アンドレ

「これは本気で不味いぞ、色ボケした素人とモンスター退治とか……あぁ妻よ」

概要

　アンドレとは、6巻ドラマCD「漆黒の英雄譚」に登場した、ビョルケンヘイム家に仕えている野伏レンジャーである。

　主人の口利きで結婚して子供が生まれたばかりで幸せいっぱいな人。

外見

不明。

性格

　妻と子を愛する常識人。
　主人の息子である、トーケル・カラン・デイル・ビョルケンヘイム?（次期伯爵）の『成人の儀』の護衛に抜擢されて、「やっと結婚して子供が出来たのに」とボヤいている。

　これは本音でもあるだろうが、生死をかかった戦闘に挑むトーケルの緊張を解そうとしたものである。トーケルとの会話は、まるで歳の離れた友人のようなやり取りをする。

　常識人であるがゆえに、ナーベ?に一目惚れしたトーケルの暴走をなんとか抑えようと四苦八苦する羽目になった。それでも、トーケルを見捨てずに味方をして助け舟を出すアンドレは非常に献身的である。

強さ

　主人（トーケルの父親）の成人の儀の時に、主人を庇って一騎当千の活躍をしたらしい。その活躍を認められてビョルケンヘイム家に取り立てられた。

装備

スキル

• 斥候の能力がある。

魔法

略歴

　作中では、トーケルの父の代の成人の儀で活躍したため、息子であるトーケルの成人の儀の護衛に抜擢される。

　エ・ランテル?に到着し、成人の儀の順序を説明しながら宿に向かう途中で、トーケルがナーベ?と出会い、一目惚れをしたトーケルが結婚を申し込んでその場で玉砕。
　
　それでも諦める気配のないトーケルは何とかナーベに接触を図ろうとストーカーと化す。波乱の幕開けに、どうか無事に帰れるようにと妻に祈るのだった。

関連項目

妻と子

主人の口利きでようやく結婚。最近子供が生まれたばかり。

トーケル・カラン・デイル・ビョルケンヘイム

主人の息子。次期伯爵。成人の儀では良くも悪くも新しい一面を見ることになった。

モモン

あれ？モモンさん……もしかしてこの気まずい雰囲気なんとかしてくれようとしてる

ナーベ

べっぴんさん。ちらりと見えた横顔は冷たい印象を受けた。

小ネタ

• 「成人の儀」とは、家に代々伝わる家を継ぐ前の掟。モンスターと戦い、生死のかかった実戦を経験する儀式。人を殺した時のトラウマを軽くする目的もあるとか。
• 年齢について。現地人は16歳ほどで成人と見なされる*1。大雑把に考えても、主人の成人の儀→トーケル誕生→16年→トーケルの成人の儀　となるので、主人の成人の儀が遅い場合を除けば35〜40歳以上と思われる。

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