の騎士がレンジャーから百単位の足音と聞いて思い浮かべたモンスター。 | web後編:学院-8(A面) |
ジャイアント・コックローチ | WEB版で述べられた、王都内部に存在する約一メートルの大きさのゴキブリのモンスター。 | WEB:「王都-11」 |
大型蝿 | パラサイト・マゴット・マザーから生まれてくるモンスター。卵を産み付けてくる。 | WEB:「昇格試験-1」 |
巨大昆虫 | 銀級冒険者の「漆黒の剣」ならなんとかなる程度のモンスター。蟲使いのスキルでも呼び出せる。 | 2-078 6-194 |
百足群 | ばりあぶる・たりすまんが選択した初期種族。盗賊系の種族。 | 15-347 |
千鞭蟲 | 異様なほど鋭い牙を持つ十メートルを超えるムカデ。鞭のように振るう武器として装備できる。蟲使いのスキルでも呼び出せるが時間がかかる。 | 6-205 |
注射器型の蟲 | 注射器のような体の蟲で、凶悪な戦闘能力は持っていないが体内に麻痺毒を持つ。蟲使いの能力で呼び出せる蟲。 | 6-209 |
寄生蛆の母 | ジャイアント・デポジットフライを産むモンスター。 | WEB:「昇格試験-1」 |
絞首刑蜘蛛 | 木の上から糸を飛ばしてくるモンスター。銀級冒険者の「漆黒の剣」が少々きついと思う程度の強さ。 | 2-078 |
ビートル種族のソードマスター | 刀を下げるもの、横に槍を置くもの、弓を脇に吊るすもの等、各員がそれぞれ違う武器を所持しているビートル系の武士。ユグドラシルでは具足を纏っていないが転移後の世界のナザリックでは白銀の残光を残す当世具足を纏っている。クリティカルヒット率の高さと首切り能力を持つ。 | WEB:「至上命令」 |
王騎士 | 擬人化されたヘラクレスオオカブトを髣髴とさせる、2メートル近いがっしりとした巨体をした外見を持つ。レベルは70強だがその防衛力は比類なく、魔法に対する耐性、武器ダメージの減少等が合わさり、レベル100のプレイヤーですら邪魔ともうざいとも言わさせる程である。 白銀色の高貴な魔法のオーラを漂わせ、異様に巨大なグレイブを右側の2本の付属肢で掴み、腰には見事な装飾を施された長剣にもサイズ的に見える大剣を下げており、その身に白銀のサーコートをゆったりと纏っている。 | WEB:「指令」 |
阿蟲(あちゅう)・吽蟲(うんちゅう) | 「MASS FOR THE DEAD」でモモンガの私室の扉を守護する役割が与えられたモンスター。カブトムシとクワガタのようなモンスターが警備兵役で登場した。「立ち絵」 | MASS FOR THE DEAD |
茸蟻人 | エイヴァーシャー大森林(以下:大樹海)に住む種族。蟻人なので恐らく蟲系の種族と思われる。 雑食性だが知的生物までは食べない。土で固めた箱のような住居を作る。大樹海に住むダークエルフと接点はなく、出会っても互いに無言で離れるような距離感を保っている。 | 16-053 |
ゴーレム
分類は人造物で、主人の命令を受け忠実に動く、魔法的な手段によって生み出される無生物である。
食事・睡眠不用、即死無効、精神攻撃無効、クリティカル無効等の特性を持つ。ユグドラシルでは、使われた金属の価値、製作者のスキル、データクリスタルによって強さが変化した*156。ゴーレムにスピーカーを搭載してプレイヤーと思わせる裏技があるらしい*157。
疲労も老化もしない為、転移後の世界では門番や警備兵や労働者として非常に重宝されているが、ゴーレムという存在は非常に稀である。これはゴーレム作成技術が確立されていない為、製作には時間と手間と費用が非常に掛かる事が原因である。
最弱とされるウッドゴーレムでさえ、作成に高位の魔法使い複数人を一年は拘束しなければならない。転移後の世界では最も弱いゴーレムでもかなりの金額で売買されている*158 。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
アイアンゴーレム | 鉄製のゴーレム。WEB版においてナザリックの図書館のドアを開けるのに利用されている。 | WEB:「準備-2」 |
アイアンホース・ゴーレム | 馬用の全身金属鎧を纏った巨馬にも見えるゴーレム。強固な肉体と装甲を持つため、敵のど真ん中に突っ込むことも出来る馬だが、戦闘能力自体はさほど高くない。WEB版でルプスレギナが馬車を引かせる姿で登場。 | WEB:「外伝:頑張れ、エンリさん-4」 |
化身 | 課金アイテムを使用し武装できるようになった至高の四十一人の姿を模したゴーレム。ナザリック宝物殿霊廟に至高の四十一人の装備品を装備させられ置かれている。 | 3-300 |
木動像 | 木製のゴーレム。目も鼻もない等身大の人形のような姿で、王都の魔術師組合本部に警備兵として登場。 | 5-146 |
ガルガンチュア | 三十メートルを超える大きさのゴーレム。ユグドラシルというゲームのルールにちゃんと存在する戦略級攻城ゴーレムである。ナザリックでは置き場に困ったので第四階層の地底湖に沈めて、ナザリック第四階層守護者の地位を与えてある。 | 4-335 |
シルバーゴーレム・コックローチ | 恐怖公が騎乗するゴキブリ型ゴーレム。セレスティアル・ウラニウムと思われる超希少金属製ボディの表面を希少貴金属スターシルバーでコーティングされており、強さは70レベルとそれなりに高い。 | WEB:「舞踏会-1」 |
石の動像 | 石製のゴーレム。疲労とは無縁なので不眠不休でカルネ村で建築作業に携わっている他、帝都の魔法省の入口を守護している姿で登場している。 | 7-135 8-031 |
土塊くれのゴーレム | 土製のゴーレム。ナザリックの円形劇場に配置されている。 | 1-084 |
ナイトゴーレム | WEB版で帝都のアインズの屋敷に配置されているものとして登場。名前と目的からして「夜」ではなく「騎士」の形をしたゴーレムの様子。 | WEB:「日々-1」 |
ハーフ・ゴーレム | 至高の四十一人の一人、弐式炎雷の種族として登場。種族変更アイテムの「人体改造手引書」を使用するとなれる*159。 | 10-463 |
ケンタウロス型ゴーレム | 大きさは八メートル級で、大陸中部のビーストマンの連邦に存在するゴーレム。かつて8体存在したが、ミノタウロスの国家との戦争で使用され、4体まで減ってしまった。 | WEB:「学院-8(B面)」 |
肉の動像 | 生肉製のゴーレム。ゾンビとの見分けが困難な為、ナザリック内ではゾンビに交ざって配置されている。 | 7-286 |
重鉄動像 | 重機を彷彿とさせるゴーレム。トブの大森林の拠点作成に利用されている姿で登場。 | 4-100 |
鎧の像 | オラサーダルク=ヘイリリアルたちがドワーフの元王城を支配する前に戦ったゴーレム。鎧の像の姿をしていた。詳細不明。 | 11-229 |
レオ・ゴーレム*160 | スパリゾートナザリック内に配置されている、口から湯を吐く精巧なライオン像のゴーレム。単なるアイアンゴーレムではなく、硬いらしい。るし★ふぁーの声でしゃべり、入浴マナーの悪い相手に襲い掛かる。 「MASS FOR THE DEAD」の『三吉君様杯・混浴洗技会』のストーリー第2話「浴室の確執」によると他にも何体かいるらしい。 | 8-424 |
レアメタルのゴーレム | レアメタル製ゴーレム。書籍版においてナザリックの図書館のドアを開けるのに利用されている。 | 8-299 |
レメゲトンの悪魔 | ソロモンの72柱の悪魔をモチーフにしたゴーレム。セレスティアル・ウラニウムと思われる超希少金属でできている。製作者が途中で飽きたため67体しか作られていない。 | 1-033 |
レメゲトンの悪魔・グレモリー | るし★ふぁーが作った数少ない女型ゴーレムの一体。ゴシックドレスを着た幼い少女の姿で、片手にラクダのぬいぐるみの首を掴んでいる形状をしている。 | *161 |
精霊
詳細不明。外伝「亡国の吸血姫」で、精霊は突進攻撃からの押し倒しのような効果に耐性があり、様々なバッドステータスを無効化出来ると情報が出た*162(高位精霊のみ?)。なお、根源精霊は魔法では召喚できない*163。ただし、SoAOGは魔法で召喚している。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
湿地の精霊 | スワンプ・エレメンタル。手も足も頭も何も無い高さにして160cm程度の円錐形をした泥の塊の姿をしている。鞭のような触手で攻撃を行う。 | 4-205 |
