「誰一人死者を出さないということ以上の正義は存在するのか!?」1
メインデータ | |||
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画像 | |||
名前 | レメディオス・カストディオ remedios custodio | ||
種族 | 人間種(人間) | ||
分類 | 現地出身 | ||
異名 | 聖王国最強の聖騎士 カストディオの天才姉妹 | ||
役職 | 聖王国九色「白色」 聖王国聖騎士団団長 聖王国解放団団長 | ||
住居 | ホバンス一等地(実家) | ||
属性 | ? | カルマ値:200位 | |
種族レベル | 人間種のため種族レベル無し | ||
職業レベル | パラディン(ジーニアス) ホーリーナイト イビルスレイヤー など | ?.Lv ?.Lv ?.Lv ?.Lv | |
合計 | 不明 | ||
登場 | 『オーバーロード12 聖王国の聖騎士 上』-395 | ||
サブデータ | |||
誕生日 | 中火月24日 | 身長 | ? |
年齢 | 妹より2歳年上 | 性別 | 女 |
趣味 | 鍛練全般(部下のそれも含まれる) | 家族 | ケラルト(妹) |
登場 | 書籍 | 声優 | 生天目仁美 |
概要
レメディオス・カストディオは、ローブル聖王国の聖騎士団長である。九色の白色。
神殿の最高司祭、神官団団長であるケラルトの2つ上の姉。
作中でヤルダバオトに敗北して撤退した後は聖王国解放軍団長となり、使節団をまとめて他国へ支援を求めた。
外見
整った顔立ちをした茶髪の女性*1。眼光は鋭く冷たい雰囲気を醸し出している。
装備品は歴代の聖騎士団団長が着用した銀色の全身鎧とサーコートを装備している。そして四大聖剣の1つである聖剣サファルリシアを持っているが、強い剣を持つと基礎を疎かにするという理由で普段は持ち歩かない。
性格
非常に頭が悪く物事を忘れる事もしばしば。頭を使わず頑固である*2。
勉学より戦闘のほうが向いていると判断し全てを鍛錬に費やし聖王国の最上位の強者となった*3。
本来は団長ではなく突撃隊長等が適役であるが、聖騎士として実力が余りに高く捨て置く事が困難だったため団長に就任。
政治や魔法の話をされると理解が出来ず頭痛がする模様*4。ただ言動に裏表は無く、その無邪気さがカルカやケラルトの疲弊した心を癒す事もある*5。
戦闘では平時と打って変わって、妹からは「野生の勘」と呼ばれる「聖騎士としての勘*6」で適切な判断を下す。軍議でも優れた判断力を見せるので周囲から信頼されている。
妹から「地頭は悪くない」と評価されているが、勉学を捨てたお陰でここまで強くなれたと思っている*7。
頭を使わず頑固であるため絶対の正義を実行出来る。「人間の子と友人の亜人の子が二人いて、人間の子から亜人の子への助命嘆願が出ている場合に亜人の子を殺せるか」というカルカが悩み躊躇うような場面でも、何の迷いも無く亜人の子を殺す事が出来る。
カルカが聖王に就任する際の宣言に対する誓いを胸に正義を実行しており、自身の行為が善であるという事を固く信じ間違いであるとは決して思わない。
聖王女の願いの遂行に関しては狂信的であり、疑念が向けられると声色が変わり、凍り付くような寒さを宿した声になる*8。
後述のヤルダバオトとの戦闘でカルカやケラルトを失ってからは性格が変貌している*9。人質を取られるとその人質も救出しようと敵の言い分を聞くため戦況が悪化する事もある*10。
強さ
聖王国最強の聖騎士であり実力は英雄の領域にまで到達し*11、聖騎士団団長としては歴代最強と言われている*12。
自らの筋力の他、装着している全身鎧は軽く動きやすいため誰よりも早く駆けつける事が出来る*13。ヤルダバオトと戦うまでは内心、自身の膂力・脚力は人間種最高峰を自負していた*14。
作者によれば周辺国家最強では無く、漆黒聖典のある人、エンリの部下のゴブリンに次ぐ、聖騎士として第三位の実力を持つ*15。レベルだけならガゼフよりも上である*16。
聖剣サファルリシアの力でヤルダバオトを突き刺し、チクリとしたダメージを与えた*17。
聖戦士は単純な戦闘能力において戦士には劣る*18。
大雑把に言えば、戦士は攻撃型の前衛、聖戦士は防御型の前衛。数値で比較をすると、戦士(攻11:防9)、聖戦士(攻8:防11)。また、戦士は武技を多く学び、聖戦士は魔法の行使能力と戦士より高い耐性がある*19。
これらはあくまでも分かり易く説明した場合。
装備
- 聖剣サファルリシア
- 銀色の全身鎧
- 白色のサーコート
スキル
- 聖撃
- イビルスレイヤーのスキル
武技
- 流水加速
- 剛撃
- 要塞
- 剣撃を飛ばす武技(空斬?)
