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エリアス・ブラント・デイル・レエブン

「ごめんね、リーたん。パパン、おばかだからわすれちゃったよー。だからね、おしえて?」

メインデータ
画像
名前エリアス・ブラント・デイル・レエブン
elias brandt dale raeven
種族人間種(人間)
分類現地出身
異名超子煩悩大貴族
役職リ・エスティーゼ王国大貴族
住居エ・レエブルの屋敷
属性カルマ値:?
種族レベル人間種のため種族レベル無し
職業レベルハイノーブル(一般)
セージ
カリスマ(一般)
など
?.Lv
?.Lv
?.Lv
残り?.Lv
合計
登場『オーバーロード9 破軍の魔法詠唱者』-444
サブデータ
誕生日下火月30日身長
年齢40手前性別
趣味子供に関する全て家族妻子あり
登場web 書籍声優桐本拓哉

概要 

 エリアス・ブラント・デイル・レエブンは、リ・エスティーゼ王国六大貴族の一人である。
 権力闘争を繰り返す王国で、王派閥と貴族派閥の間をさまようコウモリと思われているが、その実、国が崩壊しないように画策している一番の功労者である*1。

 既婚者で子供は5歳の息子が1人おり、「リーたん」と呼んでいる溺愛している。14巻で第二子が出来た(性別は不明)。

外見 

 長身痩躯で金髪をオールバックにし、切れ長の碧眼をしている。唇は薄い。
 日光に当たっていないため、肌は不健康な白色で実際の年齢よりも老けて見える*2。上記の事から彼を目にした人間は蛇をイメージする。六大貴族にふさわしく、非常に凝った装飾の最高級の服を着こなしている*3。

性格 

 元々は王家簒奪に邁進する野心家だったが、子供が生まれた時にそれが崩壊して超子煩悩な父親になり、「本当におかしくなったか」と妻に思わせるほど劇的に性格が変わった。

 同時に、妻に対しても深い感謝と愛情を持つようになったが、「自分の気持ちぐらいわかっているはずだから言う必要がない」として、子供の生まれた二日後と、子供が二歳になった頃の結婚記念日の二回しか「愛している」と言ったことがない*4。

 魔導国の謀略の一環で自分の子供をネタにされたため王国を裏切り気持ちが落ち込んでいたが、第二子ができた喜びで気を紛らわしている*5(妊娠と出産のどちらなのかは不明)。

 その他、執務室の本棚には書物や付箋を貼った巻物が綺麗に整頓されており、几帳面な性格が伺える。

政治力

 政治手腕においては右に出る者はいない*6。王派閥の影のトップとして、王国の崩壊を食い止めるため日々苦悩している*7。

 魔法軽視が根付いている王国では異質な存在で、引退した元オリハルコン級や元ミスリル級冒険者を部下にしている*8。冒険者達からモンスター、魔法、アイテムなどの知識をまとめた虎の巻を作成している*9。

略歴

 元は王位を狙う野心家。妻を政略結婚で迎えたのもそのためである。しかし、子供が生まれると「王位」という物に対しての執着が消え去り、以後は溺愛する我が子が成長した際に、自身の所領「エ・レエブル」を完璧な状態で引き継がせるという、貴族の父親が持つ普通の目標を第一とするようになる。

 王国の権力争いではガゼフを始め、メリットを求めて両派閥をさまようコウモリとして認知され忌み嫌われていたが、実際は王派閥の影の盟主で、両派閥の微妙な均衡を維持するために心を砕いていた。

 ラナーたちが八本指の拠点を襲撃するための助っ人として呼ばれ、第二王子のザナックと共に、ラナーと面会して協力関係を構築する。
 また、アダマンタイト級冒険者チームである漆黒八本指の拠点襲撃の参加を依頼した*10。

 大虐殺ではランポッサⅢ世から王国軍の指揮を任されるも、魔導王の手によって王国軍は壊滅。自領の兵や優秀なもの達を失ったが、レエブン侯自身は運良く命からがら生還した。その後は助力を求めるザナック第二王子を振り払い、自領に戻っている。

 以後、時期は不明だが、魔導国の陰謀で子供を脅迫の材料にされ、優秀な貴族の1人として王国を裏切った*11。
 王国に対する魔導国軍侵攻の情報封鎖を行う。魔導国によって王国が滅亡した後は、旧王国領の扱いがまだ決まっていなかったため、一旦自領(エ・レエブル)の管理を任されている。
 なお魔導国において爵位は現状存在しないため、『レエブン』と魔導王から呼ばれている*12(地の文では『侯』が付いている)。

 なお、大虐殺以後に第二子が出来たが*13、誕生しているかは不明。

web版

 web版では大虐殺で死亡した。web版では、ラナーに我が子との偽装結婚を提案している。書籍では、ラナーから偽装結婚を提案されたが即答で断った。

相関

    • 愛する妻。CV:藤田曜子。子供が病気になったときに大騒ぎして、それを見て呆れていた妻に半狂乱で叫んだことがある*14。
    • そろそろ二人目の子供がほしいと考えている。
  • リーたん
    • 五歳の愛子。CV:藤田茜。愛情は最高の教育。自分より優れた才能があると確信している*15。
  • ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ
    • 王国の現状を理解している貴重な人その①*16。
  • ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ
    • 王国の現状を理解している貴重な人その②*17。
  • 平民軍師
    • 村を襲ったゴブリンの群れをその半数の村人で撃退したので幕僚に取り立てたが大虐殺で死亡した*18。
  • 元オリハルコン級冒険者チーム
  • 第二子
    • 大虐殺以後に出来た。裏切って辛かったが唯一の明るい話題で周囲の者たちに散々聞かせている。

小ネタ

  • 平民軍師は書籍のみで登場。登場理由については、黒い仔山羊の標的になるために、レエブン侯の代わりに死んだという考察がある。
  • 9巻で登場したレエブン侯の屋敷は*19、アニメⅡ・Ⅲ設定資料集によると『エ・ランテル レエブン侯の屋敷 外観』となっている。
    • アニメと原作で屋敷が登場する直前の描写は王都の宮廷会議後であり*20、「王宮から帰ったレエブン侯は*21」ともあるため、正確には王都内にある別宅と思われる。

  • *1 : 3-154 9-082
  • *2 : 3-154
  • *3 : 6-078
  • *4 : 9巻 巻末キャラ紹介
  • *5 : 14-550
  • *6 : 9-143
  • *7 : 9-146
  • *8 : 6-102、6-103
  • *9 : 10-164
  • *10 : 表向きは王都での自邸の警備。
  • *11 : 14-137
  • *12 : 14-555
  • *13 : 14-549
  • *14 : 9-374
  • *15 : 9-374
  • *16 : 9-147
  • *17 : 9-147
  • *18 : 9-329 死亡:10-157
  • *19 : 9-143
  • *20 : 9-125
  • *21 : 9-144

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