森精霊*164 | ドライアード。人ともエルフとも表現できそうな女の外見に、肌は磨かれた木の光沢を持ち、緑の髪は新緑を思わせる姿をしている。自らの木と密接な関係を持ち、そこより離れることはそれほど出来ない。離れれば離れるほど弱体化して行き、最後は命を失ってしまう。 | 4-061 ドラマCD |
ハーフエレメンタル | 種族変更アイテムの「四元の欠片(しげんのかけら)」を使用するとなれる。 | 不死者のoh!8-44話 |
根源の土精霊 | プライマル・アースエレメンタル。レベル87のモンスター。高位精霊。 同格の根源精霊の中では防御役の立ち位置にある。攻撃はレベル87以下のほぼ全ての大地に存在する金属の属性を持っていると見なされ、敵と自分の双方が土に触れている限り、僅かではあるが全ての能力に対してボーナスがある。また、土に潜る能力を持つ。疲労しない*165(精霊全般に言えるかは不明)。 警戒すべき攻撃として両腕による叩き付けがある。単純だが、破壊力はなかなかのもの。速度と精度は高いとは言えないが、アインズのような後衛職ではかわすことは難しい。殴打属性の攻撃である。腕を鞭のように伸ばして広範囲を薙ぎ払うこともできるが、その場合のダメージは一気に落ちる。 攻撃面と同じように防御面でも様々な金属の属性を持ち、全種類の武器耐性Ⅴを持っている扱いである。さらにそこに物理ダメージ軽減効果も重なっているため、防御役にうってつけであり、物理的攻撃のみで倒そうとするとかなり厄介な相手と言える。 弱点として、危険な搦手となる特殊能力を持たない点がある。すなわち、戦況を大きく一変する攻撃がない。また、金属などによくある弱点はそのまま通用してしまう。つまり、酸などに弱く、ヘロヘロであればたやすく倒すことができるらしい。加えてもう一つ弱点属性を持つ。 <不快音の爆裂>が弱点を突いている*166ので、もう一つの弱点属性は音波属性の可能性が高い。 | 「プロローグ下」-92 16-209 |
根源の水精霊 | プライマル・ウォーターエレメンタル。レベル87のモンスター。巨大な人型の水の塊。高位精霊。外伝「亡国の吸血姫」でSoAOGが召喚した。 | 「プロローグ下」-92 |
根源の風精霊 | プライマル・エアエレメンタル。レベル87のモンスター。高位精霊。外伝「亡国の吸血姫」でSoAOGが召喚した。 | 「プロローグ下」-92 |
根源の星霊 | プライマル・スターエレメンタル。レベル90のモンスター。 | 「プロローグ下」-92 |
根源の火精霊 | プライマル・ファイヤーエレメンタル。レベル87のモンスター。炎が大きな人の形をとったような姿。周りに火傷してもおかしくないほどの熱量を放っている。SoAOGが召喚できる。 | 1-124 |
下級の風精霊 | レッサー・エアエレメンタル。《サモン・モンスター・1st/第一位階怪物召喚》の効果が込められた巻物で召喚された。 | 「亡国の吸血姫」-120 |
下級の水精霊 | レッサー・ウォーターエレメンタル。《サモン・モンスター・1st/第一位階怪物召喚》の効果が込められた巻物で召喚された。 | 「亡国の吸血姫」-120 |
妖精
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
ローレライ | 歌や言葉で特殊な効果を発揮させる力を持つらしい。名前のみ登場。 | 9-098 |
植物系
「不死者のoh!」でシャルティアは植物系種族は信仰系(ドルイド)の魔法を使うイメージを持っている*167。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
花妖娘 | マンドレイクの近親種。それなりに知性があるらしい。トブの大森林にも生息。人ひとりくらい包めそうな巨大な花の中から現れる女性型モンスター。 | 8-278 15-040〜043 |
花妖娘王 | 花妖娘よりもさらに大きな花の中から現れる女性型モンスター。髪と瞳の色は花と同じ。肌の色は茎と同じく緑色をしており、どちらかというと気持ちが悪い。 | 15-042〜045 |
アルルーナ | マンドレイクの近親種。それなりに知性があるらしい。名前のみ登場。 | 8-278 |
イビルツリー | ユグドラシルにいた樹木型モンスター。アインズがピニスンに魔樹と聞いて連想したモンスター。 | ドラマCD封印の魔樹 |
ヴァイン・デス | 蔓で全身を構築されたような外見をしているモンスター。ぷにっと萌えの取っている種族でもある。 | BD特典 「プロローグ上」-033 |
ガルゲンメンライン | マンドレイクの近親種。 それなりに知性があるらしい。名前のみ登場。 | 8-278 |
絞め殺す蔦 | 木に巻きつき、ゆっくりとその木を駄目にする植物型モンスター。木や通りかかった動物を絞め殺して栄養を奪う。 | WEB:「準備-3」 |
トレント | 動く木のモンスター。大地から栄養を吸い上げて活動している。基本的に性格は穏やかな様子。ナザリックに数体が移住している。web版では「トリエント」と呼ばれ、ピニスンから長老と言われている*168。 | 8-273 |
茸生物 | 副料理長(クラヴゥ)の種族。植物系かは不明。外見はキノコに似ている。寸胴で腰にあたる部分はない。トブの大森林の地下にマイコニドの集落があるらしい。 | 4-056 |
マンドレイク | 朝鮮人参の様なフォルムをしていて四肢がある。根の上、茎に近いところには目や口に当たるくぼみと影がある。あまり頭がよくなく、ナザリック内ではアウラに「アインズ・ウール・ゴウン万歳」と叫ぶよう教育を受けているが音をオウム返しに発生しているだけである。 | 8-277 |
分類不能
異形種で何の種族か分類できないもの
アーケオプテリクス | ドルイドが従えられる恐竜。 | 11-032 |
ウィル・オー・ウィスプ | ボウン沼地に生息するモンスター。フォーサイトのメンバーが倒したモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
ウカノミタマ | 精神系魔法を多用する85レベルのモンスター。おかっぱで狐のお面を被った少女形態と、魔法が一切使えなくなるが肉体的な戦闘能力が一気に向上する獣形態の二つの姿を持つ。 | プレイアデスな日-045 |
オオトシ | 太陽をモチーフにした仮面を被った、少年型のモンスター。 | プレイアデスな日-45 |
上位・二重の影 | 二重の影の上位種。外見だけなら服装や装備品までコピーする事が出来る。モンスター設定に、変身中に精神操作系の特殊能力を使って対話している相手や周囲の者の簡単な表層思考を読み取り、変身元の人物の情報を抽出して演技に取り入れるというものがあり、転移後は本当に機能するようになった。これは精神攻撃扱いなのでレベル差等で抵抗されたりもする。記憶を覗いたりは出来ない。 モンスターのグレータードッペルゲンガーは60レベルまでの変身が可能で90%の能力コピーが出来る*169。体力の偽装も可能。 | 13-241 |
グレンベラ・スウォームロード | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル78のモンスター。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
黒い仔山羊 | 広範囲即死型の超位魔法《黒き豊穣への貢》による死者の数に応じて(WEB版では死者のレベル総計に応じた数)出現するレベル90を超える最上位モンスター。強力な特殊能力は持たないが耐久力は群を抜いている。 外見は高さ十メートルを超える蕪に似ていて(WEB版では高さ五メートル)、葉の代わりにのたうつ何本もの黒い触手があり。太った根の部分は粟立つ肉塊であり、複数箇所に口があり可愛らしい山羊のような声で鳴く。その下には黒い蹄をもつ山羊のような五本の足が生えている。 | 9-355 |
サラマンダー | 下半身は蛇、上半身はトカゲにも似た爬虫類の姿で、燃え上がる生き物の姿をしている。全身は真紅の鱗に包まれており、炎が鱗の隙間から漏れ上がり全身を完全に覆いつくしている。 | WEB:「外伝:頑張れ、エンリさん-4」 |
シーサーペント | 詳しくはわからないが、シードラゴンよりも蛇よりな姿をしていると思われる。 | 12-128 |
シェセプ・アンク | スフィンクスロード。 | WEB:「至上命令」 |
