「違うわ、レエブン侯。演技をしていたわけではないわ。私は満たされていたのよ」
メインデータ | |||
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名前 | ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ renner theiere chardelon ryle vaiself | ||
種族 | 人間種(人間) | ||
分類 | 現地出身 | ||
異名 | 黄金の姫 | ||
役職 | リ・エスティーゼ王国第三王女 | ||
住居 | ロ・レンテ城 | ||
属性 | ? | カルマ値:? | |
種族レベル | 人間種のため種族レベル無し | ||
職業レベル | ジーニアス*1(プリンセス《一般》) | ?.Lv | |
アクトレス(一般) | ?.Lv | ||
サブデータ | |||
誕生日 | 上火月7日 | 身長 | ? |
年齢 | 16歳*2 | 性別 | 女 |
趣味 | クライムを眺めること | 家族 | 王家 |
登場 | web 書籍 | 声優 | 安野希世乃 |
人気投票 | 26位 | 備考 |
「――あぁ、なんて私は幸せなのかしら」
メインデータ | |||
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名前 | ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ renneer theiere chardelon ryle vaiself | ||
種族 | 異形種(悪魔) | ||
分類 | 現地出身 | ||
異名 | たった一部屋の領域守護者*3 | ||
役職 | ●●(将来) | ||
住居 | ナザリック第九階層の一室 | ||
属性 | ? | カルマ値:? | |
種族レベル | 小悪魔 | 1.Lv | |
職業レベル | アクトレス(一般) | 4.Lv | |
ジーニアス | 5.Lv | ||
サブデータ | |||
誕生日 | 上火月7日 | 身長 | ? |
年齢 | 18〜19歳*4 | 性別 | 女 |
趣味 | クライムと●●●すること | 家族 | – |
登場 | 書籍 | 声優 | 安野希世乃 |
備考 | 14巻時 |
種族 Lv.1 職業 Lv.9 合計 Lv.10(14巻時)
概要
ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフは、リ・エスティーゼ王国第三王女である。「黄金」と呼ばれる美しい姫。web版での名はラナー・ティエール・シャルドロン・ランツ・ヴァイセルフ。
王様優秀度は、12キャラ中、2位のジルクニフ(化け物)を大きく引き離すぶっちぎりの1位(理解外)である*5。
※同じ国を運営した場合、20年後に国を裕福にしている順位
ラナー(理解外)>>>ジルクニフ(化け物)>ドラウディロン(王様苦労経験値では周辺国家断トツトップ)>ザナック(普通に優秀)=リユロ(経験値もあるし、素で優秀)>バザー(戦闘国家になってそう)>ランポッサ(失敗はないが、大きな成功もない)>カルカ(強い政策が取れない)>オラサーダルク(自分を優先)>バルブロ(王としての知識を持っているだけ)>>シャースーリュー(世界が狭い)>鈴木悟(凡人)
オーバーロード12巻作者雑感|丸山くがねの活動報告 より引用
正:ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ
誤:ラナー・ティエール・シャルドルン・ライル・ヴァイセルフ
※ファンの間で「シャルドルン」のラナーが非常に増えているが、間違った名前なので注意。
外見
母親の美貌を受け継いでおり、黄金の髪は長く後ろに艶やかに流れている。唇は微笑を浮かべた桜の花の如くで、色素は薄いが健康的な色合いをしている。深みのある青の瞳はブルーサファイアを思わせ、柔らかい色を湛えている*6。その美貌は吟遊詩人達がこぞって歌を送ってくる程*7。ラキュースを「生命の輝き」と呼ぶならラナーは「宝石の輝き」である*8。
性格
