漆黒 | |
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画像・紋章など | |
詳細 | |
タイプ | アダマンタイト級冒険者チーム |
リーダー | モモン |
種族 | 人間 |
構成人数 | 2人+1匹 |
結成 | 不明 |
拠点 | エ・ランテルの冒険者組合 (リ・エスティーゼ王国) |
Media | |
登場作品 | 書籍 |
概要
漆黒とは、リ・エスティーゼ王国、城塞都市エ・ランテルを拠点に活動している、王国三番目のアダマンタイト級冒険者チームである。
元々はチーム名のないチームだったが、リーダーのモモンが常に漆黒の全身鎧を着用しているため、周りが通称として『漆黒』と呼んでいたものをいつしか本人たちも使うようになった。*1
南方のとある国からやってきた者たちで、強大な二匹の吸血鬼を追ってエ・ランテルで登録を行った。
メンバーは戦士と魔法詠唱者、そして後から加わった騎乗魔獣を連れているたった三人のチームだが、組合に登録してから僅か数日で、人類の切り札、最高位であるアダマンタイト級に上り詰めた。*2
ありえないようなスピードで数多の偉業を達成しているため、彼等の話を聞いた大抵の者たちは誇張されたものだと疑うが、本人たちの貫禄のある振る舞いを見ることで納得している。
特に、モモンの名誉や金銭を優先せず、仲間や仕事を尊重するカリスマ性のある態度は多くの人物に好印象を与え、彼等さえいればどんなモンスターが来ても怖くないと、エ・ランテルでは非常に評判がいい。
長い人生で、多くの真のアダマンタイト級と言われる者たちを見てきたパルパトラ・オグリオンは、「その中でも別格、真の中の真というべき存在」という評価をしている。*3
冒険者は本来国には関与しないが、エ・ランテルが魔導国に譲渡されたその日、モモンとナーベは市民を守るため共に敢えて配下に加わった。
魔導国が手出ししない限りは反乱しないように市民たちに伝え、結果、エ・ランテルは平和的に統治が進んでいる。
web版
web版には登場しないが、モモンという同名の別人が、カーミラという名の吸血鬼を1人で追って冒険者になっている。
なお、こちらはアインズ・ウール・ゴウン辺境侯が師匠である。
強さ
戦士と魔力系魔法詠唱者のみ(+一匹)だが、構成メンバー的にほぼ不可能である、石化の魔眼を使うギガント・バジリスクの撃破。
また、推定難度200のヤルダバオトを撃退したことで、その一騎打ちを間近で見ていたイビルアイから神人ではないかと疑われている。*4
魔封じの水晶のような希少なアイテムも所持しているため、どこかの王族ではないかとも言われている。
達成した偉業(登録後およそ二ヶ月以内*5)
- 数百年に渡りトブの大森林を支配していた大魔獣『森の賢王』を力で捻じ伏せ従属させる。 登録直後、カッパープレート。
- エ・ランテル墓地から突如発生した数千に及ぶアンデッドの軍勢を突破し、テロ集団ズーラーノーンと思われる首謀者を撃破。 ミスリルプレート授与
- 強大な力を持つ吸血鬼『ホニョペニョコ』と大地が変容するような熾烈な争いの末にこれを討ち滅ぼす。 この事件でアダマンタイトプレートが与えられたと思われる。
- 北上してきたゴブリン部族連合の殲滅。
- トブの大森林で、超希少薬草の採集に成功。
- 遭遇したギガント・バジリスクを討伐。
- カッツェ平野から流れ込んできたアンデッド師団を滅ぼす。
- 突如王都を襲撃した、推定難度200の『ヤルダバオト』と一騎打ちの死闘を演じ、王国を救う。
メンバー
- モモン …… 戦士
- ナーベ …… 魔力系魔法詠唱者
- ハムスケ …… 騎乗魔獣
関連項目
- リ・エスティーゼ王国 …… 王都の悪魔襲撃を解決した功績を讃えられ、直轄領の通行税一部免除と、王から短剣が下賜された。*6
- エ・ランテル …… 登録を行った街。魔導国に反乱を起こさないよう市民に釘を刺すのと同時に、法国の陰謀も警戒するよう伝えた。
- 蒼の薔薇 …… 王国のアダマンタイト級冒険者チーム。王都の悪魔襲撃では作戦行動を共にした。
小ネタ
- 追っている吸血鬼の一体はホニョペニョコ。二体目の外見などの情報は現在不明。
- *1 : イビルアイ「チーム名は決まってないらしい」:5-118 モモン「チーム名も二つ名も名乗ったことがない」:6-284
- *2 : 考察:遅くとも登録後一ヶ月以内でアダマンタイトになっている。:3-420
- *3 : 7-202
- *4 : モモン神人:6-250 ナーベ神人:6-389
- *5 : 5-119
- *6 : 9-416、417
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