藍蛆 | 上半身はウナギに手がはえたような姿で、下半身は藍色の蛆虫のようにぬらぬらとしている。穴を掘ってその中で暮らしており、生き物の体液(生死を問わず)が主食。 基本的にメスのみであり、オスは王族となる。卵性で、部族のオスがいなくなるとメスが性別を変える事もあるらしい*170。体の艶の違いで個体を識別できる*171。人間と色彩感覚(色の見え方)が違うらしく、金色を「薄い黒」と捉えている*172。 亜人に効果のある魔法の影響を受ける為に亜人と思われているが実際は異形種である。これはゼルンが特定の種族にのみ発揮する魔法の効果を受けるという弱点があるゆえの誤解である。ゼルン達も自分の種族を亜人だと思っている*173。 | 12-378 |
ゼルンロード | 藍蛆の王族。ゼルンとは姿が違い大きい蛆虫のような外見で、手は無く疣足がある。 | 13-559 |
二重の影 | 産毛の一本も生えていないつるりと輝くピンク色(黄色)の卵を彷彿とさせる頭部。鼻等の隆起を完全に摩り下ろしたのっぺりとした顔。目と口に該当するところには眼球も唇も歯も舌も何も無く、子供がペンで塗りつぶしたように黒々とした穴がぽっかりと開いている*174。指は4本で、異様に長く第四間接まである*175。 外見だけなら服装や装備品までコピーする事が出来る。モンスター設定に、変身中に精神操作系の特殊能力を使って対話している相手や周囲の者の簡単な表層思考を読み取り、変身元の人物の情報を抽出して演技に取り入れるというものがあり、転移後は本当に機能するようになった。これは精神攻撃扱いなのでレベル差等で抵抗されたりもする。記憶を覗いたりは出来ない。 モンスターのドッペルゲンガーは、40レベル程度までの能力をコピーできる。変身前は弱い。装備に条件が必要な武具でも扱えるが、遺産級以上のアイテムは使えない*176。 | 2-362 |
ドラゴタウロス・ハイ・ウォリアー | 体長4メートルで身長は2メートルを越える。下半身は四足のまるでトカゲやワニのような爬虫類を思わせるもので、その上に筋骨たくましい人と爬虫類を融合させたような体が乗る。ケンタウロスの爬虫類版のような外見。38レベルと然程レベルが高いわけではないが、豪腕という特殊能力によって強化されたウェポンブレイクのスキルを使う。 | WEB:「準備-3」 |
ナイトストーカー | WEB版で述べられた、パナソレイによると御伽噺に出てくるモンスター。 | WEB:「検討-2」 |
汚物喰らい | 人間の出すゴミ処理を行っているモンスター。触手を持ち、酸に対する耐性を持つ。身体は病原菌の塊である。外見に似合わず知性を持っており、人間を自分達の食事を作り出してくれる存在と認識していたりする。 | 13-213 |
脳食い | ニューロニストの種族。人の体に歪んだ蛸にも似た生き物に酷似した頭部を持つ。溺死体のような膨れ上がった体に、皮膚の色はやはり溺死体のような濁った白色。指はほっそりとしたものが4本生えており、水かきが互いの指との間についている。太ももの辺りまでありそうな6本の長い触手を持つ。口から伸びているストロー状のものは食事用の他に産卵管の働きがあり、相手の脳に突き刺し卵を産みつけたりする。生まれた子供は脳を喰らい育ち、やがて頭蓋骨を溶かして出てくる。子供時代の酸能力は大人になると失われる*177。脳は食べるだけであり情報が読み取れるわけではない*178。 | 7-247 |
雪女郎 | レベル82の氷系のモンスター。全身白づくめで、肌は青白く髪は黒く長い、人間の女性に似たモンスター。不可視化を看破できる能力を持つ*179。コキュートスの住居、大白球を守るように配置されている。 | 8-296 |
マッドイーター | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル80のモンスター。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
四色のクリスタル | 地水火風の上位エレメントを召喚し、同時に広範囲へ魔法攻撃による爆撃を行う事ができるクリスタル型モンスター。詳しい種族は不明。 | 1-033 |
人獣 | 銀の武器でなければほとんどダメージを与えることができない能力を持つ。人狼との違いは狼か獣全般かという違いだろうか? | 12-041 |
レイディアントクロウラー | 直訳するとradiant(輝く)、crawler(這うもの)だろうか。銀糸鳥が討伐したとされるモンスター。 | 10-282 |
人鼠 | 銀の武器以外での攻撃の損傷を抑える能力を持つ。 | 2-252 |
竜人 | セバスの種族として登場。人間型以外の形態を持つらしいが詳細不明。ドラゴン種というわけではないらしい*180。 | 3-041 |
多触体 | 詳細不明。五大最悪のエロ最悪の外見がこれ。体液が強力な秘薬とかなんとか。 | なろう活動報告「オーバーロード7 大墳墓の侵入者 ebtenDXパック」 |
群種多触体 | この種族は1つの群れで思考を共有する。眼を持っておらず、周囲の振動で広範囲の情報を捉えている。発声は声触という穴の開いた2本の触手を振り回すという特殊な方法を用いる。このため、砂嵐のような場所では雑音が混じり何を言っているかわからなくなる。ただし、魔法発動に必要な音声や動作が不要で、直立不動で瞬時に魔法を発動させることが出来る*181。 | 「亡国の吸血姫」-388 |
群種多触体の変異種 | ニュールニュールの種族。ニュールニュールは砂の塊にも見える異形種。通常の群種多触体は1つの群れで思考を共有するが、ニュールニュールは思考を共有しない。 | 「亡国の吸血姫」-388 |
巨神人 | 詳細不明。外伝「亡国の吸血姫」で著名なナイトリッチ(アンデッド)の1例で、「ヒュエイオーン」が名前のみ登場。 | 「亡国の吸血姫」-175 |
魔獣
人を超えた知力を持つものから、動物と変わらないものまでいる。
特殊能力を持つ動物の呼称と思われる。*182
精神操作系の攻撃に弱い*183(現地のダークエルフは獣系の魔獣が弱いとしている*184)。
大地の長虫 | レベル60を超える毒々しい色をした巨大ミミズのような外見のモンスター。大地から現れて人を丸飲みにする肉食ミミズであり、酸の体液を射出し、ドルイドの魔法を幾つか使用する事ができる。振動で敵を探知できる。 | WEB:「日々-1」 |
アゼルリシア・アイアン・タートル | フォーサイトのメンバーが闘技場魔獣戦で戦ったモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
連甲熊 | アンキロウルスス・ロードを参照。 | 15-200 |
連甲熊・王種 | アンキロウルスス・ロードを参照。15巻巻末紹介では「異形種」に分類されている。 | 15-200 |
イグノニック | 乾燥地帯の草原に生息する毛の長くふわふわした4足の魔獣。頭部には鋭い角を生やし、体長は牛と同等。温厚で戦いを好まないおとなしい性格だが、水をかけると異常なまでに暴れだす。その獰猛さは自らの体躯の数倍にもなる魔獣ですら襲い掛かるほどで、さらには水を吸った毛は鋼鉄以上の硬度となる。まるで鉄の塊が桁外れの速度で、鋭い角で刺し殺さんとぶつかって行く。そんな戦闘方法を取る。美味い肉が取れることでも知られているため、この魔獣を狙っての狩猟はよくある事である。しかし、上記の理由により飼育はなされていない。”イグノニックに水をかける”それは大人しく容易い相手をこちらからわざと激怒させ凶暴化させるという、つまりは馬鹿な行為の例えとして使われている。 | WEB:「侵入者-6」 |
太陽鬣蜥蜴 | 神獣と呼ばれる上位魔獣。フェンリルのフェンと同格の六本足の巨大な神獣*185。カメレオンとイグアナを融合させたような六本足の巨大なモンスター。鱗状の皮膚を持ち、凄い勢いで色を変えることができる。 アウラはクアドラシルと呼んでいる。 | 2-230 15-046 |
インヴィジブルハウンド | 不可視のモンスター。見えないため、退治するには水場に引き寄せるのが効果的だとされている。 | WEB:「凱旋-3」 |
魔狼 | 狼に似た魔獣。 狼より一回り大きく、知性がある。 | 8-177 |
大型サーベルウルフ | フォーサイトのメンバーが闘技場魔獣戦で戦ったモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
大型パープルワーム | ボウン沼地に生息するモンスター。フォーサイトが倒したモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
巨大箆鹿 | 大きな角を持ったヘラジカのような魔獣。エイヴァーシャー大森林に棲息。生命力旺盛でダークエルフの強弓を用いたアウラでも一撃では倒せないほど。 | 15-306 |