温厚で慈悲深い性格。国や民の事を慮り被支配者側の国民に則した政策・法律を立案するため、見識のある者や恩恵を受けた者からの評価・人気は高い。一方、自案を制定するために必要となる根回しは苦手*9。「自分に理解出来る事が他人は何故理解出来ないのか」が分からないのが欠点*10。相手を理解できないweb版よりも性格は真面になったが、単純に精神が歪んだだけである*11。
クライムを愛しており途轍もなく執着している。
精神の異形種
極少数しか見た事のある者がいないラナーの本当の姿。瞳の輝きが欠けた状態で、それを見たザナックはおぞましい化け物に変貌したように見えたとか異質な存在と評する*12。
善悪は理解するが、自分の目的のために家族や国民を平然と裏切り、それに後ろめたさや後悔は微塵も覚える事無く行動できるタイプ*13。幼少の頃から類まれな才能を発揮したが、周囲には自身と同じ領域に到達していた者が皆無であり、「得体の知れない事を呟く少女」「理解不能な事を述べる薄気味悪い少女」という評価を受ける。母譲りの美貌のため嫌悪は大して無く愛情も多少は得ていたが、「同等の人間」がいない事はラナーの精神に甚大な影響を与え徐々に歪んでいった。身体的にも拒食症を発症し緩やかに死に向かっていったが、拾った子犬が自分に向ける視線の中に、「自分と同じ人間」を見出したため、満たされる事となる*14。
賢さ
数多の断片的な情報を凄まじい洞察・観察能力で組み上げ事実に到達出来るという、洞察力・観察力・発想力・理解力等「思考する」という行為に関連する全能力が比類なきまでに発達している*15。そのため、八本指の拠点から入手した暗号文の解読等は造作も無い*16。また、自分付のメイド達との会話等からブルムラシュー侯が王国を裏切っている事を見抜いている等*17、貴族・王派閥の真実を把握している。
レエブン侯は、少女だったラナーの言葉の意味・価値を後に理解して、「私が及びもつかない高度な洞察から、計り知れない価値のある言葉を述べていた少女」と評している*18。神視点の地の文だと、大陸全土を見ても彼女の「天才とも、神から授かったとしか形容出来ない才能」に匹敵する人間はいないとされ、唯一人外の極少数の存在が比肩するとされる。ナザリック地下大墳墓においてはアルベド、デミウルゴスでほぼ五分五分とされる*19。
その上、王女として対面する際の笑顔、情報を漏らす愚かな姫の笑顔など、場面により多くの表情・態度を使い分ける高い演技力を併せ持つ*20。
服装
- 細かい意匠が施された白いドレス
- 金のネックレス
アイテム
- 保温瓶
- ハンドベル
略歴
相関
- クライム
- 愛しの忠犬。いつまでもその純粋な瞳で自分を見てほしい。惚れた理由は『アニマルセラピー』*21
- ラキュース
- 蒼の薔薇のリーダー。
- ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ
- 兄。第二王子。
- エリアス・ブラント・デイル・レエブン
- 王国のバランスを保つ陰の功労者。web板ではレエブン侯の子供と偽装結婚する話をしたが、書籍では思いっきり拒否された。
- デミウルゴス
- 王都で出会った悪魔。自分を売り込んだ。
- アルベド
- 直属の上司になった。信用されるために自分の弱み(クライム)を語りに語った。ラナーの能力を高く評価しているが、主人をラナーの茶番につき合わせた事をよく思っていない。
- アインズ・ウール・ゴウン
- 恐ろしいほど頭が回る人物。国家レベルで謀略と知略の才人。強大な力を持ちながら増長しない化物。
- 黒い仔山羊が「殺してはいけない4人」は誰か
- 大虐殺で死ななかったため候補に挙げられる。
小ネタ
- ラナーはプリンセス(一般)のクラスが異様に低く、アクトレス(一般)のクラスが異様に高い。*22
- 希少職業の『ジーニアス』の効果でレベルを『プリンセス』に置き換えていると判明した*23。つまり、プリンセスは持っていない=異様に低い、ということ。
- 作者によると、孤児院の設立は本当に孤児院を作っただけで子どもたちに未来はあるらしい(2016年)*24。
- クライムとブレインの給金はラナーの歳費から支払われている。王家に雇われているわけではない*25。
- 『役職●●』は14巻の段階では絶対にわからないことらしい*26。
- アプリゲーム「MASS FOR THE DEAD」でもラナーは14巻と似たような経緯と目的でナザリック入りを果たした*27。
