「お見事です、シャルティア様」
メインデータ | |||
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画像 | |||
名前 | 吸血鬼の花嫁(ヴァンパイア・ブライド) | ||
種族 | 異形種(吸血鬼) | ||
分類 | モンスター | ||
異名 | ? | ||
役職 | シャルティアのシモベ(愛妾) | ||
ナザリックのPOPモンスター*1 | |||
住居 | ナザリック地下大墳墓 | ||
属性 | ? | カルマ値:? | |
モンスターレベル | 吸血鬼の花嫁 | 30.Lv以下*2 | |
合計 | ? | ||
登場 | 『オーバーロード3 鮮血の戦乙女』 | ||
サブデータ | |||
誕生日 | ? | 身長 | ? |
年齢 | ? | 性別 | 女 |
趣味 | ? | 家族 | ? |
登場 | web 書籍 | 声優 | 綾瀬有 高野麻里佳 |
概要
吸血鬼の花嫁とは、ナザリック地下大墳墓で自動でPOPするアンデッドモンスターである。ナザリックでは階層守護者のシャルティア・ブラッドフォールンのシモベ兼愛妾。小間使いや性行為、主人のご機嫌次第で殺害されるに至るまで幅広く活躍している。
アニメ一期のオーバーロード完全設定資料集では野盗を襲撃した二人のうち、髪が短いほうが『A子』、長い方が『B子』と表記されている*3。
外見
禍々しい見た目のヴァンパイア系統では非常に美しい外見を持つ成人した女性。人とほぼ同じ外見だが、肌は白蝋のように白く、瞳は真紅。赤い唇から鋭い犬歯が僅かに見える。服装は胸元が大きく開いた薄絹の白いドレスと、黄金に輝く装飾具を身に着けて、ハイヒールを履いている*4。
アニメでは登場するヴァンパイア・ブライドたちの髪型が全員違う*5。
性格
山の天気よりも機嫌が変わりやすいシャルティアが主人。命令には従順で、主人のご機嫌取りをすることもある。基本的にシャルティアは彼女たちを従えていることが多い。予想になるが、シャルティアの初体験の同性の相手。
強さ
POPモンスターなので30レベル以下*6。種族的に銀や銀に準ずる特殊金属や、ある程度の魔力的な強さを持つ武器以外のほとんどの武器攻撃を軽減できる。闇視、高速治癒、魅惑の魔眼、生命力吸収、吸血による下位種の創造、冷気耐性、精神作用無効など*7。
ベアトラップを無理やりこじ開ける筋力を持つ*8。
《ショック・ウェーブ/衝撃波》の魔法を作中で使用している*9。
血を吸い尽くすことで下位吸血鬼を作ることが出来る*10。
探索能力や行動阻害に対する耐性を持たない*11。
考察
ヴァンパイア・ブライドの具体的なレベルは不明。ヴァンパイアの上位種なのか亜種なのかも不明。
第二位階魔法の《ショック・ウェーブ/衝撃波》*12を使用している。第二位階は『位階魔法習得7レベル刻み説』の考察を使うと、8〜14レベルで習得する魔法と考えれる。ただし、ヴァンパイア・ブライドはモンスターなので、レベルアップして魔法を覚えたわけではなく、ゲーム運営側から設定された魔法を初めから使えるだけ*13。
- ベアトラップをこじ開ける怪力を持ち、馬車を襲った死を撒く剣団の一部(10人)を二人のヴァンパイア・ブライドがほぼ皆殺しにしている。
- ブレイン・アングラウスと交戦して劣勢気味だった。
- 冒険者たちの評価では、ヴァンパイア自体はプラチナ級冒険者でちょうどいい程度。ミスリル級からすると「ヴァンパイア程度」*14
- なおプラチナ級冒険者はエルダーリッチ(22レベル)が相手では少々厳しいそうなので、吸血鬼の花嫁が下位種でなければ、22レベル前後〜ブレイン以下と思われる。
- 冒険者の評価一覧はこちらを参照。『冒険者の書籍とwebの違い』