ギガント・バジリスク | 難度83にもなるモンスターで*186、蜥蜴にも蛇にも似た全長十メートルの巨体を持ち、石化の視線や即死級の猛毒の体液を有し、分厚い皮膚はミスリルにも匹敵するという。巨体だが、蛇のように狭い場所も侵入を得意としている。 web版ではオリハルコン級冒険者でなければ勝てないとされているが*187、書籍ではこのモンスターを倒せるならアダマンタイト級と称されてもおかしく無いとされている*188。 ※web版の冒険者の階級に存在しない「オリハルコン級」の名称は作者のミスと思われる。web版では「A+クラス」の冒険者が事実上の最高位*189。 ただし、ギガント・バジリスクの難度は83であり、A+クラス冒険者の適正難度(61〜70)から大きく離れている。書籍版オリハルコン級冒険者だと対応できる難度(80〜95まではなんとか*190)に収まっている。 作者のミスは、書籍版冒険者の適正難度と名称をweb版で使用してしまった事と思われる。 | 5-119 |
混合魔獣 | 獅子と山羊の二つの頭を持ち、尻尾は蛇、二本の山羊の足で立って歩き、獅子の足を腕代わりにして殴りかかってくる。そんなモンスター。 | 4-315 |
混合魔獣王 | キマイラの別種で外見が異なる。 | 4-315 |
鷲獅子 | 騎乗用のモンスターとして難しいながら飼いならすのも不可能ではない様子。 通説では上半身が鷲、下半身が獅子だがこの作品では未登場。 | 4-362 9-020 |
クリムゾンオウル | 通常のフクロウと比べて二回りほど大きいサイズで、鋭い嘴に鉤爪を持つ真紅のフクロウ。 | WEB:「学院-8(A面)」 |
グレンベラ・デビルリーチ | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル64の蛭型モンスター。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
ケツァルコアトル | 空を飛ぶ翼の生えた蛇のような外見をしている。WEB版でアウラの騎乗魔獣として登場。 | WEB:「会談-3」 |
ケルベロス | 犬のような獅子のような3つの頭と鋭い爪を持ち、尻尾の毒蛇による噛みつきも可能。炎や毒に完全耐性を持ち、すべての攻撃に炎ダメージを追加できる。《第十位階怪物召喚》で召喚できる。*191 (Web版) 竜を思わせる長い尻尾が伸びた巨大な犬の外見であり、その頭部は3つ、燃え上がるような眼光が3対存在する。 | WEB:「会談-2」 15-194 |
コカトリス | 石化攻撃を行うモンスター。 | WEB:「侵入者-2」 |
サーベルウルフ | フォーサイトのメンバーが闘技場魔獣戦試合で戦ったモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
魚の混合魔獣 | キマイラの別種で外見がかなり異なる。 | 4-315 |
ジャイアント・ジャンガリアンハムスター | ハムスケの種族。仮の種族名として記載する。推定30レベル強の異形種。外見はスノーホワイトの毛並みと英知を感じさせる瞳(可愛らしい瞳 byアインズ)、大福のような姿。蛇のような鱗に覆われた異常に長い尻尾を持つ。前足には鋭い爪が生えており。外皮は下手な金属よりも硬い。体にある紋様の数だけ魔法も使用できる。ユグドラシルにはいなかったモンスター。 | 2-237 |
ジャイアントトード | 蛙のようなモンスター。 | 10-289 |
巨大催眠蛇 | エイヴァーシャー大森林に棲息。ダークエルフにとっては脅威らしく、これを撃退したアインズは村内で一目置かれるに至った。 | 16-119 |
跳躍する蛭 | 銀級冒険者の「漆黒の剣」ならなんとかなる程度のモンスター。 | 2-078 |
千槍棘兎 | レベル67のモンスター。高さ二メートルを超える白い塊のようでありアンゴラウサギに似ている。体を覆っている毛は柔らかいが戦闘態勢に入ると非常に細い針のように鋭くとがる。この状態で殺しても元の柔らかい毛には戻らない。 | 8-282 15-041 |
八足馬 | 8本足を持ち、通常の馬よりも体躯は大きく、筋力・持久力・移動力に優れているため、人が飼いならしている陸を走る獣の中では最高とされる魔獣。軍馬5頭以上にも匹敵する価格*192で取引される馬。スレイプニール種の中でも白い毛のものは何百頭の中に一頭しかいないと言われる。 | 7-114 |
スワンプ・シャーク | ボウン沼地に生息するモンスター。フォーサイトのメンバーが倒したモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
チン | 致命的な猛毒を持っているモンスター。 | WEB:「侵入者-2」 |
トブ・グレーター・タイガー | フォーサイトのメンバーが闘技場魔獣戦で戦ったモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
ヌーク | 雄の成獣は体長3.5m、体重1200Kgの体躯になる長い毛に覆われた豪雪の中でも生きていける草食の魔獣。アゼルリシア山脈全土に生息し、わずかな苔だけでも生きていける。クアゴアが家畜として飼育している。 | 11-229 |
鵺 | ユグドラシルにいたモンスター。猿の顔、狸の胴体、虎の手足、尾は蛇の外見をしている。 | 2-105 |
悪霊犬 | 頭から二本の角が飛び出した巨大な黒狼のようなモンスター。鎖が体に巻き付いており防御代わりに使え、かつ本人の動きを一切妨げていない。獲物をもて遊ぶ邪悪な性質を持つ。基本攻撃方法は突撃、角で突き刺す、噛みつくの三つで他に一日一度のみ使用可能な<鎖の大旋風>という能力を持つ。強くなれば他にも特殊能力を得るらしい。 | 8-059 |
悪霊犬の長 | バーゲストの亜種でバーゲストよりもかなり強いらしい。角や体に巻きつく鎖の大きさで判別できる。 | 8-059 |
パープルワーム | ボウン沼地に生息するモンスター。フォーサイトのメンバーが倒したモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
パープルワーム・グレンベラ | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル74のモンスター。人間の胴体の十倍以上の太さの紫色の長虫。発見されると群がってくる習性を持つ。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
双角獣 | 二本の角が前に突き出した馬に似た騎獣系魔獣。馬より一回り小さいが馬では有り得ない迫力を漂わせている。鎧と蹄鉄に関する物が装備できる。知性はそれなりに高い。 ユニコーンの亜種で不純をつかさどる為、清らかな乙女(処女)は乗ることができない。 | 8-258 |
遠吠小鳥 | エイヴァーシャー大森林に棲息する可愛らしい鳥。何種類かのモンスターの雄叫びを真似ることができる。 | 15-237 |
鷲馬 | 鷲獅子と雌馬を掛け合わせて生まれる、前半身が鷲、後半身が馬という魔獣。馬の血が流れているためかグリフォンよりも飼いならしやすく飛行魔獣として人気が高い。バハルス帝国では、皇帝直轄の近衛隊の1つ『ロイヤル・エア・ガード』の騎乗魔獣として採用されている。 | 9-020 |
多頭水蛇 | 複数の頭を持つ巨大な蛇。通常八本の頭を持って生まれてきて、歳をとるごとに数を増やし最大十二本にまでなる。治癒速度向上の能力を持つが炎には効果がない。 | 4-052 |
多頭水蛇の亜種 | 複数の頭を持つ巨大な蛇。十二本よりも首が多い亜種や、炎ではなく冷気によって治癒速度を向上させる特殊能力が無効化される亜種がいる。 | 漫画6巻C-22 |
フェンリル | 神獣と呼ばれる上位魔獣。濡れたような毛皮を持つ漆黒の巨大な狼。web版では尻尾が蛇。燃え上がるような真紅の瞳には深い英知が宿っている。全身の長さは20メートルにも及ぶ*193。 書籍版では神狩狼(フェンリル)*194。神獣。漆黒の巨狼。78レベル*195。イツァムナーのクアドラシルと同格*196。 北欧神話のフェンリルをモチーフにしているため、いくつかの直接系の特殊能力を保有する。進路をふさぐ枝やら蔓やらによって進行を阻害されなくなる特殊能力<土地渡り>というスキルを持つ*197。 | 2-230 |
森林長虫 | 地面から丸飲みにしようと襲ってくるモンスター。銀級冒険者の「漆黒の剣」が少々きついと思う程度の強さ。 | 2-078 |
陸巨獣 | 魔獣とは明記されていない。外伝「亡国の吸血姫」でかつて5万人以上の死傷者を出した話で登場。 | 「亡国の吸血姫」-057 |
