威光の主天使（ドミニオン・オーソリティ）

「見よ!　最高位天使の尊き姿を!　威光の主天使ドミニオン・オーソリティ」
by.ニグン

概要

　威光の主天使ドミニオン・オーソリティとは、第7位階天使召喚で召喚できると思われる、天使系モンスターである。漫画１巻補説C-4では、「＜天使召喚・7th＞で召喚したと思われる。」となっている。＜ホーリースマイト/善なる極撃＞は第７位階魔法。

　現地では最高位の天使とスレイン法国から認識されており、ナザリックの身内を除けばアインズの防御パッシブを突破してダメージ与えた非常に希少な存在。
　web版未登場。

　元ネタは、言わずと知れた天使の階級の１つ、主天使（Dominions）という第四位の天使の総称。「統治」「支配」の意味を持ち、神の威光を地上に示すための働きをする。シンボルは笏。

　光り輝く翼の集合体*1。両の手で笏を持っているが、それ以外の足や頭などは一切ない。外見的には異様とは言え、周囲の空気を清浄なものへと変化させてしまう。聖なるものだと誰もが感じる至高善の存在。

　200年前に大陸中を荒らし回った魔神の一体を単騎で滅ぼした事がある*2。人間だと個人で絶対に到達不可能と（現地では）言われている第７位階魔法＜ホーリースマイト/善なる極撃＞を単体で行使可能*3。

　また、持っている笏を砕くことで、召喚ごとに１度だけ使える魔法威力増幅の能力を持つ。その他、特に効果のような記述は無いが、自分の周辺を清浄化する善のオーラ的な何かも持っていると思われる*4。

作中では、スレイン法国が所持していた「魔法封じの水晶（魔封じの水晶）」に《サモンエンジェル・7th/第7位階天使召喚》が封じ込められた状態で、ガゼフの暗殺を命じられた陽光聖典隊長のニグンに切り札として渡された。
陽光聖典は首尾良くガゼフを追い詰めたが、突如現れた謎の魔法詠唱者が圧倒的な力で陽光聖典の天使隊を殲滅。
絶望に駆られたニグンは、したり顔で最高位天使の召喚をアインズに宣言し、これを召喚した。
結果としてドミニオンは、「自分の魔法威力増幅＋ニグンのタレントによる召喚強化支援＋カルマ値がマイナス５００のアインズへ《ホーリースマイト/善なる極撃》」という、おおよそ考えられる最高ダメージをアインズに叩き出した……はずだった。
このダメージがどのくらいのものだったかは読者の間で度々議論に上がる。

ニグン・グリッド・ルーイン
- 「いや！　ありえん！　ありえん！　ありえん！　最高位天使に勝てる存在がいるはずがない！」
アインズ・ウール・ゴウン
- 「素晴らしい。またひとつ実験が終わったな」
魔法封じの水晶（魔封じの水晶）
- 超位魔法以外が封じ込めれるというアイテムに、何故か《サモンエンジェル・7th/第7位階天使召喚》を封じ込めるという、ユグドラシル的には非常にもったいない使い方をされた。
ドミニオンのレベル考察
- 何かと話題になるのでいい加減まとめた。