メインデータ | |||
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名前 | モモンガ MOMONGA | ||
種族? | 異形種(アンデッド) | ||
分類 | プレイヤー | ||
異名 | 骸骨の見た目を持つ最強の魔法詠唱者 | ||
役職 | 至高の四十一人? ナザリック地下大墳墓?統治者 | ||
住居 | ナザリック地下大墳墓の第九階層にある自室。 | ||
属性 | 極悪 | カルマ値?:-500 | |
種族レベル? | 骸骨の魔法使い 死者の大魔法使い 死の支配者 ほか | 15.Lv 10.Lv 5.Lv 残り10.Lv | |
職業レベル? | ネクロマンサー チョーセン・オブ・アンデッド エクリプス ほか | 10.Lv 10.Lv 5.Lv 残り35.Lv | |
合計 | 種族40.Lv職業60.Lv合計100.Lv | ||
出典 | 『オーバーロード1不死者の王』1-384 | ||
サブデータ | |||
誕生日? | ? | 身長? | 177cm |
年齢 | ?*1 | 性別 | 男 |
趣味 | レア物の収集 | 作成NPC | パンドラ? |
登場 | web書籍 | 声優 | 日野聡 |
人気投票 | 1位 37,645pt*2 | 備考 | 童貞 |
◎キャラクターイラストは、pixiv「アインズ・ウール・ゴウンSD」を作者の安弟素様から許可を得てお借りしています。二次配布、無断使用などは禁止です。
◎エンブレムのイラストは、pixiv「オーバーロードギルド:アインズ・ウール・ゴウンのエンブレム」を作者のStitchar様から許可を得てお借りしています。二次配布、無断使用などは禁止です。
概要
アインズ・ウール・ゴウン(モモンガ)は、本作「オーバーロード」の主人公である。
現実世界では、「鈴木悟(すずきさとる)」という名のサラリーマンであったが、爆発的人気を誇ったDMMO-RPG「ユグドラシル?」で作成したアンデッドのアバター「死の支配者(オーバーロード)」のまま、NPCを含むギルド拠点ごと異世界?へと転移してしまった。
モモンガという名は、ゲーム時代のHNであるが、転移後自らが長を務めてきたギルド:アインズ・ウール・ゴウン?の名を名乗る。これは、ただ一人残った自分が去っていったメンバー?全員を背負う意味を込めたためである*3。
ゲーム時代、雑務と調整、そしてギルド運営費を一人稼ぐ毎日を送っていた。しかし転移後は、自らを絶対の支配者と称えるメンバーの子供ともいえるNPC達の忠誠に応えるため、名実ともにギルド長、ひいては絶対の支配者になろうと日々努力している。
web版
web版におけるアインズはアルベドが存在しないため、アインズはナザリックにいる事が多く、書籍版と違い少々影が薄い。
大雑把に言えば、書籍版9巻まで同じだが、10巻以降とweb版(後編)は全く違うストーリー展開になっている。
外伝「亡国の吸血姫」
アニメ「オーバーロードⅢ」の特典小説。
この特典小説では、モモンガがギルドを伴わず異世界に単独転移したifストーリーになっている。また、プレーヤー名モモンガではなく、鈴木悟を名乗って活動している。
書籍版とは全く違う転移先の死都で出会った吸血鬼のキーノ?*4と共に、その原因と解決法を求めて旅立つストーリー。
鈴木悟にとって、ギルド:アインズ・ウール・ゴウン?はゲームサービス終了時に終わった過去の思い出として昇華され、新たな仲間?を受け入れ、異世界の冒険を大いに楽しんでいる。
外見
肉や皮が一切ない完全な骨人間。骸骨と一般的に呼ばれる。眼光は赤黒く光っており、頭の後ろには黒い後光のようなものを発している*5。
ワールドアイテムであろう物が装備されている腹の部分には赤黒い球体が存在する。
武装状態では、黒を基調とした物で全身を統一している。そして、足元からは赤黒いオーラを発する。なお、これは特殊技術?によるものではなく、「禍々しいオーラ」という外装データである*6。
魔導国建国後、王となったアインズは自身の着る服をNPCメイド?達に選ばせているため、真っ赤で巨大な宝石がいくつもついた物など、派手な衣服も着るようになった*7。
外出時は口唇蟲を付けて声を偽装している*8。
Web版
完全な骸骨では無く、表面に薄皮が張り付いている。
性格
基本的に温厚な性格で無益な殺戮は好まないが、だからと言ってなんでも助ける訳では無い。行動を行う時には必ずナザリックの損得を考えるため、殺すことが利益になるならば大量虐殺も辞さない。
仮想現実が本当の現実になった影響でアンデッド化したため、表情は無くなり感情の起伏もある程度抑制されるようになった。喜怒哀楽が一定以上になると強制的に沈静化が行われるらしい(例:18禁行為による興奮・過度な怒りなど)。
このアンデッドの感情問題は、シャルティア?のように感情豊かなアンデッドがいるため、アルベド?が調査したものの情報が乏しく、さらにはある問題も起こったため中止となった*9。
ナザリックのNPCには人間種がほぼいないのもあり、NPCの人間嫌いを宥めるのに苦労している。アインズ自身も人間に同族意識は全くないものの、多少話せば小動物に対する愛着程度のものが湧くらしい*10。だが、NPCの言う「下等生物」相手でも受けた恩義には恩義で、忠勤には褒美で返すよう心掛けている*11。
彼にとってNPCは今はなき親友達?が残していった忘れ形見であり、子供のような存在。そんなNPCに向ける思いは子を案じる親のそれであり、NPC達と栄えあるナザリックの誇り、親友との思い出を傷つける存在には怒りを露にする。度にもよるが強い感情を露にする事が多く、シャルティアが洗脳され自らの手で殺した時やツアレ?を誘拐されたときには苛烈な報復を行った。
今までの行動から自身は”S”だと思ってきたが、モモン?の時ハムスケ?の上に騎乗するという羞恥プレイ(周囲から見たら驚きや畏敬だろうが)に動揺しなかったため実は”M”なのではないかと疑っている。