マンティコア | 大森林深淵部に生息。フォーサイトのメンバーが倒したモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
マンモスのような魔獣 | 40レベルほどのマンモスのような外見の魔獣で、ユグドラシルでは運搬用によく使われていた。冷気や炎に耐性を持つため、氷雪地帯だろうと溶岩の出る火口だろうと何の問題もなく行動できる。また、見た目と裏腹に速い移動速度を持ち長期間食料を食べなくても活動できるというメリットを持つ。 | 11-093 |
月の狼 | 20レベルクラスのモンスター。シベリア狼に酷似した体をして、その体がほのかに銀光を放っている。移動速度が非常に速い。 | 1-100 |
一角獣 | 純潔を司る為、清らかな乙女(処女)しか乗れないとされる騎獣系魔獣。名前のみ登場。 | 8-267 |
幼マンティコア | 大森林深淵部に生息。フォーサイトのメンバーが倒したモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
ライディング・リザード | 巨大蜥蜴の一種で、頭から尻尾の先まで三メートル以上ある大型の蜥蜴。ドワーフが飼いならす騎乗用モンスターとして登場。 | 11-193 |
ラーアングラー・ラヴァロード | ラッパスレア山の三大支配者の1つ。地下にある溶岩の海を支配している体長50メートルを超える巨大な魚の魔獣。オリハルコンを遥かに凌ぐ硬く分厚い鱗を持ち、提灯アンコウのような姿だが、頭の疑似餌みたいな部分で離れた敵を捕まえることが出来る。特殊な進化を遂げて、世界に一種一体の存在。 | 11-333 |
ランカー牛 | 詳細不明。ローブル聖王国の兵士がこの魔獣の皮で革鎧を作っている。 | 12-012 |
飛竜 | モンスター系の騎乗動物としてヒポグリフと共に名前が上がるような魔獣。長い尻尾は蠍のようであり、前足はそのまま翼のようになっていて、ドラゴンにも似た姿をしている。バハルス帝国南西にある洞窟内で人間種と思われる部族に飼いならされているらしい。 | 4-012 |
イーリス・テュランノス・バジリウス | 虹の暴王。71レベル。アウラの魔獣。外見はティラノサウルス・レックスに似ている。王都につれてきた魔獣では最も大きい。「元ネタは怪獣王だ!」と主人たちが言っていた事をアウラが覚えている。スキルに「恐怖の咆哮」がある。鳴き声は「ゴー」 | 14-495 |
ハウンド・オブ・ワイルドハント | 精霊狩猟団の猟犬。77レベル。アウラの魔獣。 | 14-496 |
キリン | 麒麟。76レベル。アウラの魔獣。 | 14-496 |
アンフィスバエナ | 双頭蛇。76レベル。アウラの魔獣。 | 14-496 |
バジリックス | 石王翼蜥蜴。74レベル。アウラの魔獣。 | 14-496 |
ガガルップル | 貪欲蛙。58レベル。アウラの魔獣。悪夢に出るような歪んだ巨大蛙の姿をしたモンスター。汚れで黄ばんだような臼歯が並び、欲望にまみれた壮年の人間のような目をしている。 | 14-496 |
アレンダーグロスト | アウラの魔獣。のたうつ触手の集まりに数本の蛇の頭がある。 | web前編:至上命令 |
バジリスク | ギガントバジリスクの下位種とされている。恐らく魔獣。ドラマCD「漆黒の英雄譚」でアンドレが話題に出した。 | ドラマCD「漆黒の英雄譚」 |
動物
特殊能力のない単なる獣*198。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
犬 | 種類は解らないが、ティアとティナの会話に登場。人間が飼えるような犬がいるらしい。ラナーも飼いたがっていた。冒険者やジルクニフの会話にも登場している。 エ・ランテル都市長の別宅には猟犬の訓練ができる広い庭がある*199。つまり犬は存在する。 | 5-025 |
兎 | 種類はわからないが、エンリ視点の地の文で登場。ジュゲム曰く「オーガが人間を食べるのは、野生の獣を捕まえるより簡単だから」 | 8-106 |
牛 | 種類は分からないが、ドワーフの国では牛や馬を使って畑を耕しているらしい。 | 12-182 |
馬 | いわゆる馬。移動手段として使われている。訓練された軍馬も登場している*200。主に人間国家で使われているが、それ以外の種族が使っているかは不明。 | 1-106 |
狼 | 難度10くらいの動物*201。作中ではゴブリンライダーが騎乗する動物として登場している。エ・ランテル近郊やトブの大森林等に生息しているらしい。 | 8-035 |
カナリア | パルパトラやネイアが言及。 | 7-209, 12-172 |
ガマガエル | ヒキガエルの俗称。「引っくり返したガマガエルみたいな」というバジウッドのセリフで登場したため、帝国にはいるらしい。 | 9-027 |
クアランベラト | カラスに似た鳥。光り物を集める習性があるのか、金の冒険者プレートをこの鳥が横から奪っていった、等という話には事欠かないらしい。 | 7-032 |
魚 | 一般的な魚。トブの大森林内の湖では80cm程の大きさの魚がリザードマン達の主食となっている。 | 4-021 |
ジャイアント・スネーク | トブの大森林に生息している。カルネ村を襲うモンスターとして登場。 | 8-177 |
大型鼠 | エ・ランテルの地下下水道に生息している。強さよりも持っている病気が怖いモンスター。 | 2-252 |
小動物 | ナザリックが転移した場所(平原)にいる戦闘能力はほぼ皆無と思われる動物。web版ではプレリードックのような姿とされている*202。 | 1-149 |
湿地の巨腕 | 体長150センチ程で右の鋏が大きな持つ巨大な蟹。《第三位階自然の獣召喚》で召喚できる。一時的にスケルトン・ウォリアー2体を足止めできる程度の強さ。 | 4-241 |
スネーク | 蛇。作中ではナザリックのアンデッド軍になって登場。恐らくナザリックのpopモンスター。 | 4-205 |
デルメスカエル | 瓢箪の様な湖の湿地に住むカエル。 | 4-269 |
蜥蜴 | クアゴアの統合氏族王ペ・リユロが食べていたトカゲ。体長20cmで丸々と太っている。本作とは関係ないが、現実の寒冷地(北極圏・アルプス山脈など)で生息する「コモチカナヘビ」というトカゲが存在する。 | 11-344 |
トブ・ベア | 大森林深淵部に生息。フォーサイトのメンバーが倒したモンスターとして登場。 | 7巻巻頭 |
泥蟹 | 詳細不明。ゼンベルの好物。 | 4-224 |
鶏 | 詳細不明。「鶏が絞め殺されるときに上げる声*203」「金の卵を産む鶏*204」などたとえ話で登場している。 | 9-046 |
バーニア | 栗鼠のような兎のような動物。 | 13-558 |
豚 | いわゆる豚。カルネ村(エンリ)でオーガ用の餌にするために飼育が始まった。豚は家畜化された猪のため、豚だけが持ち込まれた場合を除き、猪は恐らくいる。 | 9-253 |
ボア | アニメ2期3話でアンデッドイノシシが登場したため、ボア科の蛇(boa)ではなくイノシシ(boar)と思われる。wikiは長年蛇だと記載していた。 | 4-205 |
ミツバチ(?) | 虫だが便宜上ここに記載する。現地には養蜂(ようほう)が存在することがンフィーレアから語られている。現地で甘味を得る手段の1つ。 | 8-226 |
ミミズ | 恐らく土中生物のミミズのことと思われる。便宜上ここに記載する。クアゴアのことわざ「穴に潜り込まれたミミズは大きい」で登場。 | 11-217 |
豹 | パンサー。ゼロの入れ墨で登場。位置は足。 | 6-173 |
隼 | ファルコン。ゼロの入れ墨で登場。位置は背中。 | 6-173 |
犀 | ライノセラス。ゼロの入れ墨で登場。位置は腕。 | 6-173 |
野牛 | バッファロー。ゼロの入れ墨で登場。位置は胸。 | 6-173 |
獅子 | ライオン。ゼロの入れ墨で登場。位置は頭。 | 6-173 |
分類不能
人間種、亜人種、異形種のいずれかよく解らない種族。
ペリュトン | アゼルリシア山脈の上空にいるモンスターや大型飛行動物。元ネタは同名のシカと鳥をあわせた怪鳥と思われる。 | 11-331 名称のみ |
ハルピュイア | アゼルリシア山脈の上空にいるモンスターや大型飛行動物。元ネタはギリシャ神話に登場する半人半鳥の怪物。いわゆるハーピー(Harpy)。 | 11-331 名称のみ |
イツマデ | アゼルリシア山脈の上空にいるモンスターや大型飛行動物。元ネタは日本の妖怪『以津真天』と思われる。 | 11-331 名称のみ |