その他能力(分類不明)
- 鎧の力で短時間の飛行が可能。ただし自由自在ではない*20。
- 傷に手を翳し癒しの力を発動する*21。
略歴
- 自分には勉学よりも戦闘の才の方があり、勉強に労力・時間を割いても結果は芳しくない事を本人も理解していたため、全てを鍛錬に費やし聖王国の最上位の強者となった*22。
- 本来は団長ではなく突撃隊長等が適役であるが、聖騎士として実力が余りに高く捨て置く事が困難だったため団長に就任する。
- 作中では、ヤルダバオトが軍勢を率いて聖王国に侵攻した際に登場。
- 自ら聖騎士団の精鋭25名*23を率い、ヤルダバオトの姿を見た瞬間に突撃を敢行して交戦に入る.
- ヤルダバオトに敗れ、妹のケラルト、聖王女のカルカは消息不明になる。
- 聖王国解放軍団長となり、要害にある天然の洞窟を拠点に活動する*24。
- 聖王国への支援を得ようと使節団を率いて王国に向かうが援助は得られなかった。
- アインズ・ウール・ゴウン魔導国に向かい、魔導王を引き連れて聖王国に戻る。
- 魔導王の多大なる助力を得つつ、聖王国民の捕虜終了所を解放する。
- 聖王女カルカの兄であるカスポンド・ベサーレスを救出する。
- 小都市ロイツの籠城戦に参加。
- 解放軍は勝利を収めたが、魔導王の活躍に不快感を示し、「魔導王とヤルダバオトはグルだ!」とオーバーロード聖王国編の核心を突く。
- カルカ、ケラルトの死を知り狂乱。以後は腫れ物のように扱われ、何人かの聖騎士と共に訓練に専念するように命じられる。
- 北部聖王国と南部聖王国が合流後、鱗の悪魔スケイル・デーモンを撃破。解放軍は大都市プラートと首都ホバンスの奪還に成功する。
- 戦争が終結する。
- 以後は国にまだいるかもしれない亜人を討伐するために自宅で療養中。デミウルゴスの計画では今後処分される。
- 14巻023ページで死亡したことが語られた。
相関
- ケラルト・カストディオ
- 神官の妹。聞けば教えてくれる相手その1。共にカルカをサポートしている。
- カルカ・ベサーレス
- 聖王女。忠誠と正義を誓った相手。上下関係はあるが友人でもある。
- イサンドロ・サンチェス
- 聖騎士団副団長。聞けば教えてくれる相手その2。聖王国九色の桃色を授かっている。
- グスターボ・モンタニェス
- 聖騎士団副団長。聞けば教えてくれる相手その3。
- ネイア・バラハ
- 聖騎士団の従者(訓練兵)。ヤルダバオト戦後、他の聖騎士と比べて立場が低いのでストレスのはけ口になっている。(レメディオスに自覚はない)
- アインズ・ウール・ゴウン魔導王
- アンデッドがどうなろうとどうでもいいが、ヤルダバオトに勝てると言うなら期待している。上手く利用して使い潰したい。
- ドッペルゲンガーは誰だ!
- 候補に挙がっていた。
小ネタ
- 「クラス考察 その8」(聖騎士について) オーバーロード元ネタ考察サイト Tomb of the Overlord様
- キャラクターデザインの田粼聡氏は「黙っていれば美人さん」と評している*25。
- ヤルダバオト戦以後は国にまだいるかもしれない亜人を討伐するために自宅で療養していたが、その後、処分された模様*26。
- *1 : 12-051
- *2 : 12-056
- *3 : 12-072
- *4 : 12-069 150
- *5 : 12-060
- *6 : 12-080
- *7 : 13-034
- *8 : 12-310
- *9 : 12-116〜117
- *10 : 12-282 306
- *11 : 12-395
- *12 : 12-052
- *13 : 12-067
- *14 : 12-093
- *15 : オーバーロード12巻作者雑感
- *16 : 作者Twitter 2017年10月30日分
- *17 : 13-225
- *18 : 12-061
- *19 : 13-116
- *20 : 13-107
- *21 : 13-123
- *22 : 12-072
- *23 : 残りの聖騎士300名はグスターボ・モンタニェスを指揮官に亜人への備えとして城壁に向かった。
- *24 : 12-247
- *25 : 劇場版「オーバーロード 聖王国編」の劇場パンフレット
- *26 : 14-023
- 13-310 ↩︎
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