一昔前の自分がカッコいいと思っていたことを詰め込んだのが、自身が作成したNPCパンドラズ・アクター?であり、今でも軍服はかっこいいと思っている。しかし、ドイツ語や派手な言動は現在の黒歴史となっている。
中身は一般人のため、王としての振る舞いや言動を手探りで行っており、鏡の前での練習や、皇帝であるジルクニフ?の日々を観察している。
満天の星が輝く異世界を中空から初めて見た時、自身がデミウルゴス?に「世界征服」と口走ったばかりに*12、配下は世界征服へと邁進しているがそんな気は一切なかった。さらには、全てがアインズの手の上でことが進んでいるように思われているが、偶然や幸運、そして配下や周囲からの「死の支配者(オーバーロード)」という見た目の先入観などが原因だったりもしている。
そのため、アインズは様々なところで知ったかぶりを重ね、その都度アルベド?やデミウルゴスといった優秀な配下に丸投げをしている。
しかし、人間だったころのサラリーマンとしての経験からくる前もって準備してからの交渉術は巧みであり、魔導国?建国後は冒険者組合長のアインザック?やドワーフ?のルーン工匠達の心を見事掴んでいる。だが、想定していないところからくる質問などにはめっぽう弱い。
日々の練習の成果はしっかりと出ており、「騒々しい、静かにせよ」というセリフに遭遇した者すべてがそのあふれ出る支配者感を味わっている。また、支配者らしい座り方なども研究しており、マーレ?とアルベド?から絶賛された。
WEB版
書籍と変化?はあまりないが、ナザリックに座して動かず踏み潰される人間への無関心ぶりはより顕著なものになっている。
鈴木悟の残滓
人間からアンデッドになったため、人間の三大欲求である食欲や睡眠欲、性欲の内前二つの食欲と睡眠欲が一切なくなった。性欲は無いわけではないが、モノが無くなってしまったため出来なくなってしまっている(web版では経験あり*13)。
睡眠や休憩を一切必要としなくなったため夜も寝る必要が無いので、夜はベッドに横になり勉強をしている。
また、お風呂に入って体を洗う必要が一切なくなったが彼は風呂に入る事に幸せを感じている。中でも、スライムに体を洗わせることは最高の発想だと思っている。なお、老廃物は出ないが汚れ等は付着するので全く必要無いわけではない。
強さ
種族:オーバーロード(アンデッド)
職業:魔力系魔法詠唱者(死霊特化)
装備:ほぼ全てが神器級アイテム
魔法:総数718
ワールドアイテム:○○○○・オブ・モモンガ
切り札①:<The goal of all life is death/あらゆる生ある者の目指すところは死である>?
切り札②:スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン?(ギルド武器)
戦法:情報収集第一。勝利するために手段は選ばないタイプ。
- 【アインズの装備・アイテム?】
- 【アインズのスキル?】
- 【アインズの習得魔法?】
- (上記3項目は復旧作業中)
自己評価
アインズ・ウール・ゴウン(モモンガ)は「アンデッドの魔法使い」というロールプレイをしている。その一環で、強さを無視してロールプレイに似合った死霊系統の職業構成を選択している*14。
アインズ自身は、自分が全プレイヤー中で、中の上だと認識している*15。複数の神器級アイテムの装備品や、課金アイテムを多数所持していることを加味しても、上の中までと自己評価している*16。
ユグドラシル時代に培われた戦闘技術に強い自負がある反面、自分が出来ること・思い付くことは相手も出来る、という考えから最悪のケースを想定して慎重策を取ることが多い。罠に対する警戒心が強く、「この程度で簡単に終わるわけがない」と相手を過大評価する傾向がある。
ただし、これらはあくまでも戦闘の話であって、普段は凡ミスを繰り返す。
ナザリック地下墳墓攻略前のギルドメンバーの中では、アンデッドの発見能力はギルドで最も優れていた*17。
魔法
取得している魔法は718*18。全て暗記済み。魔法職は1レベルにつき3つの魔法を獲得できるため、通常の魔法職100レベルのプレイヤーでは300だが、アインズはその倍以上覚えている*19。即死、状態異常の付与や、死者の召喚魔法に長ける。
弱点は、ロールプレイ重視の構成である以上、得意分野以外の普通の攻撃魔法は弱い部類に入る*20。また、相手がアンデッドなどの非生物になると死霊系魔法の効果が薄くなるため、得意ではない魔法を使わざるを得なくなる弱点がある。
ただし、<The goal of all life is death/あらゆる生ある者の目指すところは死である>?のスキルで即死魔法に付加効果を与えることで、効果に対抗手段が無い全ての存在を殺すことが出来る。
訓練により《タイム・ストップ/時間停止》?の効果が切れた瞬間を狙って、《ディレイマジック/魔法遅延化》?と組み合わせた魔法を発動させることができる(時間停止中は相手に影響を与えることができないため、時間が動き出した瞬間に発動させる戦法)。
アインズによると、これは基本的なコンボだが、使いこなせる魔法職のプレイヤーは5%ぐらいらしい*21。
PK・PvP
アインズの強さはユグドラシル時代に培われた戦闘技術であり、多数のPKやPvP、ギルド?内でPvPの練習で魔法による戦闘経験は群を抜いている。仲間?からの信頼も厚く、ギルドの諸葛孔明と言われる、ぷにっと萌え?から状況対応能力は一番と評価を受けている*22。
基本戦略は何よりも情報収集が最優先。リスクを嫌い、事前準備にかなりの手間をかける。
情報を得るためなら、相手の攻撃を一方的に受け続けることで敢えて初戦を落とし、得た情報を分析して次の戦いに活かす戦法を取る。アインズは3回戦って2勝したほうが勝ちという自分ルールを選択している。モモンガのPvPの勝率は5割。
戦闘における情報収集では、相手の手段を明らかにするために、虚偽の情報を掴ませるブラフの類は当たり前のように使う。逆に、自分の手段を明らかにすることは嫌う傾向がある。
