イグヴァ

「このイグヴァが御身に勝利を」

メインデータ
 
名前イグヴァ=41
iguvua=41
種族異形種(アンデッド)
分類モンスター
異名被験体=41番
役職モルモット
リザードマン襲撃軍の前線指揮官
住居?
属性極悪カルマ値:-500
種族レベルなし。(死者の大魔法使い)
職業レベルなし。
合計種族-.Lv 職業-.Lv 合計22.Lv
登場『オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち』-437
サブデータ
誕生日?身長?
年齢?性別男?
趣味?制作者アインズ
登場web 書籍声優浜添伸也
備考モンスターとしては22レベル(スキルの効果で能力が増幅前の初期レベル)

◎画像のフィギュアは、Twitter「死者の大魔法使い(エルダーリッチ)イグヴァ😆❗」を作者のスケルトンLv1様から許可を得て写真を掲載しております。二次配布、無断使用などは禁止です。
種族 Lv.- 職業 Lv.- 合計 Lv.22(アインズのスキルによってステータスが強化されている)

概要

 イグヴァ=41とは、アインズによって人間の死体を素体にして作られた、死者の大魔法使いエルダーリッチである。
 リザードマン殲滅戦の切り札としてコキュートスに前線指揮官の役目で与えられた。
 
 予想になるが、「イグヴァ」というのは恐らく使った素体を判別するもので、「41」というのは製造番号と思われる。

 web版では、「リッチ」というモンスター名で登場したが、書籍では名前が与えられた。

外見

 豪華だが古びたローブで骨と皮の体を包み、片手には捻くれた杖を持っている。
 骨と皮の腐敗し始めた顔に邪悪な英知の色を宿し、体からは負のエネルギーが発生し、靄のように全身を包んでいる*1。

性格

 アインズに直接作られたことに強い自負を持っている。
 対決したザリュース達を見下し、強者として驕る姿はあったが、極めて冷静に相手を分析して戦いを進めている。
 だが、ザリュース達が自分の攻撃で死なないことを、「創造主(アインズ)への侮辱」と捉えて激昂している。

強さ

 魔法詠唱者のアンデッドモンスター。モンスターであるため、種族や職業レベルは存在しない。
 アインズに生み出されたため、スキル効果で通常のエルダーリッチよりも、ステータスがかなり強化されている。

 そもそもエルダーリッチ自体が異世界ではかなり強い存在であり、アインズのスキル効果もあったため、コキュートスの分析では「(リザードマンに)間違いなく勝てる」と判断されていたほど。*2

 魔法を使うモンスターであるため、8つ前後の魔法手段がある可能性が高い*3。web版によるとファイヤーボールなら150発は撃てる*4。近接戦闘は本来不得意だが、一騎打ちであれば、戦士であるザリュース相手でも勝利することが出来るらしい*5。

ステータス早見表(後ほど更新)

装備

  • 捻くれた杖
  • 豪華だが古びたローブ

スキル

  • 負の接触(ネガティブ・タッチ)

魔法

  • 《ファイヤーボール/火球》
  • 《ライトニング/雷撃》
  • 《マジック・アロー/魔法の矢》
  • 《スケアー/恐慌》
  • 《サモン・アンデッド・4th/第4位階死者召喚》
  • ※《フライ/飛行》*10

魔法強化

  • 《サイレントマジック/魔法無詠唱化》

略歴

 作中では、リザードマンと戦争するために用意された、低位アンデッド軍の前線指揮官兼切り札として、コキュートスの指揮下に入る。

 コキュートスはアインズから「低位アンデッド軍で正面から戦え*6」と命令を受け、開戦予定日まで待機に入る。しかし、命令の実行そのものを最優先したコキュートスは、リザードマンたちが組織的な行動を始めたにもかかわらず、情報収集を怠ってしまう。

 開戦後、数で勝る低位アンデッド軍の劣勢が続き、敗北を悟ったコキュートスは、切り札であるイグヴァの投入を決断する。

 イグヴァはコキュートスの「リザードマンに力を見せつけろ」という指示を受け取り、本来なら盾役であるはずの血肉の大男ブラッドミート・ハルクを他所に向かわせ、真正面から単身でリザードマンを滅ぼす為に進みだした。

 圧倒的な強さでリザードマン達を次々と葬っていったものの、ザリュース、ゼンベル、クルシュ、ロロロの連携と底力の前に敗北した。

web版

 ほぼ同じ。書籍と主な違いは、イグヴァ=41ではなく「リッチ」のモンスター名のみ。
 22レベルではなくこちらでは24レベル。<下位アンデッド作成>最強のモンスター*7である事。

 書籍では下位・中位・上位アンデッド創造(作成)のいずれか明言されていない。

「MASS FOR THE DEAD」

 イベント「請負人は霧と共に」でバハルス帝国傀儡化を狙うモモンガの命を受け、カッツェ平野の幽霊船の船長として登場。裏社会最強の六腕からワーカーの元締めに身を落とした元六腕のメンバーと戦い敗北する。だがゼロに誘われ新生「六腕」に”予定通り”加入した。カッツェ平野のアンデッド問題が解決後は、帝国に拠点がある新生「六腕」のメンバーというアンダーカバーを確立し、同じく新生「六腕」のレギィ*8やシズニィ*9と共に活動を開始した。

 ちなみ旧六腕のメンバーで生き残っている者は、ゼロ、マルムヴィスト?、ペシュリアン。不死王デイバーノック?はその不遜な二つ名が原因でナーベラルの手によって消滅済み。

 イグヴァの素体であるイグヴァルジ?率いるミスリル冒険者チーム「クラルグラ」は、オバマス主人公の功績に対抗心を燃やしてカッツェ平野で全滅している。

略歴

  • アインズ・ウール・ゴウン?
    • 創造主。絶対なる忠誠を捧げ、その御手によって生まれたことを誇りに思っている。
  • コキュートス?
    • リザードマン殲滅戦の総指令官。彼の指示を元に現場で軍を動かしていた。
  • イグヴァルジ?
    • 死んで力を手に入れることが出来た人。(記述は無い)

小ネタ

  • アニメ2期でイグヴァルジと同じ声優が起用された。

  • *1 : イグヴァの外見:4-210
  • *2 : 4-260
  • *3 : 2-242
  • *4 : web:戦-6
  • *5 : 4-248
  • *6 : 4-208
  • *7 : web前編:戦−8
  • *8 : ルプスレギナ
  • *9 : シズ
  • *10 : イグヴァは使ってないが、エルダーリッチが使える魔法 7-232

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