ギガントイーグル | アゼルリシア山脈の上空にいるモンスターや大型飛行動物。 | 11-331 名称のみ |
ラビットマン | 人間の外見をしているが、通常の耳は無く兎の耳が頭頂部から伸びている。カルサナス都市国家連合のさらに東方にいるらしい*205。 12-180でウサギにも似た顔をした亜人が出てきたが同一種族かは分からない。 | 首狩り兎 |
人馬 | テオ・ラケシルによると、どこかの草原で部族を作っているらしい。*206 | 名前のみの登場 |
蠍人 | テオ・ラケシルによると、どこかの砂漠に集落があるらしい。*207 | 名前のみの登場 |
人魚 | 海に住む種族。ローブル聖王国とは昔から協力関係にある者達がいる*208。他にもweb版ではアーグランド評議国に属している者たちがいるらしい*209。見た目は不明。 | ラン・ツー・アン・リン |
死に際に呪いを与えるモンスター | 詳細不明。レイナースが討伐で遭遇したモンスター。レイナースは呪いを受け、顔半分が膿を分泌する歪んだものになった。 | 10-458 |
ポイニクス・ロード | ラッパスレア山の三大支配者の1つ。天空を支配している。恐らく、フェニックス(Phoenix.ラテン語)のこと。 | 11-333 |
カシンコジ | ヒューマノイドタイプの中でも忍者系統のモンスター。レベル80を超えるハンゾウと同じレベル帯。幻術に長ける。 | 10-325 |
トビカトウ | ヒューマノイドタイプの中でも忍者系統のモンスター。レベル80を超えるハンゾウと同レベル帯。武器戦闘に長ける。 | 10-325 |
ハンゾウ | ヒューマノイドタイプの中でも忍者系統のレベル80を超えるモンスター。隠密発見能力に長ける。 | 10-324 |
フウマ | ヒューマノイドタイプの中でも忍者系統のモンスター。レベル80を超えるハンゾウと同じレベル帯。素手戦闘や特殊技術に長ける。 | 10-325 |
ツヴェーク | 直立した蛙のようなモンスター。ツヴェーク族は特殊な会話方法を持ち、数キロであれば《伝言》を使っているかのように連絡を取り合うことが出来るという能力を持っている。鋭い知覚を持っているため、見つけられたらすぐに鳴き声で仲間に連絡を取られてしまう。 | WEB:「会談-3」 |
ツヴェーク・ウォーロード・グレンベラ | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル85のカエル型モンスター。毒に耐性を持っている。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
ツヴェーク・グレンベラ | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル80のカエル型モンスター。毒に耐性を持っている。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
ツヴェーク・シンガーソングライター | 相手を眠らせる「睡眠の呪歌」という能力を持つ。 | WEB:「会談-3」 |
ツヴェーク・ナイト・グレンベラ | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル84のカエル型モンスター。毒に耐性を持っている。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
ツヴェーク・ファイター・グレンベラ | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル83のカエル型モンスター。毒に耐性を持っている。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
ツヴェーク・プリースト・グレンベラ | ユグドラシルのナザリック周辺にあるグレンデラ沼地に生息するレベル83のカエル型モンスター。毒に耐性を持っている。 | BD特典「プロローグ上」-072 |
ツヴェーク・プリースト・ロード | 70レベル以上のモンスター。痩せた蛙をモチーフに歪ませ、それに邪悪をトッピングしましたと言わんばかりの姿をした直立するピンク色の蛙。装飾過多な杖を持ち、見事な神官衣を纏い王冠を被る。種族的に神官系の第十位階魔法を含み6つのみ魔法を行使できる。 | WEB:「会談-3」 |
人の皮を被って本人になりすますモンスター | 人の皮を被って本人になりすますらしい。夜中々寝ない子供を母親が脅すときに使う空想の産物。現地の冒険者の統一見解は「そんなモンスターは確認されたことがない」 | 14-367 |
クラーケン | 不死者のoh!6巻で登場。ユグドラシルにいたダンジョンの大型モンスターのボス。レアドロップ目当てのモモンガ達が狩りまくったがゲソばかり落とした。食材としては噛みごたえがありほんのり甘いらしい。 | 不死者のoh!6-092 |
特上サーモン | 不死者のoh!6巻で登場。ノーアトゥーンで釣れるサーモン。新パッチの追加クエストで必要だった。 | 不死者のoh!6-097 |
デススノークラブ | 不死者のoh!6巻で登場。カニ。ダンジョンでボスを倒すまで周囲にPOPするのでウザい。 | 不死者のoh!6-100 |
デーモンキングアングラーフィッシュ | 不死者のoh!6巻で登場。チョウチンアンコウ。待ち伏せするモンスターだが、弐式炎雷が潜伏しているこれを上手に発見する。 | 不死者のoh!6-100 |
ポイズンニードルフィッシュ | 不死者のoh!6巻で登場。ダツ。高い攻撃力の刺突攻撃に毒が付与されて厄介。 | 不死者のoh!6-100 |
ピアーシングロブスター | ナザリックに招待されたエンリ達に振る舞われた料理に使われた素材。オードブル。ノーアトゥーン産の魚介のヴルーテソースが使われた。 | 8-230 |
ヴィゾフニル | ナザリックに招待されたエンリ達に振る舞われた料理に使われた素材。2品目のオードブルでフォアグラが出るはずだった。北欧神話を照らしているという同名の雄鶏が元ネタと思われる。 | 8-230 |
インテリジェンスアップル | ナザリックに招待されたエンリ達に振る舞われた料理に使われた素材。コンポートしたものにヨーグルトソースがかけてある。 | 8-230 |
ホタテガイ | ナザリックに招待されたエンリ達に振る舞われた料理に使われた素材。オードブルサラダで、コンフィしたプラムスターが添えられている。 | 8-230 |
シャルティア討伐のシモベ | 反旗を翻したシャルティア対策にアルベドが編成したシモベ。80レベル*210。神聖属性などアンデッドに効果的な攻撃手段を持つ。ナザリックでは珍しい種類。 | 3-178 |
ハムスケの親 | 没ネタ。ドワーフの国の大裂け目に住んでいる全長1キロを超える生物になるはずだった。 | |
ハイ・ベヒモス | web版で金皮製イスの素材の名で登場。バハルス帝国のアインズの邸宅で使用する椅子を選ぶ過程で、セバスが選んだ椅子だったが、室内の雰囲気とまるで合わなかったため却下された。 最終的にアインズが選抜した、派手な部分が一切ない、黒色の総革張りの椅子に落ち着いた。 | web後編:日々-2 |
ザイトルクワエ | トブの大森林に封印された巨大トレントのようなモンスター。個別項目参照。 | ドラマCD「封印の魔樹」 |
アルビノペンギン | ナザリック第五階層にいるペンギン。シホウツ・トキツが「ペンギンは料理したことが無い」と候補に挙げたが、ペストーニャから食材にはならないと否定された。 | 16巻三方背ケース付特装版 |
ボスモンスター
ユグドラシルに登場するボスモンスターについてまとめる。
ボス戦は往々にして周囲のマップから独立したフィールドで行われるが、中にはそのフィールドからプレイヤーが離脱できるボス戦もある。出てしまえばボスの体力は最大まで回復してしまう*211。
ボス戦では多数のプレイヤー対ボスモンスターという構図になるため、ボスモンスターには二種類のパターンが存在する。一つは数には数をということで取り巻きを連れて登場するボス。この場合ボス自体はあまり強くなく、せいぜいHPの桁がプレイヤーの最低でも数倍以上あるくらいである。
もう一つはボス単騎で出す代わりに様々な面でプレイヤーとは違ったデータを元に作られているボスがいる。初見では対処が難しい特殊能力を多数保有し、それをどんどん使ってくる。外見と中身がまるで違う攻撃をしてくるものは少なく*212、レイドボスであれば大概の耐性を持っている*213フィールド変化等もよく使う技の一つである。*214。