具体的には、自分を弱く見せて油断を誘う、戦闘中に話しかけて時間稼ぎをする、背後から仲間に強襲させる、相手を煽り冷静さを失わせる、嘘で相手の行動を制御するなど。人質を使用した戦法は今のところ無い(14巻現在)。
いわゆる「正々堂々の真っ向勝負」で戦うことはせず、情報を収集し、対抗手段を整え、切り札を幾つか用意して戦いに挑み、最悪の場合に備えて逃走も想定する。
ちなみに、ぷにっと萌え?直伝の「誰でも楽々PK術」は、相手の情報をとにかく収集して、奇襲で一気に終わらせる戦い方*23。これがギルド:アインズ・ウール・ゴウン?の基本戦術になっていた。
転移後
転移後は同格のプレイヤー相手には殆ど意味がない、<上位物理無効化Ⅲ>?<上位魔法無効化Ⅲ>?によって、現地人の攻撃がアインズに届くことはほぼあり得ないと言っても良い。
ただし、現地の数える程度しかいない強者や、アインズの防御を無視するアイテムを使用した場合はこの限りではない*24。前述のスキルと同じく同格のプレイヤーには効果がない<絶望のオーラⅤ(即死)>?を常時発動させることで、歩くだけで都市はおろか国を滅ぼすことが出来る。
一日に軍一つに匹敵する*25死の騎士?を12体作成できる。スレイン法国?でも神人や最高位天使(現地基準)?でなければデスナイトや魂喰らい?に対応しきれないとしている*26。
戦士の訓練
アインズの単純な物理攻撃力は、33レベルの戦士職に相当するらしい*27。転移後の世界?では英雄と称される膂力を生かして冒険者モモン?として活動している。
元々近接戦闘の技術は持っていなかったが、クレマンティーヌ?と戦闘を行った結果、前衛としての戦闘能力が欠けていると判断し、接近戦能力を高め始めた。以後、コキュートス?から指導を受けている*28。
その結果、肉体能力に見合った専業戦士の近接戦闘の技術を獲得したと自信を持つようになった*29。これにより、転移した世界で強者と言われる者と剣技で渡り合っている(バザー?戦)。
ただし、戦士職のレベルを得たわけではなく、あくまでも肉体を動かす技術を覚えただけである*30。
アインズの訓練は最初から持っている33レベル戦士相当の肉体の(最適な)動かし方を得るための物。別に修練で得たわけではない。— 丸山くがねちゃん(11歳) (@maruyama_kugane) February 18, 2017
装備
別項目【アインズの装備・アイテム?】参照。
主武装
- スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン……モモンガ専用に調整されたギルド武器*31。装備して出撃したのはカルネ村戦時のみ。
- 神器級の装備群……9個の指輪(課金で指10本全て開放済み*32)、ネックレス、小手、ブーツ、マント、上着、サークレット‥等
- グレート・モモンガ・ローブ……恐らくローブの名前。DDONコラボ企画で登場。
- ○○○○・オブ・モモンガ……WI。通称「モモンガ玉」。名称は不明。腹の部分にある紅玉。
- 装備品による炎属性への絶対耐性(完全耐性の表記揺れ)*33
- 右手首のバンド……(《センス・エネミー/敵感知》)*34
- 左手首のバンド……これで時間を確認していた*35。Web版では「特定の魔法を1日に複数回発動できる*36」と説明されている。
- 特定魔法(《グレーターリーサル/大致死》)を使えるようになるアイテム*37(指輪?)
- アイテムによる移動困難への完全耐性(指輪?)*38
指輪類
アインズは課金で全ての指に指輪を装備可能にしている。課金した時に設定する指輪は変更不可能*39。無課金の場合は左右の手で1つずつしか装備できない。外伝「亡国の吸血姫」では、再度課金アイテムを使用することで上書きによる変更ができた*40。
右手 | |
---|---|
親指 | リング・オブ・マスタリーワンド*41 |
人差し指 | 普段は不明。流れ星の指輪(シューティングスター)*42。(アニメ1期11話では右手の人差し指) |
中指 | ? |
薬指 | リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウン*43 |
小指 | 探知系から完全に身を隠す指輪*44(記述では右手の指*45)。(アニメ3期8話では右手の小指) |
左手 | |
親指 | ? |
人差し指 | ? |
中指 | ? |
薬指 | 宝物殿にある指輪*46。(普段は外している。) |
小指 | ? |
不明 | |
ほとんどデメリット無く復活できる課金アイテム*47 | |
時間対策の魔法の指輪*48 | |
移動阻害対策の魔法の指輪*49 | |
その他 | |
キュアイーリム戦で有効と思われる指輪(複数個)*50 | |
ほとんどデメリット無く復活できる課金アイテムの指輪*51 | |
日光下でのペナルティの緩和を得る指輪*52 | |
アンデッド支配や退散に対する、悟ですら支配できないクラスの非常に強力な守りを得る指輪*53 |
スキル
別項目【アインズのスキル?】参照。
魔法
使用可能総数718(全て暗記済み)
別項目【アインズの習得魔法?】参照。
語録
- こぼれたミルクは元には戻らないんだ*54
- It is no use crying over spilt milk(「覆水盆に返らず」の英語版)
- 友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。
- Greater love hath no man than this, that a man lay down his life for his friends.(ヨハネ福音書15-13)
- 上記の通り「ヨハネによる福音書」の言葉なのだが、アインズは「マルコの福音書だったかな*55」とうろ覚えになっていた。マルコには「ヨハネ・マルコ」や「マルコと呼ばれるヨハネ」という紛らわしい呼び方があることを作者からネタにされたか。
- Greater love hath no man than this, that a man lay down his life for his friends.(ヨハネ福音書15-13)