- 残念ながら「堕落の種子」の使用条件の詳細は不明のままだが、14巻との差異から考察が多少進んだと思われる。
- ①オバマスでも人間多数を料理で毒殺。
- ②子供や肉親は生贄に使用されていない。
- ③毒殺後に悪魔となりナザリック内で登場(※毒殺後、即座に悪魔化したわけではない。)。
- ④堕落の種子をラナーに与えたのは、毒殺終了後、ラナーがナザリックに帰還してから*28。
- 残念ながら「堕落の種子」の使用条件の詳細は不明のままだが、14巻との差異から考察が多少進んだと思われる。
- 夢が叶ったラナーはアニメ4期で踊り歌った。原作では願望の独白のみ。
- これはアニメスタッフが原作文章の「(嬉しさの余り)踊りたい。歌いたい。*29」を、「歌いたい踊りたいと書いているなら、アニメでは歌って踊っている絵を作らないとダメなんだろうな」と解釈した結果だという*30。
- アニメ4期はこのシーンのために制作されたという点も少々あったらしい。
- 王国を改革するため多くの政策を立案するが、その都度大貴族の横槍でほとんど廃案となった。作中では以下の内容が判明している。
- 冒険者に対する報奨金の支払い*31。
- 奴隷売買の禁止*32。
- 小規模ではあるが王直轄の部隊における街道警備など*33。
- 通行税の廃止は頓挫した*34。
- 作中では王国の犯罪組織『八本指』の調査を蒼の薔薇に冒険者組合を介さず直接依頼していた*35。
- セバスの提出した資料を読んだデミウルゴスが興味を抱きラナーの元を訪れた*36。
- ラナーは自身に付けられている影の悪魔*37がデミウルゴスに連絡している*38。
- デミウルゴスと出会ってから王国が滅亡するまでの出来事の9割がラナーの発案だった*39。
web版
- イビルアイの正体が「国堕とし」である事を知っている*40。
- 目立った活躍は無くナザリックと接触していない。
- 17歳*41。その美しさは肖像画が描けないといわれる程。
- 心の一部が壊れているが、同時にクライムが望む自分を演じるという愛情深い人*42。
- 優秀だが根回しとかが上手くない。天才ゆえに一般人の事が良く分からない歪んだ人*43。
- 全権を委任して全員がラナーの奴隷の如く動けば幸せな未来が待っている*44。
- *1 : 14巻キャラ紹介
- *2 : 3-162
- *3 : 『黄金の姫』は誤植。(14巻雑感)
- *4 : 14巻時
- *5 : オーバーロード12巻作者雑感
- *6 : 3-162
- *7 : 5巻 巻末キャラ紹介
- *8 : 5-083
- *9 : 5-082
- *10 : 6-088
- *11 : オーバーロード5巻&6巻作者雑感
- *12 : 6-086
- *13 : 10-223〜224
- *14 : 6-089〜090
- *15 : 6-088
- *16 : 5-094〜095
- *17 : 6-084
- *18 : 6-085
- *19 : 6-088
- *20 : 5-360
- *21 : 14巻雑感
- *22 : なろう活動報告「オーバーロード5巻に関する作者雑感」より
- *23 : 14巻キャラ紹介
- *24 : 作者Twitter 6:45 – 2016年6月3日
- *25 : 14-293
- *26 : 14巻雑感
- *27 : オバマスイベント「堕ちた黄金の舞踏祭」
- *28 : オバマスイベント「堕ちた黄金の舞踏祭」第4話
- *29 : 14-542
- *30 : 「ANIME MANGA EXPLOSION 『マッドハウス特集』」 NHK WORLD JAPAN On Demand
- *31 : 2-074〜075
- *32 : 5-209
- *33 : 3-016
- *34 : 2-075
- *35 : 5-093
- *36 : 6-044、5-357〜358
- *37 : 10-225
- *38 : 6-117
- *39 : 14-538
- *40 : web 王都−15
- *41 : web 諸国−1
- *42 : Arcadia感想返し [2675]
- *43 : 感想返し [2583]
- *44 : 感想返し [2877]
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