web版では、ヴァンパイア自体の難度が60*15。レッサー・ヴァンパイアはCランク冒険者で勝てるが、ヴァンパイアだとBランク以上の冒険者が必要になる*16。難度60をユグドラシルレベルに換算する考察*17だと、ヴァンパイア自体は20レベル。
装備
- 薄絹の白いドレス
- 黄金に輝く装飾具
スキル
魔法
- 《ショックウェーブ/衝撃波》
略歴
- アニメではモモンガが玉座の間で名前を変えたことを宣言する場面で、シャルティアの後ろに控えて数体が登場(書籍版の同じ場面は厳選された高位レベルのシモベが連れてこられている)。
- 書籍では3巻で野盗捕縛に向かうシャルティアに従うシモベとして登場。
- 情報収集の命令を受けた主人と共に人間の街に向かい、野盗を捕縛するために死を撒く剣団を強襲。ブレイン・アングラウスと交戦。
- シャルティアが洗脳され、連れていた2体は消息不明(滅んではいる)となった。
- 以後しばらく出番がなかったが、アインズがドワーフの国と国交を開くため、道中の身辺警護がシャルティアに命じられ、アインズの従者に6名が同行した。
相関
- シャルティア・ブラッドフォールン
- 直属の上司。対応を間違えると良くて折檻、悪ければ殺される。
- ブレイン・アングラウス
- web版でシャルティアの眷属になり、主人の部屋の門番をやっている。
- アインズ・ウール・ゴウン
- 偉大にして至高なる死の王たるアインズ様
小ネタ
- 「MASS FOR THE DEAD」にて、ヴァンパイアブライドA子(CV:高野麻里佳)、ヴァンパイアブライドB子(CV:綾瀬有)で登場。なお、高野氏はネム・エモットを、綾瀬氏は冒険者組合の受付嬢やエ・ランテル凱旋中の魔導王に投石する子供を、それぞれ兼ね役で務めている。
- ヴァンパイアは、物語にあるような「日光を浴びると灰になる(能力値ペナルティにはなる)」「水が苦手」「鏡に映らない」「招かれていない家に入れない 」「生存に血が必要」「ニンニクが弱点」「心臓に杭を打たれると死ぬ」ということはない*19。血は嗜好品程度。
- ニンニク自体は問題ないが、錬金術でニンニクなどから作った毒ならヴァンパイア(シャルティア)に効果を発揮する*20。
- 不死者のoh!第62話では7名以上の存在をうかがわせている*21。
web版
モモンガが玉座の間で名前を変えた事を宣言する場面で、シャルティアが連れてきたシモベとして登場。書籍に描写はないが(特典小説「王の使者」には描写がある)、web版だとシャルティアの自室の死蝋玄室で小間使いのように働いている。こちらではブレイン・アングラウスがヴァンパイア化したので、ある意味で部下ができた。シャルティアの自室を誰かが訪れることが何回かあるため、セリフも書籍よりずっと多い。
- *1 : 11-116
- *2 : 8-301:POPモンスターは30レベル以下
- *3 : 「オーバーロード完全設定資料集」-090
- *4 : web至上命令
- *5 : 髪型の名前など情報求む。
- *6 : 11-116.8-301
- *7 : 3-087
- *8 : 3-068
- *9 : 3-088
- *10 : 3-069
- *11 : 3-068
- *12 : 13-425:記述「第二位階の攻撃魔法が〜」
- *13 : 2-242
- *14 : 3-211
- *15 : web検討-1
- *16 : web真祖-2
- *17 : 難度/3=ユグドラシルレベル
- *18 : 1-102:記述「アンデッドの基本的な特殊能力」
- *19 : 不死者のoh! 8-47話
- *20 : 不死者のoh! 8巻47話「異形種になろう」
- *21 : G子の存在が明かされている。
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