- 知恵の実は、独占してこそ価値がある*56
- 知恵の実→旧約聖書「創世記」に出る知恵の樹の実。
- 鉄人が独裁すると凄い*57
- 鉄人→哲人。哲人政治。
- 戦略ゲームで土地を占領するとパルチザンがでる*58
- パルチザン→外国の占領軍に対する非正規の軍事活動。戦略ゲームでよくある敵の土地占領時に民衆データが下がって起こる反乱。
- 貝より始めよ*59
- 隗より始めよ。
- ナッシュさんが囚人になった場合*60
- ナッシュ均衡。囚人のジレンマ。
- 肉を切ったら……骨が出た?*61
- 肉を切らせて骨を断つ。
- 馬鹿の考え休むに似たり、か*62
- 下手の考え休むに似たりの別の言い方。
- 賢者は――*63
- 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
- 幸運の女神に後ろ髪はない*64
- 『幸運の女神は前髪しか無い(Grasp Fortune by the forelock.)』
- れっど・おーが・くらいどミッション*65
- 「泣いた赤鬼」のこと。ユグドラシル時代にギルドメンバーが名付けた卑怯な策略。
- モモンガは元ネタを知らなかったので当時は知ったかぶりをしていた*66。
- マーレはこの前*67、泣いた赤鬼の本を読んだので作戦内容を見事言い当てた*68。
- 横殴り*69
- オンラインゲーム用語。主に無関係の第三者が攻撃に加わる事。割り込み行為。ゲームのシステム次第では経験値やラストヒットによるアイテムドロップ獲得権を奪う場合がある。
- サンキューコスト効果*70
- 「サンクコスト効果」
- 投資費用を回収できる見込みがないが取り戻そうと継続すること。
アインズが得た評価(モモン除く)
※編集者tanaka203作成データ。同一キャラが別の評価をしている場合も集計しています。
「強さ」強さを評価している場合。強ければプラス。弱ければマイナス。
・プラス評価:コキュートス、アウラ、ガゼフ、フォアイル、ルプスレギナ、首狩り兎、オスク、ゴ・ギン(武王)、ヘジンマール
・マイナス評価:ツアー
「外見」見た目が評価基準の場合。美しさはプラス。醜さや恐怖の場合はマイナス。
・プラス評価:シャルティア、リュミエール
・マイナス評価:ジルクニフ、ドワーフの摂政会
「知恵」知恵や知識を評価している場合。良ければプラス。悪ければマイナス。
・プラス評価:デミウルゴス、シクスス、ルプスレギナ、ジルクニフ、オスク、ラナー
・マイナス評価:なし
「性格」性格の良し悪しを評価している場合。慈悲、寛容などはプラス。冷酷、冷淡、残虐などマイナス。
・プラス評価:アウラ、マーレ、セバス、ガゼフ、ンフィーレア、リュミエール、アインザック、ドワーフの摂政会、エンリ、ネイア、ヒルマ、ザナック、レエブン侯、キーノ(イビルアイ)
・マイナス評価:ガゼフ、ジルクニフ、ヒルマ、キーノ(イビルアイ)、リュラリュース
「最高」神評価、または複数の要素をプラス評価している場合。
・評価:アルベド、パンドラ、ザリュース、フールーダ、ネイア(狂う)
「その他」上記のいずれにも分類されない場合。「例)ギャグセンスが無い」など
・プラス評価:コキュートス、セバス
・マイナス評価:ネイア、レメディオス、キーノ(イビルアイ)
アインズ様のネーミングセンス
自他ともに認めるネーミングセンスの無さをまとめた項目。
「アインズ様のネーミングセンス?」
モモンガの名前の元ネタ
キャラクターアバターの名前の由来を考察(?)した項目。
「モモンガの名前の元ネタ?
略歴
異世界への転移
ユグドラシルがサービス終了する某日、ギルド:アインズ・ウール・ゴウンのモモンガ(鈴木悟)は久々にログインしたギルドメンバーと会話を終えて一人寂しくサービス終了を迎える。ほんの遊び心でNPC(アルベド)の設定を「ちなみにビッチである」から「モモンガを愛している」に変更した。
ゲームサービスが終了する0時を超えても視界が切り替わらずGMコールは通じない。自分の姿は骸骨のゲームアバター『モモンガ』のまま。さらに本来は会話する機能がないNPCたちが人間のように喋り始めた事で、ギルド拠点『ナザリック地下大墳墓』ごと異世界に転移した可能性を考え始めた。
極度の混乱状態になったにも拘らずモモンガは自分の感情が高ぶると抑制される事を知る。
モモンガはNPCに敵対行動を取られた場合に備える一方で、彼らが自分を「至高の存在」と呼び、絶対の忠誠を捧げていると告げられた。
モモンガは彼らが偉大な支配者に忠誠を捧げるなら、理想とする支配者を演じれば裏切られず認めて貰えると結論付ける。
自分とナザリックの防衛を進め数日が経過。
気の抜けない窮屈な支配者生活にウンザリし始めたモモンガはお忍びで初めて異世界の外に出る。
目の前に広がる本物の夜空に感極まり「世界征服なんて面白いかもしれない」とポツリと呟く。
情報を重要視するモモンガにとって異世界の情報を知らない現状では単なる戯言に過ぎなかったが、随伴していたデミウルゴスはそれが主人の目的と受け取ってしまう。
全てはここからずれ始める。
魔法の鏡の力でモモンガは騎士に襲撃されているカルネ村を発見する。
次々と人間が死ぬ光景を眺めても何も感じず、自分は心まで化け物になったのかと困惑する。
助けるメリットが無かったため一度は見捨てる判断を下すが、控えていたセバスから「誰かが困っていたら助けるのは当たり前」という、たっち・みーの言葉を思い出したモモンガはカルネ村に急行した。
ギルド長から支配者へ
カルネ村を襲撃していた騎士たちから救ったモモンガは、アルベドを連れて村長から異世界の簡単な情報を得る事に成功する。
その際、助けた村人(エンリ・エモット)に名を問われ、アインズ・ウール・ゴウンのギルド長『モモンガ』ではなく、最後までナザリック地下大墳墓に残った自分を『アインズ・ウール・ゴウン』と名乗った。
また、助ける過程で騎士を殺したが、感情が一切揺らがない自分は、心も体も人間ではなくなったのだと悟っている。