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
スルト | 炎の巨人のボス。原初の炎をドロップする。 | 6-034 |
神祖カインアベル | ユグドラシル内で出てくる神様の一柱で、ボスの一体でもある。シャルティアが信仰している神でもあるがアインズ・ウール・ゴウンのメンバーにより倒されている。ザコとの事。このカインアベルを倒したパーティーに参加している始祖は、さらに上位種族たるカインアベルの後継<ザ・ワン>になるための転職アイテム『カインアベルの血魂』を得ることができる。 | *215 |
メテオリック・タートル | 防御を固め、一定時間後に上空へ飛び上がったのち、流星のごとく落下し、エリア内全体に致命的なダメージを与える技を持つ。防ぐ手段は、相手の体勢を崩して強制的に防御を解除させるか、上空へ逃げてダメージを半分に抑える、防御系の魔法やスキルをふんだんに使い耐えきる等。かつてナインズ・オウン・ゴールのメンバーが倒した事がある。 | BD特典 「プロローグ下」-088 |
雷のブレスを吐く竜のようなボス | ナザリックの五つのエリアにそれぞれ一体いるレイドボスの内の一体で、エリアに入った順番によってボスの強さが変化していき、後になるほど強くなっていく。溶岩地帯エリアのボス。 | BD特典 「プロローグ下」-070 |
真っ白い蝙蝠みたいなボス | ナザリックの五つのエリアにそれぞれ一体いるレイドボスの内の一体で、エリアに入った順番によってボスの強さが変化していき、後になるほど強くなっていく。地底湖エリアのボス。 | BD特典 「プロローグ下」-070 |
六本の腕を持った阿修羅みたいなボス | ナザリックの五つのエリアにそれぞれ一体いるレイドボスの内の一体で、エリアに入った順番によってボスの強さが変化していき、後になるほど強くなっていく。墳墓エリアのボス。身長は五メートル近くあり、精巧な鎧を着ており防御力は高めに見える。六本の腕の内四本にはそれぞれ、炎の剣、冷気を宿す斧、雷の槍、酸のまとわりつく棍棒を持ち、残り二本で弓と矢を構えている。複数の属性攻撃を持つ物理系エネミー。太陽の爆発、海王星の光乱、金星の豪雨、木星の大嵐、水星の大鉱石、月の剣、土星の大流星、武器からモンスターを生み出す能力の攻撃手段を持ち、一巡するとまた最初から使い始める。 | BD特典 「プロローグ下」-075 |
ワールドエネミー
ユグドラシルには数多くのネームドモンスターやエリアボスモンスターがいるがその中にワールドエネミーと呼ばれる超級モンスターが存在する。
これらは最大人数六人からなるチーム六つで構築される軍団(レギオン)ですら勝算が低いとされるバランスブレイカーなモンスター達である。全部で三十二体存在している。*216
名称 | 特徴等 | 出典 |
---|---|---|
五色如来 | 「ヴァルキュリアの失墜」以降に追加されたボス。全部で五体存在する。「天人五衰」という特殊能力を使い、アンデッド等の完全耐性を突破して状態異常を起こせる。 | 2-161 |
第六天天主 | 「ヴァルキュリアの失墜」以降に追加されたボス。 | 2-161 |
七大罪の魔王 | 全部で七体存在する。「傲慢」「憤怒」「嫉妬」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」の七体と思われる。「七大罪」という特殊能力を使い、アンデッド等の完全耐性を突破して状態異常を起こせる。 「傲慢」はどこかのギルドが倒した。 | 2-161 |
八竜 | 全部で八体存在する。その内の一体は「屍毒ブレス」を放ち、アンデッド等の完全耐性を突破して状態異常を起こせる。 | 2-161 |
九曜の世界喰い | 公式キャンペーンの微妙ストーリーにおけるラスボス。世界樹の葉を貪り喰らったことで巨大な力を得た存在*217。 「MASS FOR THE DEAD」で罅の原因として登場。第十八章でユグドラシル同様の固有メッセージ「―How many goodly creatures are there here !」が流れ、モモンガは間違いないと断定した。ゲーム主人公のホムンクルスと、スレイン法国最高神官長補佐役のエンヘラ・リード・ガビーの二人の創造主。ユグドラシルで撃破した場合は「How beauteous mankind is! O brave new world.」というメッセージが流れる。なお、九曜の世界喰いのメッセージは、シェイクスピアの「The Tempest」第五幕第一場の引用と思われる。 ナザリックが情報収集した結果、過去に脱皮した抜け殻があったことから昆虫のようなものではないか?と推測されている。幼体(?)の段階では知性は無いらしい。獲物の多い場所に引き寄せられているようでもあるが、喰い尽くすわけでもなく、神権に目覚めた主人公は、生物よりも嵐のような災害に似ていると評している。 | 2-161 |
セフィラーの十天使 | 全部で十体存在する。 | 2-161 |
小ネタ
- Blu-ray第6巻(初回生産特典)付属小説にて、ユグドラシルはナザリック周辺の沼の名称を”グレンデラ沼地”と称しているが、Blu-ray第4巻(初回生産特典)付属小説にてモンスターの名称が”グレンベラ・デビルリーチ”のように”グレンベラ”になっており、どちらが正しいかは不明。
- ユグドラシルでは、条件などは詳しく解らないがシステムの一環としてプレイヤーのボス化が行えるらしく*218、七大罪の魔王がドロップするアイテムを使用して*219ワールドチャンピオン・ムスペルヘイムがワールドアイテムを持ったままボス化を行った。
これは呪いのようなもので素が強いと凄く強くなるが、絶対最強になれるわけではない。事実、七大罪の1つとなったワールドチャンピオン・ムスペルヘイムは30人と互角に戦い壊滅まで追い込んだが、最後には敗北した(注:WEB版ワールドチャンピオンは書籍版よりもはるかに強く、「上の上プレイヤーなら3名と互角、上の中なら4名と互角、上の下なら5名と互角」これがボス化した。)。 - ドラマCD『封印の魔樹』で魔樹ザイトルクワエの体力が測定外に特化していると聞いて「レイドボス化じゃあるまいし」と感想をこぼしていた。
- モンスターとは、種族レベル・職業レベルの積み重ねではなく、「モンスターレベル」で計算される。吸血鬼化したブレインのように、職業レベルを持っているものもいる*220。
- *1 : 8-371
- *2 : web前編-設定
- *3 : 11-179
- *4 : 8-371
- *5 : 漫画5巻C-17
- *6 : 11-179
- *7 : 13-112
- *8 : 8-371
- *9 : web設定:能力値
- *10 : オラサーダルクは11巻巻末キャラクター紹介で「異形種」と紹介されている。11-472
- *11 : 11-375
- *12 : 2巻雑感
- *13 : 8-019
- *14 : 「亡国の吸血姫」-057
- *15 : 「亡国の吸血姫」-249
- *16 : 7-256
- *17 : 3-251
- *18 : Arcadia感想返し[1796]Furfur様より
- *19 : 15-088
- *20 : 11巻雑感
- *21 : 4-144
- *22 : 法国の神官長より年齢が上。10-248
- *23 : 2022/07/04申し訳ありません
- *24 : 1-086、「肌が黒いため(6-186)」、「日に焼けたように肌の黒い(9-374)」
- *25 : 8-300、11-136
- *26 : 3-251
- *27 : WEB:準備-3
- *28 : Arcadia感想返し[1796]Furfur様より
- *29 : 15-233
- *30 : 11-008
- *31 : 11-010
- *32 : 11-136
- *33 : 11-045
- *34 : ゴンドの祖父が200年前のルーン工王の片腕11-154
- *35 : 11巻雑感
- *36 : 12-163
- *37 : 「亡国の吸血姫」-255
- *38 : 2-167
- *39 : 2-077
- *40 : 4巻ドラマCD「封印の魔樹」
- *41 : WEB:「学院-8(B面)」
- *42 : WEB:「学院-8(B面)」
- *43 : Arcadia感想返し[2675]鵺様より
- *44 : 13-333
- *45 : 8-201
- *46 : 8-381