数時間後に襲撃犯を追っていたリ・エスティーゼ王国の王国戦士長ガゼフ・ストロノーフと出会う。
彼から村の襲撃はガゼフを狙ったスレイン法国の計画だろうと知らされた。
法国の特殊部隊『陽光聖典』に村が包囲され、ガゼフは自らの命を顧みず村を助けるために突撃する。
自分には出来ない事をするガゼフの姿にアインズはあこがれを抱く。
陽光聖典を拉致してナザリックに帰還したアインズは、NPC達に自分が『アインズ・ウール・ゴウン』と名を変えた事を伝え、自分の名を世界に広めるよう厳命する。
アインズは名を広める事で自分以外に転移したギルドメンバーに伝わる淡い期待を抱く。
漆黒の英雄モモンの誕生
アインズは「異世界を自分が直接見るため」という理由を建前に、支配者ロールプレイから逃げ出した(出典:ドラマCD)。
自らを『モモン』と名乗り、最寄りの人間の都市である城塞都市エ・ランテルで冒険者になる。供にナーベ(ナーベラル)を連れている。
冒険者チーム『漆黒の剣』と共同で受けた依頼で、トブの大森林の一部を支配していた『森の賢王』を力でねじ伏せ従えた。『ハムスケ』と命名する。
エ・ランテルに帰還したモモンたちは、都市を襲撃する計画を立てていたテロ組織『ズーラーノーン』の首謀者を討伐する。
その1人である女戦士クレマンティーヌと接近戦をしたことで、レベルを伴わない技術(知識的なもの)なら自らを強化出来る発想を得た。
異世界の情報収集に派遣していたNPCであるシャルティア・ブラッドフォールンが、WIが原因と思われる精神支配を受けたと知り愕然とする。
アインズは異世界に対する認識の甘さと、ナザリックの支配者として自覚の無さを痛感する。NPC達を守るためには慎重な行動とナザリックの軍拡が必要と考えるようになる。
NPC達の立ち振る舞いにギルドメンバーの面影を見たアインズは、彼らはゲームシステム上のギルドの置物ではなく、ギルドメンバーたちの忘れ形見と認識するようになった。
精神支配されたシャルティアはアインズが単独で討伐した。
シャルティアは金貨5億枚を代価に復活したが、ナザリック出立以後の記憶を喪失しており、未知の敵の情報は手に入らなかった。
この事件は、表向きは強大なヴァンパイアである『ホニョペニョコ』を追っていた、冒険者モモンが討伐した事になっている。
モモンとナーベは功績を称えられ、最高位の冒険者の称号であるアダマンタイトを得た。
異世界への侵略
カルネ村の一件から異世界人の死体をアンデッド化することで、ほぼコスト無しで兵力増強が出来ると知ったアインズは、ナザリックの近くにあったリザードマンの集落に侵攻する。
その一環で、自分の指示に疑問を抱かずただ実行するNPC達に問題を感じ、NPC達の意識改革に着手する。
侵攻軍の総大将にコキュートスを任命し、低位アンデッドの軍勢を与えた。
アインズの想定通り、「与えたアンデッド軍でリザードマンの集落を攻め落とす」という命令をそのまま実行したコキュートスの侵攻軍は、リザードマンの団結力を甘く見た事で敗北してしまう。
玉座の間で行われた報告会で、コキュートスが敗北から多くの学びを得たと確信したアインズは、NPC達が成長して強くなる可能性に満足するのだった。
だが、NPC達が成長して変わっていくならば、アインズ自身も支配者として成長し、彼らに対応する必要があるため、自分に出来るのだろうかと重圧を感じている。
リザードマンの集落への対応はデミウルゴスの提案を採用する。ナザリック初の支配地を得た。
コキュートスを担当に任命し、恐怖による支配ではなく融和政策をとるように命令した。
変わりゆくナザリック
転移しておよそ1~2ヶ月ほど経過し、ナザリックに招かれた異世界の住人達が活動するようになった。
ナザリックで最も広い第六階層に住居や畑が用意され、様々な実験が行われるようになる。
ゲームの時と状況が変わり、肉体や精神の疲労がどのように作用するかわからないため、アインズはナザリックの労働環境の改善に着手する。
手始めに一般メイド達に休日を与えようとしたところ、「自分たちから仕事を奪わないでほしい。一日中仕事したい」と彼女たちから猛反発されるが却下する。
一般メイド達に41日に一度休日を与える代わりに、一日中アインズに付き添う「アインズ当番」を提案したところ、彼女達は休日を快く受け入れた。
カルネ村(エンリ)で、異世界の技術でユグドラシルの赤いポーションを作っていた、ンフィーレア・バレアレから『紫のポーション』を受け取る。
また、カルネ村の防衛能力を確かめる過程で、トブの大森林の支配者だった東の巨人グは殺し、西の魔蛇リュラリュース・スペニア・アイ・インダルンを従わせた。
魔皇ヤルダバオト
リザードマンと周辺亜人種族の支配を進めるコキュートス、ナザリックのために様々な実験をしているデミウルゴス、王国でスパイ活動をしているセバスなど、ナザリックに着々と異世界の情報が集まる。
だが、増え続ける支出に対し、収入が冒険者モモンの活動にほぼ限られている現状にアインズは頭を悩ませる。
セバスと共に活動していたソリュシャン・イプシロンから、セバスに裏切りの疑いがあると急報が入る。
アインズはセバスを警戒するデミウルゴスの進言を受け入れ、臨戦態勢の中で査問会を開く。
査問会でセバスが自らの忠誠を示したため、裏切りの疑いは晴れた。
その際、セバスが拾った人間のツアレが、死亡した冒険者チーム『漆黒の剣』のニニャの姉と悟り、ニニャの日記から異世界の情報を得た恩を返す、という名目でツアレ本人の希望を聞き入れ、ツアレをセバス直轄の仮メイドとしてナザリック入りさせた。
セバスが引き起こした問題は未解決だったため、査問会の翌日にツアレが『六腕』に攫われてしまう。
報告を受けたアインズは、『アインズ・ウール・ゴウン』の名が侮られた事に激怒する。
アルベドとデミウルゴスにセバスの支援と報復を命じた。
アインズは冒険者モモンの活動中に、レエブン侯から護衛依頼を受ける。
リ・エスティーゼ王国の王都に到着すると、大掛かりな何かをしているらしいデミウルゴスと鉢合わせになったが、知ったかぶりをしながら状況把握に努めた。
デミウルゴスの作戦は、王都から人と物を大量に奪い、将来討伐する魔皇『ヤルダバオト』を誕生させる事と知ったアインズは大いに喜ぶ。
冒険者モモンはヤルダバオトと激しい寸劇を行い、ヤルダバオトを退け王都を救った。
モモンは功績を称えられ、王国の国王ランポッサⅢ世から貴族に与えられる剣と爵位を下賜された。
大墳墓の侵入者
大量の財宝が手に入ったことで一息ついたアインズは、NPC達を玉座の間に集めてこれまでの功績を称える。
現在の状況を把握するためにデミウルゴスに説明を命じると、NPC達は一丸となって「世界征服」とやらに向けて働いていたと知る。
更にデミウルゴスは水面下の情報収集に限界を感じたため、建国して表舞台に進出するべきと提案した。
有名になりギルドメンバーに名を伝えたいだけだったアインズは驚愕の事実に混乱する。
だがデミウルゴスの提案を受け入れ、計画の一環でナザリックにバハルス帝国のワーカーを侵入させる許可を出した。
帝国に建国の手伝いをさせるため、アインズは帝国宮廷魔術師フールーダ・パラダインを服従させる。
フールーダの手引きで帝国首脳部は秘密裏にワーカーをナザリックに向かわせる。
冒険者モモンとしてワーカー達の道中の護衛を引き受けたアインズは、ワーカー達に危険の高い仕事を受けた理由を問う。
彼らから「命を懸けるだけに相応しい報酬が提示されたからだ」と返され、アインズは彼らの判断を尊重することにした。
ナザリックに侵入したワーカー達は次々倒れ、アルベド主導のナザリック防衛は問題ないとアインズは判断する。
この実験で、ハムスケの武技発動実験の成功、アインズの接近戦技術が向上、更に記憶操作練習用の神官を獲得している。
一通り片付けが終わり、アルベドからギルドメンバー捜索用の特務部隊編成が提案された。
隊長にアルベド、副官にパンドラズ・アクターを任命する。
そしてルベドと高レベルモンスターが15体ほどをアルベドに貸し出した。
アインズ・ウール・ゴウン魔導国の建国
帝国の皇帝ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクスをナザリックに呼びつけるに、アウラとマーレが帝国に出立するのを見送る。
ナザリックを訪れたジルクニフとアインズは会談を行い、帝国と同盟を結び建国の手伝いを約束させた。
アインズはコキュートスが提案した『アインズ・ウール・ゴウン魔導国』を国名に採用した。
アインズはジルクニフから戦争で最強の魔法の使用を要求される。
カッツェ平野で行われる王国と帝国の例年の戦いに、アインズ率いる魔導国軍は参加した。
アインズは超位魔法を展開するが、襲ってくる相手がいなかったため、王国に敵になる存在はいないと確信する。
超位魔法《イア・シュブニグラス/黒き豊穣への貢》が発動し、対峙する王国軍の左翼7万人が即死する。
7万人を生贄にしたことで、ユグドラシルでも見たことが無かった5体の『黒い仔山羊』が出現する。
アインズは感動し、犠牲になってくれた王国兵に感謝している。
レコードを更新して上機嫌になったアインズは、黒い仔山羊たちが暴れる戦場へ、帝国騎士団を作戦通り突撃させては危ないと気遣い、黒い仔山羊のみで蹂躙を開始する。
戦場でガゼフを発見したアインズは勧誘を試みるが、逆に決闘を申し込まれる。
圧倒的な実力差では決闘にならないとガゼフを戒めるアインズだったが、ガゼフの持つレイザーエッジは自分を殺せると知り、決闘の申し出を受け入れる。
決闘開始と同時にアインズは<タイムストップ/時間停止>を発動。ガゼフが時間魔法対策をしていなかったため、アインズの勝利で終わった。
ガゼフに敬意を表してアインズは王国軍への追撃を止めた。
アインズ・ウール・ゴウン魔導国の統治
アインズが異世界に転移しておよそ1年が経過し、先の戦争でナザリックは城塞都市エ・ランテルと周辺の領地を得た(表向きの戦争理由は「元々エ・ランテル周辺は自分の領地だったので返還を求める」というもの)。
アンデッドの支配から逃げる手段が無かった者達の暴発を抑えるために、住民から絶大な支持を得ている英雄モモンを、魔導王の目付け役という役割にした。
魔導王はアインズ本人、モモンはパンドラズ・アクターがアインズ(モモン)に変身して対応している。
アインズは国家統治なんて自分に出来るわけがないとしながらも、国の方針は自分で定めるべきと考えるようになる。
ナザリックが異世界で生き残るために様々な国の在り方を考え、魔導国は様々な種族が暮らしやすい国であると内外に宣伝することで、かつての和気藹々とした『ギルド:アインズ・ウール・ゴウン』の再現を決意する。
だが、NPCやシモベ達は異世界に敵意が強く対話には不向きのため、冒険者組合を取り込み、彼らに未知の異種族とまともな対話をする役割を与えた。
アインズは新しい冒険者組合の宣伝とヘッドハンティングのために、同盟国のバハルス帝国に密入国をする。
連れていたエ・ランテル冒険者組合長のアインザックの提案で、帝国闘技場のチャンピオンである武王(ゴ・ギン)を相手に魔導国の武力を示し、これから冒険者になる者達を引き入れる作戦を採用した。
闘技場で武王に勝利したアインズは、魔導国の支援があれば、従来の「冒険者という名の傭兵」から「未知を求める本物の冒険者」になれると宣伝する。
アインズの密入国を看破して闘技場に来ていたらしいジルクニフが、何故か自国の属国化を申し出たため、アインズはアルベドやデミウルゴスの計画を狂わせてしまったと恐れながらこの件を二人に丸投げした。
ルーン技術を求めて
帝国でルーンというユグドラシルに無いはずの技術の存在を知ったアインズは、ナザリック強化やプレイヤーの存在を確かめるため、という建前でシャルティアとアウラを連れて、アゼルリシア山脈のどこかにあるドワーフの国に向かった。
アゼルリシア山脈の雄大な景色を堪能して冒険心を刺激されたアインズは、もしナザリックが無かったら自分はどうしていたのだろう……と思いを馳せている。
ドワーフの廃都市でルーン研究科を名乗るゴンド・ファイアビアドと友好的な接触に成功したアインズは、ゴンドを足掛かりにしてクアゴアによって窮地に陥っていたドワーフの国を救う。