- *47 : 10-417
- *48 : 4-028漫画5巻C-17
- *49 : 4-068
- *50 : WEB:「設定」
- *51 : なろう11巻雑感
- *52 : 11巻雑感
- *53 : 11-138
- *54 : 11-138
- *55 : 12-163
- *56 : 8-383、12-174
- *57 : 9-234
- *58 :作者X
- *59 : 13-012
- *60 : 13-010:女王が4本腕なので。
- *61 : 作者X
- *62 : 「亡国の吸血姫」-150
- *63 : 不死者のoh!8巻47話「異形種になろう」
- *64 : 「亡国の吸血姫」-204
- *65 : 3-121
- *66 : 不死者のoh!8-47話
- *67 : 不死者のoh!8巻47話「異形種になろう」
- *68 : コミック1巻収録小説『かしましい』のシャルティアとアルベドのセリフより
- *69 : 不死者のoh!8巻47話「異形種になろう」
- *70 : 「プレイアデスな日」-030より
- *71 : 16-184
- *72 : BD特典小説「プロローグ下」-014
- *73 : 11-307
- *74 : WEB:「日々-1」
- *75 : 「亡国の吸血姫」-089
- *76 : 12-128
- *77 : 11-375
- *78 : WEB:「至上命令」
- *79 : 12-389
- *80 : 13-241
- *81 : 2-174
- *82 : 11-062
- *83 : BD特典「プロローグ上」-028
- *84 : 14-222
- *85 : 「亡国の吸血姫」-039
- *86 : 「カッツェ平野の幽霊船(上)」-018
- *87 : 1-102
- *88 : BD特典「王の使者」-043
- *89 : 8-336
- *90 : 3-355
- *91 : 14-229
- *92 : 「亡国の吸血姫」-074
- *93 : 「亡国の吸血姫」-089
- *94 : 不死者のoh!4巻20-1話
- *95 : WEB:「戦-5」
- *96 : 4-232
- *97 : 4-251
- *98 : Arcadia感想返し[3122]甘味玉露様より
- *99 : 8-303
- *100 : 版権の関係で、デミリッチがナイトリッチに変更されている可能性あり。
- *101 : web戦-8
- *102 : WEB:「昇格試験-3」
- *103 : WEB:「準備-2」
- *104 : WEB:「戦-8」
- *105 : WEB:「準備-2」
- *106 : 13-148
- *107 : 14-199
- *108 : 13-147
- *109 : なろう活動報告「オーバーロード9巻雑感」
- *110 : 10-233
- *111 : 「オーバーロードⅡⅢ完全設定資料集」-115
- *112 : 4-322
- *113 : web戦-8
- *114 : 4-322
- *115 : 「オーバーロードⅡⅢ完全設定資料集」-115
- *116 : 4-322
- *117 : 「亡国の吸血姫」-281
- *118 : 10-081
- *119 : 14-222
- *120 : WEB:「準備-2」
- *121 : なろう活動報告「オーバーロード9巻雑感」
- *122 : 14-227
- *123 : 14-221
- *124 : 「カッツェ平野の幽霊船(上)」-067
- *125 : Arcadia感想返し[2583]:鵺様
- *126 : 12-314
- *127 : 「不死者のoh!」7-098〜101
- *128 : 「不死者のoh!」7-098〜101
- *129 : アニメ2期1・2話
- *130 : 不死者のoh!8巻47話「異形種になろう」
- *131 : 不死者のoh!8-47話
- *132 : 不死者のoh!8巻47話「異形種になろう」
- *133 : 「亡国の吸血姫」-039
- *134 : WEB「検討-1」
- *135 : Arcadia感想返し[1796]ぽむ様×2及び伊乃木様より
- *136 : 14-438
- *137 : 14-407
- *138 : 14-411
- *139 : 1-301
- *140 : 12-302
- *141 : 1-302、12-305
- *142 : 「亡国の吸血姫」-351
- *143 : 「亡国の吸血姫」-351
- *144 : 13-269
- *145 : 13-269
- *146 : 不死者のoh!8巻47話「異形種になろう」
- *147 : 6-037
- *148 : WEB:「初依頼-5」
- *149 : 7-225
- *150 : 347
- *151 : ストーリー第一章第一話、第二話、第三話
- *152 : Arcadia感想返し[1687]
- *153 : 6-216、218。描写の間違いかもしれないが
- *154 : WEB:「会談-1」
- *155 : WEB:「指令」
- *156 : 14-411
- *157 : 14-411
- *158 : ゴーレムについて:7-293、web学院-8(B面)
- *159 : 不死者のoh!8-44話
- *160 : 名前は丸山くがね書き下ろし『オバロ×ゴレ蛮クロス小説』より
- *161 : 丸山くがね書き下ろし『オバロ×ゴレ蛮クロス小説』より
- *162 : 「亡国の吸血姫」-375
- *163 : 1-125
- *164 : WEB版「準備-3」では妖精となっているが、ドラマCD「封印の魔樹」内では精霊と言っている。
- *165 : 15-142
- *166 : 16-238
- *167 : 不死者のoh!8-47話
- *168 : web準備-3
- *169 : 13-246
- *170 : 13-402
- *171 : 14-108
- *172 : 13-424
- *173 : 13-400,559
- *174 : 3-287
- *175 : WEB:「初依頼-4」
- *176 : 12-389
- *177 : なろう活動報告「オーバーロード7巻雑感」
- *178 : Arcadia感想返し[2256]SK様より
- *179 : BD特典「王の使者」-050
- *180 : Arcadia感想返し[2964]T様より
- *181 : 「亡国の吸血姫」-388
- *182 : 作者Twitter:3:19 – 2013年12月25日
- *183 : 10-066
- *184 : 15-243
- *185 : 2-231
- *186 : WEB:「学院-8(A面)」
- *187 : web後編:学院-8(A面)
- *188 : 5-119
- *189 : web前編:冒険者
- *190 : 6-308
- *191 : 15-194
- *192 : WEBでは10頭
- *193 : WEB:「外伝:ナザリックの『守護者アウラちゃん』」
- *194 : 15-046
- *195 : 14-496
- *196 : 2-231
- *197 : 8-368
- *198 : 作者Twitter:3:19 – 2013年12月25日
- *199 : 10-083
- *200 : 9-369
- *201 : WEB:「初依頼-2」
- *202 : web-魔法恐らくプレーリードッグの誤字
- *203 : 9-046
- *204 : web前編:会談-7
- *205 : 10-360
- *206 : 4-010
- *207 : 4-010
- *208 : 12-167
- *209 : WEB:「設定」
- *210 : 3-172
- *211 : BD特典「プロローグ下」-072
- *212 : BD特典「プロローグ下」-076
- *213 : BD特典「プロローグ下」-076
- *214 : BD特典「プロローグ下」-075
- *215 : Arcadia感想返し[1029]keri様より
- *216 : 2-161
- *217 : 3-299
- *218 : Arcadia感想返し[2877]sharekoube様
- *219 : Arcadia感想返し[3122]鵺様
- *220 : web設定
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