更に、ルーン工匠に対して持ち前の営業能力を発揮して、彼らの職人魂を上手く煽り、魔導国に招聘させることに成功した。
竜王オラサーダルクの一族とクアゴアに支配されていたドワーフの旧王都を奪還し、フロスト・ドラゴンとクアゴアを支配下に置いた。
デミウルゴスの無茶振り
予てより計画が進んでいたローブル聖王国征服作戦が始まる。
デミウルゴスの作戦は、アインズが単身で聖王国に向かい、様々な場面はアインズの素晴らしいアドリブで対応して、最終的に魔皇ヤルダバオトを討伐するという内容だった。
至高の存在を愚かな考えで縛る訳にはいかないと主張するデミウルゴスに、もっと細かく指示をくれないとわからないと抗議するアインズだったが、部下の絶大な信頼に答えるしかないアインズは完全敗北を喫した。
作戦は成功し、聖王国の北部を救ったアインズは英雄と称えられる。
また、ヤルダバオトの軍勢という建前で集められた、アベリオン丘陵にいる反抗的な亜人達は掃討された。
更に、シズ・デルタが異世界人のネイア・バラハと友人になったと知り、嗜虐趣味や下僕ではない友好関係を結んだ事にアインズは大喜びする。
魔導国は困窮する北部聖王国に食糧支援を開始する。
ヤルダバオトに従わなかった、反抗意思がなく魔導国の統治を受け入れざるを得ない亜人が残ったアベリオン丘陵を征服した。
省略されたエピソード
魔導国はビーストマンの侵攻によって滅亡の危機に陥っていた竜王国を救ったらしい。
竜王国は魔導国からデス・ナイトをレンタルして国防に当たらせているらしい。
最終的に竜王国は魔導国と敵対していないらしい。
アメとムチ作戦
激動の聖王国侵略を無事乗り切ったアインズだったが、リ・エスティーゼ王国を侵略する切っ掛けになるはずだったフィリップ・ディドン・リイル・モチャラスが暴走し、聖王国への救援物資隊を襲撃した。
魔導国と王国の首脳部は、互いの謀略、または第三国の介入を危惧する。
アインズが「何も考えていないのでは?」と自身の考えを呟くと、アインズを絶対視する階層守護者たちはそれを真実と信じて話を進め出した。
アルベドとデミウルゴスはアインズが命名した「アメとムチ作戦」の真意に辿り着き、従属して平和な属国となった帝国と違い、王国には魔導国に歯向かう愚かさの象徴として、徹底的な破壊と殺戮を与える事が決まった。
ナザリック初の大規模侵攻が始まり、アインズは階層守護者達に都市攻略戦の作戦の立案を一任して、王国の都市を今後のための練習台にした。
完全な情報封鎖を行いながら様々な手段で王国の都市を蹂躙し続ける魔導国軍だったが、穏健派のペストーニャとニグレドから作戦の停止を求められる。
アインズは作戦を止めるメリットが無いと却下するも、魔導国で外部の存在が管理職に就き、多様な意見が出る未来を考慮して、二人の意見の一部を受け入れた。
リク・アガネイアとの遭遇
エ・ナイウルでパワードスーツの装着者が現れたため、アインズはこれを口実にして都市攻略戦作を中止して王都へ進軍を開始する。
ようやく状況を把握した王国は、軍人と民兵による40万の軍勢で魔導国軍を迎え撃つために王都から出発した。
アインズはザナック王子と対談し、王国を殺戮する目的を問われ「自分たちの幸せのために必要だから」と本心を語る。
自分に従うNPC達を何としても守ろうとするアインズの言葉は、ザナックから「普通の人間と同じだ」と共感されている。
40万の王国軍を滅ぼし、王都を攻略するために守護者達は担当する各方面に散らばる。
アインズは一旦ナザリックに戻り、自分に変身したパンドラズ・アクターと未知の強者『リク・アガネイア』の戦闘をナザリック内で観戦する。
その際、自分のWI(モモンガ玉)を着脱することで映像が暗転する現象が起こった。
帰還したパンドラズ・アクター達と考察した結果、リク・アガネイアは未知の能力を使う高レベルタンク職で、情報収集のためにもう一度敗北する必要がある結論付けた。
魔導国を阻む障害は無くなり、王都の玉座の間でアインズ達はラナーを向かい入れる為の寸劇を行った。
寸劇はアインズがクライムを殺害して幕を閉じ、瓦礫になった王都で、王国を裏切らせたレエブン侯たちを集めて今後の指示を出す。
アインズは満足のいく結果になったと知り喜んだ(アニメでは疲れたように「ようやく終わった……」というニュアンスの演技になっている)。
ともだち作戦
王国崩壊後、シズとネイアが友達になれたことに期待して、アインズはアウラとマーレの友達探しを始める。
エイヴァーシャー大森林の奥地に住むというダークエルフの村を目指し、アウラとマーレの二人を連れて旅行に出た。
到着した村で、アインズは幻術を使い、二人の叔父という立場で立ち振る舞う。
友達作りは村のダークエルフの子供たちと二人の自主性に任せ、自分は薬師頭(マンゴー・ギレナ)の元で薬師の技術を学びだした。
ナザリックから離れた地でマンゴーと充実した日々を過ごしたアインズだったが、二人が村の子供たちに全く興味を抱かなかったため、作戦は失敗した。
アインズはナザリックの利益より私情を優先させた事を深く反省し、今後はそういったことはしないと誓う。
スレイン法国によるエルフの国への侵攻が激化する。
二国の戦闘に紛れてエルフの王城の宝物庫から窃盗を企てるが、エルフの王(デケム・ホウガン)と遭遇してしまい戦闘に入る。
アインズはデケムが使った未知の転移方法に警戒しつつ、情報を引き出す事を念頭に置いた戦闘を行ったが、全てをかなぐり捨てたデケムの逃走を止めることが出来ずに逃がしてしまう。
追撃はマーレに任せ、アインズとアウラは城の宝物庫に向かい、ナザリックに宝物を放り出すとマーレの後を追った。
気絶した番外席次(アンティリーネ)を抱えたマーレを回収してアインズはナザリックに帰還した。
その際、アンティリーネがシャルティアの洗脳と関わっているらしいと情報を得る。
アンティリーネの記憶から情報が間違いないと確信したアインズは、現在進行中の全ての計画を一旦停止させ、全階層守護者による法国殲滅戦をアルベドに指示した。
相関
- ギルドメンバー?
- 最高の友人達。出会える可能性を信じて待っている。
- NPC
- 今はなき友人達の子供。無いはずの胃が傷むときもあるが大事にしている。
- バレアレ家
- ナザリックに招待する程気に入っている。
- フールーダ・パラダイン?
- ひえ、狂った。
- ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス?
- 支配者の参考にしている。WEB版では友人関係(アインズはそのつもり)。
- ヘッケラン・ターマイト?
- クズ。
- ゴンド・ファイアビアド?
- ふふ。おぬしも悪よのぉ。
- ネイア・バラハ(狂信者)?
- 目つきが怖い少女。NPC(シズ)が初めて作った外部の友達。
- ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ?
- 中々豪胆な男。王族のマナーを知るいい勉強になった。
- ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ?
- アルベドやデミウルゴスに匹敵する頭脳を持った頭のおかしい女。
- アインズ様のネーミングセンス?
- 自他ともに認めるネーミングセンスの無さをまとめた項目。
小ネタ
- 「web前編-知識」によると、アインズは1G(1,000,000,000)に届きそうなほどユグドラシル金貨を持っている。
- web版で最高クラスの武器の販売価格(個人商店)は100M(100,000,000)をゆうに超える。アインズの防具で1Gを超える価値があるものは幾つかある*71。
- オーバーロード1期12話にあるバフ魔法の重ね掛けの台本は4ページにわたって魔法の名前が書かれていた。
- アプリゲーム『MASS FOR THE DEAD』?ではアインズではなく、モモンガのまま活動している。
- 異世界?では空気抵抗があまりないらしく落下すると無限に加速するらしい。アインズ?が検証していないので正確にはわからない*72。アインズと同じダメージ軽減能力(上位物理無効化Ⅲ?)が高度1000mから落下した場合はダメージを受けなかった*73。
- *1 : 2-255でンフィーレアを自分の半分ほどと言っているので30代と思われる。
- *2 : 「オーバーロード キャラクター人気投票!」ニコニコ静画http://info.nicovideo.jp/seiga/overlord_vote/
- *3 : 1-233
- *4 : のちのイビルアイ
- *5 : 1-013
- *6 : 1-024
- *7 : 10-021
- *8 : 10-085
- *9 : 特典小説「プレイアデスな日」-024
- *10 : 1-036
- *11 : 10-348
- *12 : 1-191
- *13 : 「なろう活動報告「YOUTUBEでドラマCDのPVが始まったみたい((https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/…」
- *14 : 3-310
- *15 : 11-056
- *16 : 2-045
- *17 : プロローグ下-020
- *18 : 1-118
- *19 : 「小説家になろう前編:『魔法』」
- *20 : 1-220
- *21 : 9-412
- *22 : プロローグ下-38
- *23 : 2-285
- *24 : 剃刀の刃
- *25 : 10-277
- *26 : 10-234
- *27 : 2-241、10-396
- *28 : 13-258
- *29 : 10-396
- *30 : 10-396
- *31 : 1-021
- *32 : 1-082
- *33 : 1-124、3-378、11-333:考察:シャルティア戦は武装変更で炎属性が弱点のままになった。
- *34 : 1-087、web戦火-2で右腕につけた腕輪から発動している。
- *35 : 1-123
- *36 : web魔法
- *37 : 3-360
- *38 : 8-330考察:2-336の移動阻害対策の指輪だけで完全耐性かは不明なので下記の指輪と分けて記載する
- *39 : 1-082
- *40 : 「亡国の吸血姫」-328
- *41 : 13-145
- *42 : 3-263
- *43 : 1-082
- *44 : 6-326
- *45 : 7-315
- *46 : 1-082
- *47 : 3-326
- *48 : 2-336
- *49 : 2-336
- *50 : 「亡国の吸血姫」-328
- *51 : 3-326
- *52 : 「亡国の吸血姫」-204
- *53 : 「亡国の吸血姫」-204
- *54 : 9-083
- *55 : 7-328
- *56 : 10-036
- *57 : 10-093
- *58 : 10-319
- *59 : 10-337
- *60 : 10-345
- *61 : 10-423
- *62 : 11-024
- *63 : 14-195
- *64 : 14-340
- *65 : 15-229
- *66 : 15-230「初めて作戦名の出典を知ったアインズ」
- *67 : 15巻時
- *68 : 15-230
- *69 : 16-157
- *70 : 16-220
- *71 : web前編-知識
- *72 : 14-199
- *73 : 3-239
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